【2022年4月11日版】背景。余白。心の眼が捉える色。……の日【妖異の前置き】
初めましての方、ようこそいらっしゃいました。
二度目以上お運びの方、本日もありがとうございます。
こんにちは、あらたまです。
一週間ぶりの『妖異の前置き』でございます。皆々様、いかがおすごしでしたか?
左目のものもらい、治りました!
お目目パッチリ(個人的感想)です。薬の影響か、まぶたの皮膚がガサガサと荒れていて、お化粧できるようになるのはもうちょっと先になるかもしれません。
けれど、読んだり書いたりが好きなようにできる!これだけで充分にしあわせなことです。ありがとう、現代の文明と科学(*´ω`*)
私の不調を感じ取っていたにゃんこ先生も、数日ぶりにべったり寄り添っています。きものが猫の毛だらけになっちゃうのは……しばらくは仕方ないなあと、諦めていつもより丁寧に埃取りをがんばります💦
それでは、本日も始めて参りましょう。
いつもの拙著プチ宣伝のあとに、目次が続きますよ(^▽^)/
本日の扉写真
Instagramのストーリーズでアップした写真です。
ミラーレス一眼でカラー撮影したのをモノクロに加工してみた一枚。
カラーの時には薄曇りの空やビルの外壁が、桜の樹の後ろで主張していました。それをタップひとつでモノクロにしたら、ピントが合っている葉桜の存在感はそのままに、背景の色調は均されて薄墨色の世界が広がりました。
葉桜の個性が一層際立ったような気がします。イマドキの加工技術、侮りがたし(;゚Д゚)
モノクロの雄弁さ、奥深さは知れば知るほど驚いてばかりなのですが、カラー写真をモノクロに加工するというデジタル時代ならではの手法からも発見があるとはねえ……。
この体験を通して、ふと考えたのが「余白の美」というやつです。
過日の定期購読マガジン記事でショートショートを書くのが苦手という話を書いたんですね。
どうしてもショートショートで書きたいネタが出たので、苦手を克服したい。そのための手立てを思案しています――というエッセイです。
この取り組みをすすめるうちに、避けて通れないなあとじわじわ気になりだしたのが、何を隠そう「余白の美」なのです。詩、短歌、俳句と苦手なジャンルの、初心者にもわかりやすそうなところから味わい勉強しているところなのですが、場合によっては日本画の心得まで知識として知っておいた方がいいぞ?という場面もあり、なんとまあ奥が深い!
辞書を繙きますと余白とは「文字などを書いてある紙面で何も記されないで白く残っている」部分を指すそうです。白く、とありますが厳密には紙の色、つまり印刷された紙の地の色を指すのだろうなと思います。
カラー写真時の背景は、私にとっては充分な余白に感じたのだけど、実はカラフルなマーブル模様に染められていたんですね。色彩溢れる世界は、それはそれで素敵なんですけども。
対して。モノクロに加工することで地の色が均一になり、余白が主題(=この場合、葉桜)を引き立てる効果が生まれた。自然の美の主張を敢えて極限まで削ることで、主張が弱く埋もれがちな存在の美しさを丁寧に掬い上げることができる……こう考えると、余白って漫然と余らせといたらいいってもんでもないよという教えが腑に落ちるというものです。
余白を地の色と書きましたが、青みがかった白やクリーム色みたいな白もありますし、白どころか原色を下地にして余白ならぬ余色で作品世界を創り出す手法もあります。
今現在、私を惹きつけてやまない余白は扉写真のような薄墨色ですが、そのうちどんな色を引っ張り出してくるかわかったもんじゃありません(自分で言うのもなんですが、根が暑苦しいですからね。マゼンタ!とか真っ赤!とか好きですから……)。
皆々様はどんな「余白」がお好みですか?
今週のnoteは?
今週は通常の配信スケジュールで書いていく予定です。
これでも病み上がりなので、ゆるゆる~っと。
無理してまたひっくり返った!なんてことになったら洒落になりませんよね(;^ω^)
火曜日
いつも通りのテンションで『あらたま流きもの雑記』をお届けいたします。
きもの一式ご紹介では、こざっぱりした「はたら・きもの」について。小話では久しぶりに帯留めのお話を書こうかと思っています。
水曜日
前段でも触れましたが、ショートショートを書けるようになりたいと模索する日々です。
水曜日にはその一環として、1000~2000文字のコラムを書いてみようかなあと計画しています。
不定期・雑多・文字数制限を楽しむ――習うより慣れよ、の言葉に従ってまずは一本。お付き合いいただけましたら、嬉しいです。
木曜日
チョイ怖第三話『そば処 千妖にいらっしゃい』の第八回配信を御用意しております。
三把目(=連作短編の「三話」目)にして連載四回分を費やしています。一話ごとに一回分ずつ伸びていますね(+o+)
いつかはショートショートの単発連打を、木曜日でやってみたいんです……いつの日になるんだろう💦
金曜日
いつもどおりに『虎徹書林の週報』をお出しします。
ペーパーバック製作にかかりきりな今日この頃なんですが、別件の御報告も出来たら良いなあという欲が出たり出なかったり。
ともかくも、校正がどこまで進むか?にかかっています。
土・日曜日
土曜日:不定期連載を一本、出せたら良いなあと書き進めています。
日曜日:オハヨウ占術研究をお出しする予定で居ります。
以上のスケジュールを予定していますが、その日その時その瞬間で軽めのnoteを書いたり、つぶやき形式の臨時お知らせを出したりします。
お付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
いち早く読みたい!読み逃したくない!等々ありがたくもお考え下さる読者様におかれましては、アカウントや各種マガジンのフォローをおススメいたします。
皆様からのご質問をお待ちしております。
きものに関する素朴な疑問や小話テーマ、タロットに関するプチ質問、その他諸々「なんか聞いてみたい!」ということがございましたら、質問箱或いはコメントでお待ちしております。
というわけで
日中はちょいと暑いわねといった陽気でしたが、日が暮れるとそれも一段和らいでいるようです。
この温度差に体が吃驚、体調を崩される方も居られると思います。
なにかと健康でいることを強く求められる御時世です。けれど、誰しもが常に元気いっぱいでいられるとは限りません。体調が悪くなる時は誰にもあります。
少しでも不安に感じたら、早めにお医者様に掛かって、然るべき処置をしていただいてくださいね。
あらたま
記事を書いた人についてはコチラをどうぞ
コメントでの気軽なお声掛けは随時、お待ちしております。
スキマーク・フォロー・マガジンのフォローも、勿論ウェルカムです。遠慮なく、無言でどうぞヤッチャッテくださいませ。
それでは。
最後までお読みいただいて、感謝感激アメアラレ♪
また明日ね、バイバイ~(ΦωΦ)ノシシ
よろしければサポートをお願いいたします!サポートして頂きましたらば、原稿制作の備品や資料、取材費、作品印刷代、販路拡大、広報活動……等々各種活動費に還元、更なるヘンテコリンで怖かったり楽しかったりする作品へと生まれ変わって、アナタの目の前にドドーンと循環しちゃいます♪