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出産予定日超過6日_出産当日

出産予定日超過3日目の健診で入院日が決まり、

その前までに兆候がなければ

朝から計画入院だった。





夜中1:50 トイレで起きた。

ナプキンにはやたらとおりものが出ている。

ささらさらしていてちょっと臭いがした。

トイレットペーパーにはピンク色の出血が出てた。

今度こそおしるしだ!

そのあと急に子宮が痛くなった。

しばらくしてもおさまらない。

30分位して、さっきのナプキンが気になった。

もしかして破水では?!

再度トイレにいくと生理みたいな出血がでた。

しばらく尿意が止まらない。

しかし尿意ではなく出血だった。

8:30から入院することは決まっていたものの、

さすがに血が止まらないのは怖いので

病院に連絡した。

2:50

横に寝てた旦那さんを起こした。

明日も仕事なのに、あと少し我慢すれば予定通りだったのに。ちょっと悪いなと思いながら。

車で病院に行く途中、

定期的に子宮が締め付けられる。

あきらかに今までの痛みとは違う。

これが陣痛かも。




3:30   病院到着

検査の結果

破水していた
ちょっと血圧高め
5分位の間隔で陣痛
子宮口1センチ

どうやら、破水+出血+陣痛が

いっきにやってきた。




5:30   緊急帝王切開になるかも!

モニターでは元気な爆音の心拍。

安心したのも束の間、

胎児が弱まっていると言われた。

陣痛がくるたびに腰回りに激痛が走る。

とりあえず準備しておこうという事で、

採血など事前検査が始まった。




6:30頃 帝王切開することに決まった。

病院から旦那さんに電話をしてもらった。

ストレッチャーで手術室に運ばれる。

ライトが眩しい。

ドラマで見るような風景。

まさか自分が。

背中を丸くして腰あたりに麻酔を打たれた。

だんだん足の感覚がなくなる。

でも上半身は元気。意識はしっかりある。

不思議な感じ。




8:30 帝王切開スタート

上のライトの隙間から傷口が見える。

鮮やかな赤だった。

怖いので見ないようにした。

しばらくして先生たちの掛け声と一緒に

思いっきりお腹を押された。

ぐえっ!!

中のものが全部出される感じだった。


次の瞬間、、、





赤ちゃんが取り出されたようだ。

助産婦さん達に取り囲まれて処置されている。


あれ?


「おぎゃー」が聞こえない。


帝王切開の出産はこんな感じなのか?


隣についてくれている看護婦さんが、

「右から赤ちゃん見えますよ」と言ってくれた。 



いつまでたっても声が聞こえない。



少し時間がかかっているようだ。



何分くらい経過したんだろう。


10分? それ以上かな?!



すると、


大きい泣き声が聞こえた!!


思った以上に大きい声だ!


男の子だからかな。


またしばらくして泣き声が聞こえた。


涙が溢れる。



そして、、、

看護婦さんに抱っこされた赤ちゃんがきた。


真っ赤な肌のわが子。


産まれたての赤ちゃんがそこにいた。


背毛?すごい毛が濃くてそっちに目がいった。※



わが子を見たら号泣するかと思ったが、

妙に冷静だった。


いきんでないからか?


急な帝王切開だったせいか?


正直、出産した実感がわかなかった。


でもここにいるのは間違いなくわが子。


ずっと会いたかったおかゆちゃん。



しかしこのあと、まさかの事態となりました。

※新生児の毛は、毳毛(ぜいもう)、胎毛、産毛などと呼ばれ、生まれてから日がたつにつれ自然に抜け落ちる。

赤ちゃんはママのおなかにいるとき、「胎脂」と呼ばれる白い脂に包まれている。胎脂は、赤ちゃんの肌を守ったり保温をしたりする役割がある大切なもの。
胎脂がはがれ落ちないように生えている毛を「胎毛」と呼ぶ。新生児に毛が多く生えているのは、この胎毛がおなかの中で赤ちゃんを守っているため。

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