クロケッタは小野原にて最強───。

箕面の小野原に鎮座する、知る人ぞ知る「クロケッタ」。
時にはお店の外に行列ができることもあるほど、地元民から愛されすぎているコロッケ屋である。
一度食べたら必ず再来してしまうほど、魅力のつまった「クロケッタ」への愛を吐露するとともに、享受した幸せをお裾分けしていく。

以前、自己紹介記事でも少し触れたとおり、コロッケ記事を書くために帰省した。大げさではなく、まじでクロケッタのコロッケが食べたいがために帰省した気持ち6割。ほんとまじだからこれ。麻薬と書いてクロケッタと読める。読めないか。やめとこ。さすがに戯すぎ。

クロケッタ（Crocchetta）

『クロケッタは小野原にて最強』というタイトルにしたわけだが、マジで過言じゃない。これはほんと、ここしか食えんから。まじで。

このアクセスがクソ悪い小野原に鎮座しているクロケッタ（コロッケ）。私は、コロッケ屋さんでバイトしていたと言うと100％「似合うｗｗｗｗｗｗ」という賛辞（と思っている）をいただく。社会人になって出会った友人にも言われた。それはもう存在がコロッケであるね（？）。来世ジャガイモでもいいかも。もはやソラニンでもいい。

クロケッタは、多分人が思う４倍はオシャレなコロッケ屋さんだと思う。なんせコロッケ、イタリア語で「クロケッタ」を店名にしているくらいなのだから。

美味しすぎて手土産にできる。コロッケを。美味しいと思うものを人に食わせたい持病持ちなので、すぐに人に差し出してしまう。コロッケ手土産ってまぁまぁおもろいけどな。俺の人生長い目で見れば喜劇だから。

まじでクロケッタを舐めないでほしい。誰も舐めてないかもしれないが。

写真でも分かるように、コロッケ20種類以上はある…と思っていたら、実際は常に30種類くらい用意されてるらしい（公式情報）。季節限定コロッケが定期的に変わるから、四季折々でいろんなコロッケに出会える。いつ行っても楽しいコロッケ屋。

名札（名札？）があるのにコロッケが並んでない時は、一度確認すると揚げたて作ってくれる。から諦めずに聞いてほしい。正直揚げたてじゃなくとも美味しいんだけれども、揚げたては旨味プラス心が幸せになるから、にこにこしながら揚げ時間を待てる。

ここで唐突におすすめコロッケを紹介するぜ！

1個目は迷いなくエビコロッケ。

引くくらい高い。これはガチ。1個230円くらい。それでも絶対食べたい味。庶民の金銭感覚だけど、脳みその端っこに住んでるマリーアントワネットが「美味いもんが食べれるならお金払えばいいじゃない」て言うてくるから、いつも一番目に選ぶ。ドラフト歴代一位。このえびコロッケパイセン、１個がめちゃくちゃでかい。クロケッタで扱うコロッケの中で一番でかいくらい、中にジャガイモが詰まっている。えびは多分3個くらい。えび、プリプリでめちゃうま。えびコロッケ、えびを楽しみに選ぶ人が多いと思う。実際私もその1人。しかし実際食べてみると、えびより衣とジャガイモの美味しさに衝撃を受けヘビロテユーザーと成り果ててしまった。実際のところは不明だが、他のコロッケの芋より優しい甘みを感じる。本っっ当に美味しい。大好き。多分これがお袋の味。ジャガイモ側が母性を感じてくれてるんだと思う。よくわからんが、なんかめちゃくちゃ美味しい。なんか、、めちゃくちゃ美味しい。。。。。。（噛みしめて２回目）

2個目も迷いなくしそチーズコロッケ。

だいたいコロッケを買うときのセオリーは、1個か2個。だから私の選択肢はエビとしそチーズ（もしくはチーズ）。チーズとしそとじゃがいもて。天才が考えたんか？当たり前にありそうで、当たり前に出会ったことのなかったしそチーズころっけ。ていうかチーズ×イモが最強なのに、そこにさらにもうひと美味しい！を追加してくるしその包容力。こんなん…惚れてまうやろ…（惚れてる）。チーズコロッケは少し柔らかくてふにゃっとしたコロッケなのに、しそチーズはしそがあるから、衣がカリっとしてる。チーズとしそチーズ、味以外でも結構違う。

3個目からはもう、ない。
もはやここからは「全部、食いたい」の領域になる。クロケッタのキャッチコピーは「全部、食いたい」で決まり。俺の領域展開名は「全食美飯全ぶ俺が食う」。

私は下記の順番でおススメです。
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・チーズコロッケ
・たらこコロッケ
・豚の角煮コロッケ
・クロケッタ（ノーマルなのにほんま美味い）
・ジェノベーゼコロッケ
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■角煮コロッケ

ちなみにお肉ゴロゴロ系に、牛すじコロッケと豚の角煮コロッケがある。学生時、なにがどう違うのかは分からないけれども、なぜか角煮の方が好きだなとずっと思っていた。何が違うんだろ。どっちも肉じゃん（くそバカ舌）。

久々にクロケッタを訪れると、以前よりも種類が増えてて選ぶのに迷ってしまった。と言っても、えびとしそチーズは確定演出だったのだが。もはや合言葉。「えびとしそチーズ」は合言葉。

（左からガーリック胡椒・えび・しそチーズ）

家まで待てず、公園でいそいそと写真撮影した。まるでニーチェ。コロッケを覗く時コロッケもまたこちらを覗いているのだ。

これを書き終わった後に、自呼紹介記事でのクロケッタに関する内容を読み返していたたら「えびコロッケで親孝行する」とか書いてたけど、自分の分のコロッケ3個買って満足してしまった。親不孝者すぎる食いしん坊で申し訳ない。照れた。まぁそれほど美味いってことなんよ。

土曜昼の公園でキッズがはしゃぐのをぼ〜っと見下ろしながらコロッケ3個食うてたら虹に出会えた。

幸せかよ。

「幸せは食べて寝て待て」
という言葉を見るたびに、私は食べるだけで幸せだから待たなくていいな！幸せ！ってなる。
余談も余談だが。

このクロケッタ、悲しいことに、個人経営だから店舗はここだけ。

元カルフール現イオンには代表コロッケであるクロケッタだけ冷凍で置いていたのを見たことがある。そんな風に、スーパーとかへの営業が成功しているのを見ると、何故か私まで嬉しくなってしまう。いいよ～～！もっと頑張ってこ❕❕

次クロケッタ食べられるのはいつになるかな～～～！ＴＯＫＩＯに新店舗進出せんかな、という気持ちもあるし、箕面でどんどん有名になってくれやという気持ちもある。

なんにせよ、これからもたくさんの人がクロケッタを知って、コロッケを好きになる人が増えるといいと思う。

愛言葉はえびとしそチーズやぞ。覚えて帰ってくれよな！

後日、家＋自分用に買った。
（えび・しそチーズ・チーズ・角煮・ジェノベーゼ・クロケッタ）

ワシやっぱ、食べる専門やわ。
恐ろしく映えねぇや。