見出し画像

お騒がせしている件について

皆さんこんにちは、林檎唄です。

Xのポストをご覧頂いた方には、驚かせてしまって申し訳ありません。

あの様なポストをつい投稿してしまった事で、
大変お騒がせしております。
その件について、私、林檎唄の現状をきちんとお伝えさせて頂こうと思い、このnoteに記します。

少し長い話になりますが、お時間がありましたら何卒お付き合い頂ければ幸いです。

事の発端は、思えばもうずっと前から始まっていたのかもしれませんが、
直接的な要因になったのはやはり7月にコロナに感染したからでしょうか。

私は今、コロナ後遺症である「慢性上咽頭炎」「慢性副鼻腔炎」を患っています。

副鼻腔炎は聞いた事があっても、なかなか
「慢性上咽頭炎」と言う疾患に関しては
お聞き馴染みのない方も多いと思います。

それもその筈、これは医学書にも詳細の記載がない病であり、
その癖、1度罹患するとほぼ完治の可能性は0と言っていいほどの、難治性の疾患です。

それなのに、難病指定にはならない。
診断書に記載できる疾患名では無いのです。

慢性上咽頭炎のイメージ

人体の「喉」の名称がつく部位の
「上咽頭炎」「中咽頭」「下咽頭」のうち、
鼻腔の奥にある「上咽頭」の後壁辺りが常に炎症を起こしている状態。
この部位の炎症は非常に治まりにくく、投薬による治療も難しい。

唯一有効な治療法は「上咽頭擦過両方(EAT)」
通称「Bスポット療法」しかありません。

炎症箇所に直に塩化亜鉛を塗りつける原始的な治療法ですが、
この処置を適切に行える「名医」と呼ばれるお医者様は、仙台・大阪・福岡の3拠点にいる3名しかいらっしゃいません。
私の地元の耳鼻科のお医者様方は、正直に申し上げると「なんちゃって」の即席の治療しかしてくださらず、治療効果は最初の1度以降感じられません。

その上、例え名医に通っても完治は難しく、
7~8割寛解できれば御の字、と言った状況です。
それも、何年もかけてようやく。
何年かかっても寛解しない方もいます。

そして残念ながら私の居住地は名医のいる所とは大きくかけ離れています。

炎症を抑えるための対しての根本改善として、東洋医学の「漢方」「鍼灸」「食事改善」と色々試していますが、どれも症状の緩和には今ひと繋がりません。

この病気の厄介なところは、上咽頭は脳に近い部位に位置し、ここに炎症が起きると迷走神経に作用し、免疫異常や自律神経麻痺、そこから全身の様々な諸症状を引き起こします。

恐らく、長年コロナ後遺症を患ってらっしゃる方の根本の病巣がこの疾患だと思われます。
この病巣から飛び火して、リウマチやlgA腎症、
その他重篤な疾患を合併症として併発することもあるのです。

私に発祥しているものとしては
・首、肩、背筋の異常な凝り
・筋肉が弛緩しない事による不眠と倦怠感
・頭痛
・耳の詰まり感
・上咽頭炎からの副鼻腔炎による後鼻漏
・そこから絶えず発生する痰による
     炎症の悪化と咳、喉の痛みと詰まり、声枯れ
・たまに呼吸困難
・ブレインフォグ
・動悸が治まらない
・逆流性食道炎(上咽頭炎を助長する)
・常に微熱

と言ったところ。

無理に発声しようとすると、鼻腔を否が応でも振動させるので、その摩擦で炎症が悪化する。

つまり、この病に罹った時点で
声劇演者「林檎唄」としての死を宣告された。

大好きなお芝居も、歌も奪われてしまった。

いつ元の身体に戻るか分からない。
いや、もう戻らないかもしれない。

のみならず、上記の慢性的な体調不良では就労も難しく、日常生活すら覚束無い。
収支が無いのに、膨大な医療費が出ていくばかり。

このまま緩やかに死を待つしかないのか?

そんな中で、更に追い討ちを掛ける絶望的な事が昨日ありました。
それについては、次の投稿でお話ししたいと思います。
良ければお付き合いくださいませ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?