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都立日比谷高校 推薦入試小論文の極意

日比谷高校の課す小論文の問題の特徴は、学問的に言えば社会学的な方法論を背景に持つ出題の傾向がある。すなわち、資料を分析し、そこに課題や問題を見出し、解決策や意見を提示するというアプローチを受験生に取らせる。まずは、近年出題された課題内容について見てみよう。

近年の出題課題
R4年度  再生可能エネルギーと地球温暖化対策
R3年度  SDGsプログラムの日本の国際貢献のあり方について
R2年度  集団における意思決定の方法論について
H31年度 フランスにおける言語政策について
H30年度 水資源問題について
H29年度 社会保障の負担と給付のバランスについての問題
H28年度 環境・エネルギー問題
H27年度 オリンピック開催にともなう観光立国推進政策についての問題
H26年度 男女共同参画社会政策についての問題
H25年度 日本の食料自給率についての問題

いずれの問題も現時点においても、社会におけるホットな問題として扱われている重要課題だ。大のオトナたちが雁首揃えても解決しがたい問題を、中学生にも考えさせようってんだから、この国の大人の

必死さや本気を

受験生も感じ取ってほしい。

当然、大人たちのあいだはですでにさまざまな議論がある。だから、たとえ中学生が解答するにあたっても、以上のような問題に対して、実現不可能であったり、荒唐無稽な解決策や意見は求められていない。

欲しいのは、妥当で現実的な解答だ。


したがって、以上のような社会的な問題に対しては、どのような事柄が問題になっているのか、試験の前に事前に知ることができる。すなわち、かなりの程度、予備知識を準備することが可能だし、

予備知識の準備は必須

とさえ言える。

日頃から新聞などをとおして、社会で何が大きな問題として扱われているのかに意識を持つことが、日比谷高校の推薦試験攻略に必要だ。


【哲学博士による都立推薦小論文道場】では、

これらの社会問題に対する知識も受験生に徹底指導していきます。

この国の問題、世界の問題を考える第一歩として、受験生にも大きな問題を共有してもらおう。



雄飛教育グループ 潜龍舎プロデュース

【哲学博士による都立推薦小論文道場】

代表 佐藤陽祐

【お問い合わせ先】

dr.sato.suisen.shoron@gmail.com (代表佐藤メールアドレス)


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