祖父母を訪ねて350里

北海道に行ってきました。
千葉の自宅から妻の祖父母がいる北海道陸別まで約1,400キロ。
※1里=約4km

遠い。
それはそれは遠い。
なぜ新千歳空港からレンタカーで300kmという道を選んだのか自分でもわからない。
ただ祖父母に会いに車を飛ばす。

新千歳空港から5時間近くかけて、
目的地の陸別、祖母が一人住む家に到着。
妻と感動の再会も束の間、面会時間に制限のある祖父の元へ。

10年近く前に患った脳梗塞が原因で体の半身に麻痺が残ってしまった祖父。
リハビリもやりたがらず、喋らず、動かずで自宅からついに施設に入居してしまって5か月。
妻と子を連れて施設に入ると、
声は細いけど、
「お、⭕️ちゃん(妻の名)か」
「ひ孫も連れて来てくれたのか」
とにっこり笑いながら喋る祖父。その姿を見て「じいちゃんが喋った😭」と涙目になる祖母。

日記にするのも野暮なぐらい素敵な時間だった。

2日目、3日目と陸別で過ごし、
鹿の出そうな山道を登って展望台へ行ったり、
トリトンという回転寿司屋に行った。

4日目
祖母に「また来年来ますね」と伝えてお別れ(別れ際また泣いてた)
そのまま車で100kmぐらい飛ばして帯広へ。

義父が「最後の晩餐はここが良い」と言ってると噂のラーメン屋で夕飯を食べ、
元ラブホテル(裏取り済み)のファミリー向けホテルに家族で宿泊。

5日目
雨の降る中帯広を出て新千歳空港に。
これが本物の海鮮丼だ...というような海鮮丼を食べて千葉の自宅へ帰宅。

少し前に流行ったネットスラングで「北から目線」というのがあるけど、
確かにこれはマウント取りたくなる味だな...というぐらい何を食べても美味しい北海道。

往復700里。
成田空港からの電車で母を訪ねて3,000里ってやばいな...と改めて思う日。

また来年同じ時期に行きます😉