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1ターンでサイド6枚取り？！ロストグラビティデッキ！

せらちょむ

あいさつ

はじめまして。
宮崎でポケモンカードをプレイしているせらちょむ(@chom_pcg)といいます。

今回は僕がシティリーグで使用した《大地の封印石》入りのロストデッキについて解説しようと思います。　

当日のマッチアップなどは↓を参考にお願いします。


環境について

まず、環境についてですが《ルギアVstar》を軸にしたデッキがシェア率を50%近く閉めているとんでもない環境になってます。
世はまさにルギア時代、ちょっと前までロスト最強環境だったのに

そのため、まずデッキを組む時は「ルギアデッキにどうやって勝つか」を前提にデッキを組む必要があります。

デッキについて

元々、パラダイムトリガーが販売される前からエネルギーが4色のロストを使用していました。
その時のリストがこちらです

旧型ロストバレット

このデッキでも十分強かったですが、明確な欠点がありました。

デカブツに弱すぎる…

そうなんです。
メインアタッカーはどれも打点が低く、弱点がつけないので《ジュラルドンVMAX》や《ヌメルゴンVSTAR》を軸にめっぽう弱いです。
パラダイムトリガー後、《レジドラゴVSTAR》が流行ったら無理じゃね？っと思い始めました
しかもこいつらなぜか全員ドラゴンで弱点ねえし大体トップですごいきずぐすり引いてドヤ顔で回復してくるからな

そこでまず考えたのが「たそがれのひらめき」の《ヤドラン》と《大地の封印石》を入れたロストデッキです。


改めて見ると書いてる事結構やばい
これも書いてる事やばい


相手が育ちきるまでにサイドを4枚取り、相手のサイドが残り1枚になったらたそがれのひらめきを使うのがデッキコンセプトです。
これ決めたら相手は大体「うわwしょうもね〜w」と言ってきます、ポケカ仲間のよしおくん(@TTF_KOKI)にこれ決めたら発狂されました。

ちなみに、その時のリストはこれです

ロストグラビティVer.0.85みたいなアレ

《ネジキ》を採用し、よりヤドランへアクセスしやすいように組みました
やる事は簡単で

1.後攻を選択しロストをひたすら貯める
2.後攻2ターン目で《ガラルサンダーV》＋《大地の封印石》を使い、相手のHPを削る
3.《ヤミラミ》のロストマインや《ウッウ》のおとぼけスピット、《かがやくゲッコウガ》のげっこうしゅりけん＋《ガラルジグザグマ》のかんしゃくヘッドなどを使いサイドを4枚取ることを目指す
4.相手のサイドが残り1になったら《ネジキ》＋《ふつうのつりざお》＋《ミラージュゲート》などを使い《ヤドラン》を出す、たそがれのひらめきでゲームエンド

まぁこれが出来ればそりゃ勝てるんですよ、ただやはりこのリストだと分かったことがありました。

ルギアに勝てねえ…

はい、そりゃそうですよね。
確かにデカブツには勝てるようになったけど、こいつに勝てないなら何の意味がない。
そもそもルギア側に非エクのアタッカーが豊富だしルギア倒せねえしスターグラビティ打ってる暇ねえし全く勝てませんでした。
《ライコウV》が無くても勝てるかな？って思ったけど普通に無理だったので、ルギア対策としてまた雷エネルギーと《ライコウV》を入れましたがそれでもやっと5割勝てるかどうかって感じでした。
ルギアお前やってる事ほんまやばいぞ？なんやねんてめえざけんな

そして僕は気付きました。

ヤドランいらんやんけ〜！☝️💦(スーパーマ◯オくん風)

うん、そもそもヤドラン使える時ってこっちが優勢な時なんすよ、ヤドラン用意するより目の前の相手倒す事で精一杯です。
ミラージュゲートもデッキに無限にあるわけじゃないので。
後は安定感の無さから以前ビビり散らかしてた《レジドラゴVstar》はそこまでシェア率高くならんなと思いました。
俺だけミラージュゲート10枚くらい使わせてくれ

そもそもルギアには《大地の封印石》でスターグラビティを打ってる暇が無いと感じました。
こちらがロストデッキだと相手はまず《ノコッチ》は出してこない事が多いです。
そのためやはり《ライコウV》の通りがめちゃくちゃ良いです。

そこで最終結論として完成したデッキがこちらになります。

デッキコード：8c88xa-EoudLL-48D8cK

こちらになります。
ここからはカードの採用理由などを解説していきます。

採用カード(ポケモン編)

・キュワワー
これ説明する必要ないでしょ、4枚必須

・ウッウ
ロストバレットなら2枚必須だと思ってます、おとぼけスピットは卍最強卍

・ヤミラミ
ロストギミック最強カードです。
2枚だけど枠があるなら3枚目も欲しい、スターグラビティを使った後のVSTARやVMAX、システムポケモンの《クロバットV》や《ネオラントV》を回復やHPあげるどうぐを付けられない限り確定で倒せます。

・かがやくゲッコウガ
このデッキの主役と言っても過言ではありません。
スターグラビティを使った後、《ガラルジグザグマ》のかんしゃくヘッド＋《回収ネット》でVMAXやVSTAR＋に10点ずつ乗せればサイドを一気に進める事が出来ます。
「かくしふだ」もドロソ＋キバナ用のエネトラッシュと活躍の幅がとても広いです。

・ガラルジグザグマ
前述の通り、げっこうしゅりけんと併せて使うとサイドを一気に取れますし、HP70ラインのマナフィやキュワワーに使えばロストマインから2枚抜き出来ます。

・マナフィ
後1で《キュワワー》を展開していきロストを貯めないといけません、その為ルギアデッキに主に採用されてる《アメイジングライコウ》やもはや虹色カードの《かがやくゲッコウガ》など非エクを2枚どりしてくるカードが環境にいる以上必須となります。

・ライコウV
対ルギア最終兵器
元々は《オリジンパルキアVstar》やくそきもい《エンペルトV》を倒すために入れてましたが、《ルギアVstar》も雷弱点なので採用しました。
ベンチに6体ポケモンがいたら、素点20+120=140ダメ、弱点で280ダメージとなる事を頭に入れておきましょう。
《Vガードエネルギー》をつけられていたら必要なポケモンの数は7体になります。
どや顔でルギアにライコウ出して「ライトニングロンド、280点で(ﾌｯ)」と言っても相手に「Vガードついてるので250点ですね^^ｻﾞﾏｧw」となったら赤っ恥をかきます、気をつけましょう。

・ガラルサンダーV
このデッキの主役その2です。
相手がポケモンVを3体以上展開してきたらこいつに《大地の封印石》をつけるだけであら不思議
なんと特性の「とうそうほんのう」の効果で0エネで打てます。
このカードをV主体の《ミュウVMAX》デッキなどに後2で《大地の封印石》をつけてスターグラビティ使う事を目指しましょう。
スターグラビティは勿論ですが《アルセウスVstar》やメガネクイらせインキャオタク御用達の《クワガノンV》を弱点込みでワンパンする事も出来ます。
思ってる以上に仕事が多いのでとても活躍します。
他にも技の効果で《Vガードエネルギー》を破壊出来るのも強いですね。

・ネオラントV
後1でアクロマ引けないと負けに直結するので、クイックボールから確定でアクロマに触れるため採用。
キバナから大地の封印石持ってきてネオラントがスターグラビティ打つ事もよくあります。
アクアリターンも強い。

・カビゴン
正直ここは自由枠だと思ってます。
シティ前に1番採用するか迷ったカードです。
まぁただ非エクで180点だせるのと、おとぼけスピットの110点＋どっすんグースカで290点だせたり、げっこうしゅりけんの90点＋かんしゃくヘッドの10点＋どっすんグースカの180点で丁度280点になったり、《ミュウV》のHPが180点なので丁度ワンパンできたりと、活躍の場が広いなと思い採用しました。
スペックはとても高いカードですが、環境と要相談って感じですね。

採用カード(トレーナーズ編)

ここからはトレーナーズについて解説します。
汎用カードの採用は省略します。面倒くさいんで

・ロストスイーパー
このカードは頂への雪道などの邪魔なスタジアムや、ツールジャマーなどのこちらの要求値を上げるどうぐやを割る事ができ、ロストマインやミラージュゲートを打つためのロストが1足りないって時に重宝します。
入れてないパターンのデッキもありますが、入れ得のカードだと思います。

・やまびこホーン
アルセウス◯◯系統のデッキのアルセウスをガラルサンダーで倒した後にもう一度呼び戻すために使用したり、非エク系統のデッキがロストマインのケアをしてきた時に使用します。
中盤以降はとても強いカードです。

・ヒスイのヘビーボール
大事なカードがサイド落ちした時用の保険です。
ルギア対面で《ライコウV》がサイド落ちしたら負けです。

・大地の封印石
このデッキの最強カードです。
ロストバレット系のデッキを使うと誰もが思うはずです。
そう、「か、火力が足りねえ…」と
そのために《かがやくリザードン》を採用している所謂LTBデッキもありますが、入れ替え札などを大量に入れて構築を寄せないと安定感が下がるんですよね、そのためこの手のデッキのかがやく枠は《かがやくゲッコウガ》が優先されると思います。
そこで、火力不足を無理やり補うために《大地の封印石》をポケモンV(主にガラルサンダー)に付け、強引にHPを減らせば攻撃力の低い非エクポケモンでも倒せます。

・キバナ
このデッキは確定サーチが無いため《大地の封印石》を持ってくる手段がありません。
縦引きだけで引くのは都合が良すぎるのと、後1から後ろのVポケモンつけた場合はほぼ確実にボスで呼ばれるかケアして進化してきません。
そのため、先であえて倒されてキバナから大地の封印石を持ってくるために採用しています。
ロストが7枚貯まっているとミラージュゲート＋キバナで確実にエネルギーを2枚つけれるのも強いです。
2枚採用してても損はないカードです。

・トレーニングコート
《かがやくゲッコウガ》のかくしふだを使いながらデッキを回す事が多いので、エネルギーが枯渇しがちになります。
他にも、その時欲しいエネルギーを回収したり相手の邪魔なスタジアムを張り替えられる事もできます。
1枚は採用した方が良いカードだと思います。

デッキの回し方

ざっと採用カードの説明をしました。
ここからはこのデッキの回し方になります。

まず、このデッキはは最初のじゃんけんで後攻を選びます。
理由はいくつかあって

・バトルVIPパスが不採用のため、先行だと展開出来ない場合がある
・後2ターン目にキバナを使う事が多いため、後1に確実にアクロマの実験を使いロストを貯める必要がある
・相手の進化したVMAXやVstarに後攻2ターン目でスターグラビティを打ちたい為

主な理由はこうなります。
他にも非エク軸のデッキだと後1おとぼけスピットがとても強いので、わざわざ先行を選ぶメリットが薄いです。
ただ、現環境の上位デッキ(主にルギア)は圧倒的に先行が強いので考える余地はあります。

主なデッキの流れは下記になります。

1.後攻1ターン目はキュワワーのはなえらびや、アクロマの実験を使いロストを積極的に貯める。

2.相手がV主体のデッキの場合はスターグラビティを使う、《ルギアVstar》などの弱点をつける対面はスターグラビティを使わずにそのまま倒す事もあります。
相手の場にポケモンVが3体以上→スターグラビティ
相手の場にポケモンVが2体以下→スターグラビティは打たずにおとぼけスピット使ったり、弱点をつけるならそのまま倒す。
と大まかにイメージしていただければ大丈夫です。

3.スターグラビティを打った後に回復されなかった場合、「げっこうしゅりけん」＋「かんしゃくヘッド」などを使いサイドを一気に取る、手札的に難しそうな場合はロストマインやおとぼけスピットで確実に倒す。

4.やまびこホーン×ボスの司令で弱点をつけるポケモンを呼んだり、残りHPが少ないポケモンVなどにロストマインを使いサイドを取り切る

大体の流れはこうなります。
各対面への立ち回りなどは気が向いたら書きます。
初動の安定感をあげるために他のカードを減らして《バトルVIPパス》を入れたり、構築を寄せて《アメイジングライコウ》を入れたり「アクアストリーム」の《カイオーガ》を軸にしたデッキでも強いと思います。
ロストギミック＋大地の封印石はとても強いコンボとなりますので、皆さんも使ってみてください。

ここまで読んでくれてありがとうございました！

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