BLと心の闇①

最近、Kindle Unlimitedにハマり、読書の楽しみを再確認したのです。
自分の脳内で次々と起きる連想と妄想。

Amazon primeやNetflixなど映像で視聴できる娯楽も好きだけど、
Podcastやラジオの耳だけで楽しむでもいいんだけど、
紙や電子書籍での読書と頭の中の整理はやっぱり必要なんだよなと思う。
それは、疲弊しきっていない、ある程度の体力・気力がある状態でないと無理なのもよく分かった。

昭和感覚が抜けない価値観や思考に気づいたり、乗り越えたと思っていただけで実はまだ燻っていたトラウマに気づいたり、認めたくない自分のダメさ加減や嫌な部分に気づいてしまい、必死に言い訳をして足掻いた結果、やはりこれは認めてしまったほうがいいという結果に至る。
というか、認めざるを得ないし、言い訳するのにもいい加減ネタ切れして疲れた。
そもそもどうしてこんなに必死で言い訳してるんだろ?と馬鹿馬鹿しくなったのだ。

きっかけはBL。
女性が性的に消費されていないだけで安心出来る。
そこでふと気づく、
なぜ安心なんだ?????

ノンケの男性がふとした事で同性と恋に落ちる、多少の葛藤はあるものの割とスムーズに肉体関係を結ぶ。
ワタシはこの過程をとてつもなく羨ましく思っていた。
幼少期にはっきりとした性虐待があった訳ではない。昭和感覚で言うと、ただ可愛い子供とのスキンシップや視覚的に愛でているだけ。
そう思い込んで封印していたけれど、心の傷にはなっていたのだ。
カラダに傷がついたわけでもない、覗かれたり盗撮された訳でもない。ただ、やたらとカラダを弄られる、やたらと裸にさせる、それも愛情表現というよりは欲情の様な荒い息遣い付きで。
子供と遊んでいる、お風呂に入れている、水遊びの見守り、という名目で。

尊厳を持って好きな人に触れる行為と、ただ性欲に任せて無抵抗な誰かをはけ口として使うオナニーの様な行為は全くの別物だ。
10代の若い頃なんてその区別が曖昧だ。好奇心だってある。

ワタシはカラダに触れられるのが苦手だし、やたらと距離が近いのも苦手だ。
くっついても平気と思えるくらいの信頼感が持てるまでは、ある程度の時間が欲しい。
この信頼は、相手に対してのというよりは、自分の判断力に対する信頼だ。

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