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2023年度 慶應義塾大学 経済学部 小論文 模範解答

設問1
志向的スタンスでふるまいを予測することとは、相手を目的達成のために合理的にふるまう存在だと仮定し、相手に帰属する信念や欲求の観点から、ふるまいを予測することを意味する。予測に問題が生じるケースは、対象が誤った知覚的信念を抱いている場合や対象のふるまいに不整合や自己欺瞞が見られる場合である。いずれのケースでも、対象の合理性という志向的スタンスの前提が崩れる場合には、このスタンスでの予測は難しい。(198字)

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