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抜毛症

「毛を抜いてしまう」という情報を何かで見て、ああこういう症状にも名がついているのだなということを最近知りました。

抜毛症をご存知でしょうか。


抜毛症

抜毛症とは毛を抜きたいという衝動がおさえられず抜いてしまう症状のことを指すようです。毛を抜く直前に緊張感や不安を抱いており、毛を抜くことでそうした感情が和らぐのだとか。

毛髪が少なくなるほど毛を抜いていて、やめられないことに強い苦痛を感じているか、日常生活に支障をきたしている場合にこの病気の診断が下されるそう。

参考⇒ 抜毛症


中学生の頃

私が中学一年生の頃、まさにこれでした。
ひたすら髪の毛を抜いており、毛が薄くなってきたことを指摘されてから抜くことを我慢するよう意識しはじめ……しかし抜いてしまったり、抑えたりといったことを一年間繰り返していました。

理由は色々あると思いますが、単純におかれている環境が自分に合っていなかったのでしょう。
この頃はいくつかこのような症状を併発していたのですが、世の中の多くの人間は学校へ行くことに疑問を感じたりもしていないわけで、そのことを考えるとまた「自分はおかしいのだ、環境に合わせなければ」と思い全てを押し殺して生きているような状態でした。

ですが今でも変わらないような考えを持って過ごしているので、人って本当に変わらないよなと。

毛はもう抜かなくなったと思い込んでいましたが、実は今はまつ毛を抜いていますね。これが眉毛の時期もあったのですが。

ただせめてもの救いというのが実は私は毛量が非常に多く、更に伸びるのが早いという特性もあります。抜いている横からどんどん生えてくるので、余計にこの“抜毛”に気づかれません。

そう考えると中学生の頃は薄くなることに気づかれるまで抜いていたわけですから、相当な量を抜いてしまっていたのだと思います。


今でも髪の毛をさわると抜きたくなるのですが、ひとつだけ残る感情としては、抜毛を行うことで「不純物を取り除きたい」という思いがあります。もしくは抜毛を行うことで「自分から不純物を取り除ける」と思い込んでいるような気がします。

この不純物が何を意味するのかはあまりはっきりとしないのですが、もしかしたら自分の中の考え(不純な考え)かもしれません。

この感覚に共感する方、もしかしたらひとりくらいはいらっしゃるかもしれません。





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