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星空の映画祭

長野県原村、八ヶ岳自然文化園
星空の映画祭。

最高に素敵な夏の思い出ができたので忘れないうちに書き残しておこうと思う。

実は大学生の頃からずっとずっと訪れたかったイベント。行きたい行きたいと言い続けたものの、なんだかんだ忙しくて休みが取れずにここまで6年?7年?くらい寝かせていた夢のような時間に当時からずっと一緒に行こうと約束していた大好きな友人と2人でようやくの訪問。

俗に言う野外シネマなわけだけど、夕焼けに染まる緑の中に突如現れる巨大スクリーン。
家族連れ、地元のカップル、そしてはるばる避暑地にやってきたであろう私たちのような人々までみんながみんなのんびりと芝生に座り、各々が好きな飲み物を飲んだり、キッチンカーで買ったご飯を食べたりしつつ、日暮れを見ながら上映開始を待つ。ちょうどあたりが暗くなった19時半、映画が始まる。

今年は18日間の開催で作品は日替わり。
この日見たのは「ゴジラ−1.0」

1度も見たことがなかったし、ゴジラなんてゴジハムくん以来だったので内容としては全く期待せず、雰囲気でしょ!くらいのノリだったが相当よかった。内容について書き始めると止まらないので今回は割愛。

毎日毎日もみくちゃにされてる都会の雑踏と酷暑から離れて、標高約1,300メートルの澄んだ空気と少し冷たい空気の中で見る映画。この日はとても天気が良くて空が澄んでいたのもあり、ふと上映中に空を見上げると満点の星空。上映中にスクリーンの上を通り過ぎる流れ星。もうお腹いっぱいくらいの幸せ、今まで行ったどの野外シネマよりもどの映画館よりも感動的で最ッッッ高の空間だった。。

アアまた来たいね、来年も来ようねと言いながら友人の車で近くのペンションに戻る。肌寒い空気の中、人通りのないガラッとした山道に降り立つとプラネタリウムよりプラネタリウムな星空にお迎えされる。

iPhoneでも余裕で撮影できるほどの満天すぎる星空。ここまで約3時間、全部セットであまりにも眼福でハッピーすぎる

こんなに素敵な映画祭を、そしてこんなに素敵な原村を知らない人の方が多いだなんてみんな損してる!特に映画が好きな人、自然が好きな人。都心の野外シネマや海辺の映画祭なんかももちろん良いのだけど、1度この感動を味わってほしい。

座布団と羽織を持って
来年は一緒の空気を吸いましょう

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