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暗闇メソッド5~8日目「5つのGCSと、四元素愛」

遮光シートを窓に貼った

1クール目では、暗闇が完璧ではなかったので、ハンカチで作った目隠しをしていて、それが肉体感覚を常に刺激していた。目隠しの中で目を開けると、まつ毛が刺さって痛かったし、常に締め付けられていたまゆ毛の毛根がズキズキした。それに、昼間に光がもれてきて部屋に充満すると、たとえ目の前は目隠しで暗くても、部屋の雰囲気がなんとなく爽やかになってしまい、世間との繋がりが強くなる感じがあった。

それで2クール目では、静電気を利用して窓に貼り付けるタイプの黒い遮光シートを貼った。それでも2~3ミリの隙間から漏れてくる光が、一級遮光カーテンを通って見えるので、隙間を目張りしたが、1~2日たつと目張りがだんだん剥がれてきてしまい、簡易的に段ボールを立てかけて光を遮断した。(3クール目は、貼ってはがせる遮光テープを購入し、隙間を埋めた。)

松村潔先生の『暗闇メソッド20230312』は、2クール目をはじめる段階ですら、まだ読み終わっていなかった(拾い読みはした)。タイトルだけ見て、とにかくやりたいが先行して始めたので、電子本は2クール目が終わってから読んだ。まずは読んでからという姿勢ではなく、「分からないけどとにかくやりたい」というような時、私は良い兆候だと思っている。それは牡羊座の春分点的なはじまり方で、よく分からないけれどとにかく飛び出すのだというのが正しい起点だと思うから。

ちなみに今の時期、毎朝更新されている松村先生のYouTube動画は、暗闇メソッド中はラジオのように音声だけ聞いている。

暗闇メソッドをしていると、毎日気づきはたくさんあるので、すべて詳しく書きたい気持ちもあるが、早く暗闇メソッドの続きをやりたくて、ゆっくりまとめる時間が取れない。変化があったことや、流れの変更など、なるべく大まかに書いてゆこうと思うが、それでも長くなるかもしれない。

5日目:アルクトゥルスとトリグナ

1クール目(1~4日目)では、足下呼吸法の上限をアンタレスにしていたが、今日はアルクトゥルスにした。しかし、アンタレスは3×3のマスのイメージがあるので、7人のシンプソンズが出てきたり、マトリクスをまとめるイメージがあるのに対して、アルクトゥルスだと全体に広がりすぎて、7つの恒星も、7つの文化期アイオーンも、7つの惑星も、そういったものは全部なくなってしまうのではないかという懸念もあった。

試してみると、私の場合、アルクトゥルスは心底落ち着く。呼吸を繰り返すたび、長年の疲れや凝りがすべて解消されるのではないかと感じるのだが、それはアルクトゥルスがすべての形をなくしていく作用があるからだと思う。長年の凝りとは肉体の形に納まっていることかもしれない。

●満天の星空
朝起きると、目の前には満天の星が輝いているビジョンが見えた。やはりアルクトゥルスだと7つを決めるというより、たくさんの星々になってしまうのだなと実感。どれにも肩入れせず遠くから全体を見ているアルクトゥルスの立ち位置が、私は本当に落ち着くのだが、空気の中に降りてきている存在を見ようという場合には、不向きではないかと思った。

この日の夢では、何度か学校に行こうとするが、結局時間がなくなって行くのをやめ、お風呂に入るというもの。機会を逃したりして社会から離れるというのは、暗黒物質の夢見の時にもよく出てきた。
お風呂では、湯船の中に別の液体が混ざってしまったのだが、それは固体になったので、すくうことができた。最初はお風呂のお湯も、別の液体も、どちらも液体だったけれど、そのうちの1つが固体になるということでは、トリグナのラジャス(激質)から見ると、タマス(鈍質・怠質)は固まりのように扱えるので、移動したり動かすことができるということを思い出す。アルクトゥルスは、スープ(お風呂)の中で、固形化しているものを移動させたりしていたということになる。

朝方、アルクトゥルスの夢(上に書いたラジャスとタマス)の報告を松村先生にメールすると、その日のYouTubeでは、「グレートセントラルサンとはなにか」という動画が上がった。動画の内容は、グレートセントラルサン(GCS)は、アヨコスモスとマクロコスモスの間にあり、両方の性質を持っていると考えることができ、7つの恒星と、3つのグナ(質)の試行錯誤をしているというものだ。それから代表的なグレートセントラルサン(アルシオン、アンタレス、シリウス、オリオン三つ星、アルクトゥルス)の性質の違いの説明もあった。
https://youtu.be/Ru1DySHNg6E

6日目の昼:足下呼吸法で暗闇を作り出すこと

足下呼吸法で上限をアンタレスにした時は、7人のファミリーが出てきて、アルクトゥルスではたくさんの星々が出てきたので、今日はアルシオンを上限に設定してみることにした。

この日は窓の目張りがはがれてきていて、光が入ってきている場所もあったが、足下呼吸法で、下は暗黒物質、上はグレートセントラルサンに設定することで、目の前に暗闇を作り出すコツを掴んできた。暗黒物質とグレートセントラルサンの間には、この世界もまるっと含まれているけれど、呼吸法の集中によって特定の世界との接点を切り離すことで、見えていた外の光が消えるのは満足感がある。自ら暗闇を作り出すというのはなかなか楽しい。

アルシオンはプレアデスであり、ロバート・モンローはプレアデスから来たということを考慮して、この日はフォーカス35(太陽意識のあたり)からさらに上がり、フォーカス80まで数えてみた。というのも、松村先生がいうには恒星はフォーカス42~49あたり、グレートセントラルサンはフォーカス56から70や80ぐらいではないかということだからだ。(動画「足下呼吸は、フラワー・オブ・ライフ全体に広がる」29分21秒あたりから)
松村先生は適当に言っただけだが、とりあえず試してみた。
https://youtu.be/HWo-kDb9GIU

本当に出来ているのかは分からなかったが、やってみた感じでは、おそらくフォーカス80まで行ってしまうと、そこはグレートセントラルサンというよりアヨコスモスに近いのではないかと思う。降りてきてフォーカス10に辿り着いた時、私はこのままフォーカス1まで降りても、もはや今までと同じフォーカス1には立てないのではないかと感じた。同じだと思っても、きっとそこは別物。

6日目の夜:フラワーオブライフとアルシオン

夜中に目が覚めると、板の横にギザギザがあるようなものが見えた。なんだか雑なミルフィーユのようにも見える。そして朝、目が覚めた時も同じものが見えた。あとから思うに、これはQHHTのドロレス・キャノン系ではないかと思う。松村先生は、最近のドロレス・キャノンは百目のような形状から変わって、目を平たくして板のように重ねた感じになっていて、本当にフラワーオブライフの存在なのだなと思ったという話だ(目とはヴェシカパイシス)。それは私が見たミルフィーユの影と似ている。私のところにもドロレス・キャノンが来たというよりも、私の場合、アルシオンの1つの様相を見たと考えたほうが良いと思う。
立体的な、球体フラワーオブライフはスピカかもしれないが、まず分かりやすく平面的に見たフラワーオブライフで考えた時、1つの円に対して6つの円が重なっている(下図)。それは7つの世界を、エニアグラム内部の数字を1428571と渡るように、規則性のある不規則性でつなぐことにも似ている。いつの間にか別の円に移動しているのだ。

●光が透けるカーテン
朝がた目が覚めると、目の前にカーテンがあり、外の光が透けていて眩しかった。しかしこれはビジョンであり、部屋のカーテンは私の右側にあるはずだ。これがビジョンだと分かった時は、暗闇なのにカーテンサイズで満遍なく強い光を放っていることに驚いた。この光のカーテンは、その後、何度も出てくる定番になった。

7日目の昼:シリウス

昨日のビジョンで、ミルフィーユのようなよく分からない形のものが出てきた時、はじめは意に介さず、それが何か考えてみようともしなかった。そのことから、私は見えているものも見えていないことにしているのではないかという気がしてきたので、7日目は形にとらわれず丁寧に拾うことを心がけようと思った。
この日は足下呼吸法の上限をシリウスに設定し、日中にどうしてもビジョンを見たかったので、シータ波4.5Hzのバイノーラルビートを聴いて呼吸法をした。シータ波は4Hzから8Hzまでなので、かなり低めに合わせたことになる。
●時輪曼荼羅?
すると円形の迷路のようなごちゃごちゃしたものが見えてきて、それを囲むように四角があった。よく見ると時輪曼荼羅のようだと思った。これは鮮やかでもなく、はっきりもしていなかったが、通常運転でいつも見えるエーテル体の流れる光ではなく、確かにビジョンの部類だと感じられるものだった。

●階層(階段)の守護者シリウス
そのほかに、横板の壁のようなものが出てきて、そこに黒い10センチほどの縦筋があり、縦筋は目に見えた。つまり横板が本体なわけで、これは、階層の守護者であるシリウスそのものだ。前にもシリウスの夢で、階段の中に猫が住んでいるのを見たことがあるが、同じものだ。
日中にビジョンらしきものを見ることができて、少し前進したように思う。

7日目の夜:四元素に渡りを付けようとする

この日の夜の夢は、離婚した夫や子供と、よりを戻そうとするというものだった。いきなり私が元夫のところへ行き、新しい家族のかたちに修復しようと言い出したが、元夫が言うには、私は夫側の状況を一切分かっていないし、このままでは修復など夢物語だという主張だった(しかし子供はどちらかというと修復に肯定的だった)。それでも私は引く気はなく、話し合いを続けようと前向きにアタックし続けていた。

この夢の象徴としては、私はド48の下に続く二重のボディを作ろうとしていたのではないか。しかし私はその下の状況を正確に把握していないのだ。上昇のオクターヴと、下降のオクターヴで二重のボディを作るにしても、ド768から始まる上昇のオクターヴが、降りてくるものとかけ離れた身体性を持っていては、いくら二重性で別々なものとして構築しようとしても、上手くいかないということではないかと、自分なりには思った。

●楕円の中に十字
上記の夢を見て、朝に見たビジョンは、縦長の楕円の中に十字が描かれているというもの。なぜ21世界のカードのようなものが見えるのか分からなかったが、この日の松村先生の動画は「ストルゲー(家族愛)」だった。それは古代ギリシャ時代では四元素に対する愛のことだったらしいという話。火96、風192、水384、土768を知性のある存在として見て、家族として愛するのだ。
https://youtu.be/C1Gx6C1BUc4

暗闇メソッドでは空気(風192)を見るので、ここに知性を認め、興味を持って近づいていかなければならない。思うに私は、火96にばかり興味を持ち、空気192はその土台だと考え、死物として見ていたように思う。こんなに近くに愛すべきものがあったのに、暗闇を見つめ続けていたのに、気付かなかったのだ。

夢に出てきた夫というのは空気192のことなのだろう。私は古代ギリシャ的な四元素に対する家族愛(ストルゲー)を修復しようとしながらも、空気192に知性は認めず、そのことに対して夫は「こちらの状況を一切分かっていない」と言ったのだ。私は水のエレメントに対しては、風よりも少しは知性を認めているところがあるので、子供(水)は四元素家族の修復に肯定的だった。なんでも同化する水だからというのもあるかもしれない。

8日目:オリオン三つ星。そして四元素愛。

朝、上に書いた四元素愛(ストルゲー)の動画を見て、自分の愚かさに情けなくなり、午前中はほぼ泣いていた。心を入れ替えて空気192と向き合おうとしても、空気を見ると、今までのことが申し訳なくなり、涙が出た。

午後からやっと、空気と向き合い、同一化していく冥想をしたが、すると今までとは比較にならないくらい、集中の質が変わり、半ば引きずり込まれるようにして入っていった。集中したり、まどろんだり、眠ってしまったりというのを何度も繰り返し、しかし眠っている時も、空気とコミュニケーションをとっている感じはあり、充実していた。気づくと約12時間、私はずっと空気と関わっていた。

●電線と空と、車窓から木々
この時、小さな円の中に、まるでテレビを見ているかのように鮮やかな空と電線が見えたり、車窓から見える木々の映像が見えたりした。水晶透視の時に、鮮やかなビジョンを見るとはこういう感じではないかと思う。小さなところに大ビジョンを見るような。しかし「はっ、見えている!」と思うとすぐに消えてしまった。

●オリオン三つ星?
また、眠ってしまって起きた時、三方向に伸びる線に、横線がたくさん入っているような、なんとも表現しにくいものがあり、それがパラパラ漫画をゆっくり動かしているように動いていた。3本の線は、弓を射る者や、インディアン、鳥にも見えたが、この日はオリオン三つ星をグレートセントラルサンにする足下呼吸法をしていたので、オリオン三つ星のトリグナ的な動きを表していたのではないかと思う。

●竹かごの網目が作られていく
何度もまどろんでいるので、そのたびに違うものを見た。ある時は、竹かごの網目のように、放射状に広がってゆく幾何学ラインが見えた。すでに全体に広がっている網目は前にも見たことがあるけれど、中心から徐々に作られていく動きのあるバージョンは初めて見た。これは今までの中で、相当長い間見えていて、まどろみながら興奮した。

●四角形の中によつ葉のクローバー
二重の四角形(角は丸い)の中に、よつ葉のクローバーが入っている影なども見た。四元素が幸せになるという意味だろう。そして二重に四角く地固めされている。

●湖面のように輝く四角い細胞たち
一番美しくて驚いたのは、月夜の湖面のようにゆらゆらと輝いている、四角い細胞の並びみたいなのが見えて、これは平面的ではなく、弾力のある凹凸があり、シルクのように滑らかだった。四角形の中は、対角線で三角形に区切られているものもあったが、すべてがそうではなかった。これが何を表しているのかは分からなかったが、ずっと見ていたいと思ったので、目を閉じたり開いたりして調節しながら、かなり長いあいだ見ることができた。


松村先生のYouTube「風・水の完全受容性」によると、風や水は完全な受容性があるため、押せば押すだけ受け入れるところがあり、崖から落ちるように際限がないという話だが、私が12時間も休みなく空気(風)と向き合っていたのは、風の受容性と、そこに私が転がり落ちたせいだと思う。
しかしお陰で、四元素に知性を認め、愛してよいものであり、そうすべきだということが分かり、たくさんのビジョンを見ることができた(寝起き限定だが)。
四元素を愛するという時、人の愛とは違うと思うが、しかし愛してよいというのは、私の中でようやく息ができるような感じがあった。今後も四元素のストルゲーを回復させ、暗闇メソッドは続けてゆく。

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