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(外国語報道を読む)ズラビシュビリ大統領、ジョージアのインクルーシブ観光の発展を目指す

🇬🇪ジョージアの観光がより開かれた豊かなものになればいいと思う。Vestnik Kavkazaによればズラビシュビリ大統領がインクルーシブ観光の発展に力を注いでいくことを宣言したそうだ。ジョージアは観光ポテンシャルがあるので現地の人たちを巻き込んだ観光スタイルを構築できればもっと豊になるはず。


これが可能になっていくのはズラビシュビリ大統領のイニチアティブによるところが大きいのではないだろうかと推測する。ズラビシュビリ大統領は🇷🇺プーチン大統領や🇹🇯ラフモン大統領と同じ七〇歳世代だが、パリ出身のようだ。亡命ジョージア人の家族の元に生まれジョージアの外で生まれた。フランスで外務省の役人まで上り詰めた。国連でも活躍し、語学も堪能。そのため、上記のカフカスの観光政策の報道とかも見るに、欧州最先端の考えをジョージアに導入しようとすることができるのはないかと思う。

逆にソ連七〇歳世代とは違い、ソ連暮らしを経験していないだろうから、政治的な思想のベースメントが全く違う。ウィキペディアによれば初めてジョージアに行ったのは一九八六年らしいのでフランスとは感覚が違うことを感じたことだろう。

そのため、今のCSTOメンバーと価値を共有したり同調することは全くなく、むしろ西側と価値を共有するだろうという安心感がある一方で、隣りの異質なロシア側ともうまくことを運んでいかなければならないマネージメントが要求されるというプレッシャーがあるだろう。一方でジョージア暮らしをしていなかったせいか、ウィキペディアの遍歴を読んでいるとジョージア庶民と経済感覚が違うのではないかと思うところもある。日本の麻生さんのようにならなければいいのだが。

「ヨーロッパ」としてのジョージアを考える上で必須不可欠な人材に思えるが、ジョージア国内の評価がよくわからない。もう少しジョージア語のニュースが読めるようになれるといいのだが、さて。。。

Photo 68313940 © Leonid Andronov | Dreamstime.com

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