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トラウマが癒えた後の恋愛の形

トラウマと恋の絶妙な関係。
トラウマが癒えた後は?

「異常に特定の人の愛情を欲しがったり不安になるトクシック(毒性のある、不健全な)な恋愛は、トラウマとか心の傷が反応してる状態なら
自分の心の傷を全部癒したら、恋愛って存在するのかな?誰かに惹かれる事はあるのかな?」

こんな事を言った友達がいた。自分も似たような事を考えた事があった。
その時私が言ったのは、「私の今の彼氏との経験をシェアしても良い?」と前置きをしてから

「過剰に注意を引きたいとか不安になる事も無く、ただ一緒にいるのが楽しくて 気づいたら2日に1回は会っていたという感じだよ。」

小学校のクラス替え

その後で思ったのだが、それって丁度、小学校のクラス替えをして気の合う新しい友達を見つけた感じに近いんじゃないかなあ。
朝学校に行くのが楽しくて 家族にもその新しい友達の事を嬉しそうに話す。
そこには恋愛初期(または片思い)特有の「〇〇は自分の事どう思ってるんだろう?不安だ」「〇〇、本当に私・俺の事好きなの?」「私・俺だけ見て欲しい」みたいな邪念はない
すごく気が合うし、一緒にいて楽。人生がキラキラし始めて、ワクワクが増える。次は何して遊ぼう?
…そんな感じ。

「痛みと不安とJOYとギブ・アンド・テイク」 の恋愛から、
「JOYとギブ」 の恋愛にシフトする。


どちらが良い・悪いではない。
実際ほぼ全員が前者の恋愛をしている(程度の差こそあれ。私も含め)。その過程で自分の心の傷や凝り固まった考えに気付き 癒して行くんだと思う。

3つの恋愛を経験する事は、3年瞑想の修行をするよりも
悟りに近くのに効果的である」

トラウマが癒えたら恋愛の全てが努力せずにうまく行く訳ではないだろう。
自分自身と向き合い続ける姿勢、
気持ちを言語化するスキルとシェアする勇気、
理解しようとする、されようとする努力
新鮮度を失わない創意工夫… 
ポリアモリーでもモノアモリーでも10代でも90代でも、恋愛に多少の努力はつきもの。

現代のマインドフルネスの世界では最も影響力のある筆者エカート・トール、彼の本「Practicing The Power of Now」の中でこんな一行がある。
「3つの恋愛を経験する事は、3年瞑想の修行をするよりも
悟りに近くのに効果的である」


皆さんは同意しますか?






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