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言いにくいことは、ちょっとの遊び心を添えて

お久しぶりです。さっそくマガジン更新! 書きたい時にパッと書ける環境を作っておくのは大事だなぁ。

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今回は、「自分の気持ちの伝え方」がテーマ。一緒に過ごす時間が長いと、言いにくいことを伝えなきゃならない時もありますよね。

とくに私は我慢が苦手なので、つい色々言ってしまうし、言い出すと止まらない。

幾度となく繰り返された、

私「さっきはごめんね、言い過ぎた…」
彼「気にしてないわけじゃないけど、いいよ」
(そして後日、「別に怒ってないけど、言われたことは忘れない」とか言われる)

こんなやり取りを経て、さすがに私もちょっと考えました。

そしてたどり着いたのは、言いにくいことに 少しの“遊び要素”を追加すること。そうすると、言いたいことがすんなり伝わるようになり、揉めることも少なくなりました。

以下に実際の例を3つほどご紹介します。

①ささいなことでケンカになりそうな時

いつも温厚な彼氏と、急にケンカになることがありました。気付いたのは、「なんかいつもと違うな」という時、何かしらの不調や不満が歪んだ形で表に出ていること。例えば、いくつか繰り返されたパターンは、

・仕事明けやたらテンションが高くてめちゃくちゃしゃべる
・唐突に“ああ言えばこう言う”ループに陥る
・よくわからないタイミングで怒り出す など。

うちでは、これらをキャラクター化して呼んでいます。人を選ぶ方法だとは思いますが、私の彼氏の場合は、自分の状態がパターンに当てはまると落ち着くようです。

以前は、私が「何で急に怒るの?」とか「いつもそんなこと言わないじゃん」と言って、火に油を注ぐ状態でしたが、今は「“ああ言えばこう言う○○(名前)”になってるよ!」とか「唐突なキャラ変w どこか具合悪い? それとも何か嫌なことあった?」みたいな感じで伝えています。

②家事をもう少し自発的にやってほしい時

家事は日々のことなので、“頼まないとやってくれない”では困ります。でも、意欲低下中のタイミングで私が「もっと家事やってよ」と伝えると、結構落ち込んじゃうのが悩みどころでした。(かと言って、残った家事を私が全部引き取ることもできない…)

そこでチャレンジしてみたのが、どうぶつの森の「ラコスケ」の言葉を借りること。(※ラコスケとは、名言っぽいコメントを言うラッコのキャラ)

先日、私「ラコスケが、『言われてやるだけは 家事とは言わない』って言ってたよ」と伝えてみたら、彼「アイツそんなこと言うの〜?笑」と言いながら、素直に聞き入れてくれました。ググれば捏造だとわかるので、疑い深い人には通用しないと思いますが。笑

他にも、汚れた食器を水につけずに長時間放置したあげく、スポンジで撫でて終わりだったりするので、私「こびりつかせといて擦らないなんてドSかよ!」とか言ってます(笑)

③自分が決めたのかな?と言われた時

ここ最近、ちょっと大きめの決断を迫ったのですが、もう全然決めれない。ショックだったのが、私が「うつ病が再発した時、病院に行くのも退職も転職も、ちゃんと自分で決めたじゃん」と言ったら、その時不調だったのもあり、「それって自分で決めたのかな?」と言い出したこと…。

さすがに、(後日、体調が落ち着いてから)言いましたね。

私「あの時、自分で決めたのかな? て言ってたけど」
彼「うん」
私「私は決めれるまで待ってたし、少なくとも強制はしていないよね。説得はしたけど…」
彼「たしかに」
私「それって、自分で決めたんじゃないの?」
彼「うーん…」
私「じゃあさ、例えば人狼ゲームで、自分が初日に投票した人が追放になっても、『自分で決めてない』って言うの? それで吊られた人、浮かばれなくない?」
彼「まぁ…そうかも」←人狼歴長い人
私「私は指定出してないんだから、ちゃんと意思を持って投票しようよ」
彼「なるほど」

と、こんな感じ。人狼ゲームを知らない人にはなんのこっちゃだと思いますが、要は「何事にも決断には期限があり、自分が決めたことには責任が伴うこと」を端的に伝える最善の表現だったんじゃないかなと。

これで納得してくれたのかはわかりませんが、その後、停滞していた話は無事進みました。

結局、自分目線を伝えることはできても、それがそのまま相手に伝わることって少ないと思うんです。だから、共通の話題を例えにひっぱってくると、結果的に相手の目線を考えることにもつながって、伝わりやすくなるのかもしれません。

不調続きだった時は、「俺のこと全然わかってくれない」と拗ねていた彼も、最近は言わなくなり、上手くいった時は「わかってくれてうれしい」と言ってくれるので、解決法に辿りつけて良かったなぁという気持ちです。

どこでも使える方法ではないですが、もし何かの参考になれば。

それでは、また(*^^*)

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