23年6月第4週の振返り(総合商社について、JPXから株主優待到着など)
〇今週の買付銘柄
6月19日(月)から23日(金)に買い増しした銘柄と株数は以下の通り。
〇1株投資のおかげで
まもなく株式投資を始めて1年半が経過しようとしています。
私は単元買いをすることは稀で、基本的には1株投資を愛用しています。
21年12月末に投資を始めて以降、ほぼ毎営業日、強弱をつけながらコツコツと優良企業の株を買い続けてきました。
日々の買付により、数十円から数百円ずつ年間予定配当金が増えます。
数十円から数百円というと微々たるものかもしれませんが、「塵も積もれば山となる」の精神から私はこの日々の積み重ねをとても大切にしています。
実際、現在の年間予定配当金は35万円に迫ろうとしており、既に小さな山はできつつあると感じています。
また、毎営業日株式を買おうとすることで、日々の小さな無駄遣いがなくなったということも大きな変化です。1株投資の存在は私の倹約意識も劇的に向上させました。
一昔前は基本的には単元買いしかできなかったとのこと。資金が決して潤沢とはいえない私にとって、1株投資ができる現在の環境にはとても感謝しています。
〇総合商社について
6月19日(月)、バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイの5大商社株への更なる買い増しが明らかとなりました。
20年8月、22年11月、そして今回と3度目の大量保有報告提出。今回の買い増しで、バークシャーの5大商社株保有率平均は8.5%以上(自己株を除く)となりました。
5月以降、三菱商事はじめ5大商社株は尋常じゃない上昇を見せてきましたが、これで納得です。
総合商社株の異常な強さの背景としては、ファンダメンタルズ(資源価格や為替等)が良好であること・資源インフレの継続に対する信任向上・資本効率の大幅改善・高い株主還元の実施等々が挙げられると思いますが、これらだけでは異常な強さの説明としては弱いと考えます。
一部報道にもありましたが、「バフェット氏によって総合商社の埋没価値の顕在化が始まった?」という仮説が個人的には一番しっくりきます。
以下、6/20付の日経速報ニュース記事を引用します。
バフェット氏のお墨付きによって海外投資家中心に総合商社株への買い需要が爆発的に増加。これが最近の爆上げの主要因と考えています。
さて、現在の総合商社への投資スタンスですが、結論から言うと今は「静観」です。
ドル建てで見るバフェット氏にとって見える景色は我々とは異なるのでしょうが、個人的には現在の株価水準では納得して投資することができません。
現水準でも決して割高とは思いませんが、(他の銘柄との比較で)割安とも思えないからです。自分のモノサシに照らして割安と思う(=納得できる)株価じゃないと私は投資できません。
今後更に上昇を続けるかもしれませんが、そうだとしても諦めがつきます。
投資人生はまだまだ長いです。長い目で見れば、総合商社も苦しくなる時期があるでしょうし、利益に比して割安と思える水準に株価が位置する時も来るでしょう。
そういったタイミングまで辛抱強く待ちたいと思います。
最後に一言。
もっと買っとけばよかった(泣)
〇JPXから株主優待到着
JPXから株主優待として2,000円分のクオカードが届きました。
同社の優待内容は、100株以上で1,000円相当、1年以上で2,000円相当、2年以上で3,000円相当、3年以上で4,000円相当のクオカード付与となっています。
私はあくまで配当金重視の投資をしており、株主優待狙いの投資はしませんが、こうして実際に優待をもらうとやっぱり嬉しいものですね。
優待廃止リスクはありますが、同社は独占企業の代表格的な存在であり、株主還元にも積極的であることから、今後も長期間保有を継続するつもりです。
現在、私名義で100株保有していますが、株価が安くなることがあれば妻名義でも単元化してしまおうと考えています。
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