神保町ヴンダーカンマーに行ってきた
10月を過ぎると、我が家は極々自然な流れで気忙しくなります。
御仕事が年末に向けてギュギュっと詰め込み・畳み込みに入るのを始め、公私にわたってイベントも多く、ただでさえ息抜きが下手糞な私はますます頭の中が真っ白砂嵐になるのです。
そんな時期に、どうしても行きたいイベントの情報を掴んでしまいました。
博物館は好きかい?と聞かれて大好き!と即答する私を誘う、魅惑の催し……『神保町ヴンダーカンマー』です。
例年はもうちょい温かい(熱い?暑い?)時期の開催なのだそうですが、今年は疫病禍とか、疫病禍とか?疫病禍!がありましたので、この時期の開催となったそうです。
※蜜を避けるための事前予約制も導入されております。
どうしても行きたい!
ということで、なんとかかんとか都合を捏ね繰り回し、予約開始と同時にネット予約をクリア。
突発的なアクシデントをン件乗り越え(途中、キャンセルを覚悟して泣いたことも……)、理解ある見守りに支えられつつ、当日を迎えたのでした。
安定の迷子
家族や友人知人から「能力:想像の斜め上の迷子、ていう設定のスタンドが付いてる」と定評のある私は、今日もやってしまいました。会場の奥野かるた店さんから真反対の方角に、Googleマップのナビゲーションシステムを使いながら歩くこと10分以上。
交番に駆け込み、お巡りさんに半ば呆れられつつも、なんとか正規ルートに復帰し、歩かなくていいはずの30分を半泣きで歩きました。
到着!
嗚呼、公式サイト等で見て「ここに!行く!」と自ら奮い立たせていた、あの外観の建物。
ようやくたどり着いた(物理的に)!
入場前から気分が高まります。
ていうか、この時で既に静かな興奮と幸福に支配されていて、シャッター切るのも精一杯。
一階店舗向けのショーケースも素敵!
店内には、かるた、百人一首はもちろん、ボードゲームやパズル、サイコロ、花札など、昔ながらの『ゲーム』がたくさん!
眺めるだけでも時間を忘れます。
一部、タロットも有りました。アンティークの味わいがいいのです。
入場!
ヴンダーカンマーの会場は奥野かるた店さんの二階です。
私の持ち時間は、前述の通り色々あったので、30分弱。駆け足気味ではあったけど、それでも充分にときめきが味わえました。
目玉ぱっかーん!開いた状態で、マスクの奥で常に「ほあぁぁぁ、か、かわいい」と小声で呟き続ける怪しいチビオババ……。
今回、私の行きたい!欲を猛烈に掻き立てたのがこちらの作品。羽毛ふっさふさのヴェロキラプトルちゃんたち。
枝をわしっと掴む爪の様子といい、尻尾の滑らかさといい……ヴェロキちゃんに動物園で会うことができたなら、こんなだろうなって。
ジュラシックパークが実現しない限り(倫理的アレコレで無理だろう……)恐竜の生体にご挨拶なんて出来ないと思っていましたが、こちらの作品をPCの画面で見たときに擬似的とはいえ「できるぞ!」って思ったのです。
こ、こんにちはぁ……(ちょー緊張するぅぅ)
手の指、こんな風なのね(ちょっとだけ、こうもりの骨格標本を思い出している)。
会場は個人様の博物室にお邪魔したよう!
リビング。
言葉がないです。住みたい。
コレクションの数々が品よく並べられて……住みたい……。
いかがでしたか
持ち時間の関係というよりも、目玉に焼き付けねば!というのと、どのグッズをお迎えしよう!?というので、頭の中がいっぱい過ぎて御写真を撮るというところまでなかなか考えが及ばず……。
カメラロールをお浚いしながら「なんでアレを撮って来なかったんだろう」と頭を抱えながらこのレポートを書いています。
カタツムリとか、頭骨レプリカとか、もうもうもう!きっとこういう時に使うんだろうな……ということで、書きます。
控えめに言って最高!でございました(^^♪
了
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