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今日の天使

ま〜た志磨くんの話しちゃお。今回はビジュアルの話。ドレスコーズ+bedcover!!のアーカイブ配信を見ました。

この3月ごろから、よくライブ配信を買うようになりました。

頻度でいうと、2020年、研究室がリモートになって大学に行けず毎日さみしかった頃以来です。
あの頃はYouTubeやTwitch、インスタでのDJたちの無料配信に本当に救われました。それから、サカナクションにもかなり感謝しなくてはいけない。

このごろまた配信ライブに手が伸びるようになったのは、サツマカワRPGがきっかけです。お笑いではテレビの人気者しか全国ツアーをしないし、わたしもそう頻繁に東京に遊びに行っていい職種ではない。だから配信があると本当にありがたいです。しかもお笑いのライブは安いし高頻度。不安になるくらい安い。本当にそれでいいのか。その中に8000円のライブがあったら逆に行きたい。

で、ライブの配信を買う習慣がついた。するとお笑いだけでなく音楽ライブの配信もスッと買うようになりました。いいよね、毎日仕事大変だし。帰宅後の楽しみがあった方が1日頑張れるってものよね。

そんなわけで25日の終わりにアーカイブが終了する配信を、24日寝る直前に思い立って買いました。お前はいつもギリギリだな。

かっけ〜。ふとした瞬間の立ち姿も映える。
ドレスコーズのライブには何度でも見たくなる魅力があって、その1つに志磨さんの立ち居振る舞いがある。歌詞に合わせて芝居がかった振付をする、その細かな所作が洗練されていて美しい。手のひらをひらりと返す動作、腰に当てる手はグーで、銃を構えたり手首を切る二本指はスッと揃っている。本当に上品で綺麗。

というか、そもそもご本人がかなり美しい。めちゃくちゃ大きいベンガルネコとか、そんな感じのしなやかな細さ。細身のスーツの幅が余っていて、丈から長い手足が覗いている。ステージの上に立っているとサイズ感が分かりづらいけれど、インストアライブや握手会でご本人を目前に見て驚いた。ロックスター然とした長髪から覗く、彫りの深い白い顔立ち。骨格の、角ばったところとしなやかなところのバランスが絶妙で好き。

指が長くて手のひらも長い

急に性癖を発揮してしまった。大変失礼いたしました。耽美ですね。

よくもまあこんなに見た目の話ばかりして節操がないような気がしますが、それでも見た目の話をしてもいいと思ったのは、志磨さんがビジュアルに対しても表現の1つとしてこだわりを持っている、と感じるからです。
志磨さんの音楽のルーツになっているロックスターたちがいて、その人たちがそうしてきたように、アイコンとして「ドレスコーズの志磨遼平」を表現することを追究していると感じます。ロックスターのフィジカル的な部分をサンプリングしたという話を、インタビュー記事でも読んだ覚えがあります。

志磨さんはキースリチャーズの真似をして右手中指に銀の指輪をしている、と、どこかで聞いてから、私は志磨さんの真似をして右手中指に銀の指輪をしています。ロックンロールの文化は憧れられて真似されることで脈々と受け継がれているんだね〜、と思います。

アイラインとシャドーが見える。

志磨くんの話、2回目なのにまだ曲に触れていない。1回目はこちら、海王星についてでした。

タイトルにした今日の天使は、中島らもさんとカネコアヤノさんからお言葉を拝借しました。

一人の人間の一日には、必ず一人、
「その日の天使」がついている。

今日の私を幸せにしてくれたのは志磨くんだったということです。明日も生きていける。

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