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おとのこと Chouchouさんの新曲

作曲家・コンポーザーのarabesqueさん、そしてvocalのJulietさん(デザイン全般をディレクションされているときもあります)からなる音楽ユニットChouchouさんの新作が配信された。
Chouchouさんとの出会いは2016年。私は偶然にもネットで発見した素敵な音に触れ、思い切って彼らに”是非自作「てくてく日和」の劇半をお願いしたい”とお声がけしたのが出会いだった。チームのReelの音楽であったり、他作品にも参加していただき、我々チームにとっても、私個人にとっても切っても離せない、チームの映像作品の世界観を担っていただいている方たちでもある。(とか勝手に言ってすいません)

Chouchouのコンポーザーであり、Lo-fi Hip hopシーンをメインに活躍するソロプロジェクト、no goとしても活動するarabesqueが、Chouchouとno go、それぞれ独自のスタイルを持つ2つのプロジェクトをjulietのボーカルで繋ぎ、ざらついたno goの雰囲気をそのままに、Chouchouらしいアレンジで融合させた意欲作。(YouTubeの概要から抜粋)とのこと

●新作について
早速ではあるが是非これを読んでいただいてる方たちにも新作に触れていただきたい。このEpで何より素晴らしいのは1曲目と2曲目のつなぎだと思った。何をもってChouchouではなくChouchou×nogo(Lo-fi Hip hop)なのかといえば自分としてはこのつなぎの気持ちよさがこの2曲の美しい音を際立てている。それはある種、Chouchouというアーティストの作家性とも密接に関係してくる。
私はお2人の作品に出合って常に感じる不思議なパラドックスを愛している。
フィジカルに訴えかけるような音と声の奏者としての魅力、それと同時に加工された音色の肌触りという生っぽさと、加工された質感の両方が入り込んでいるパラドックスこそがarabesqueさんの、そしてJulietさんの生み出す作品の魅力なんだと思う。
この2つの要素が混ざり合ってが聴く人間に物語や映像を想起させる世界観になっていく。しかしながら作品そのものは何か物語っているだけではなくおそらく音そのものの快楽も内包しているいるのだろう。
これも素敵なパラドックス。
2曲が気持ちよくつながっているのはまさに音そのものの快楽であり、Lo-fi Hip hopである意味と魅力がそこに確実にあるというのが私なりの感想です。一方でJulietさんの歌唱が入ることによってそこに言葉という意味や声という情感が物語を想起されるのだと思う。
2曲連続でじっくり聴いてみると、よりこのEPの魅力が引き立つのではないだろうか?

PS)
チームの作品に色々関わっていただきありがとうございます。
※まだ世に出していない作品でも凄くカッコいい音楽で参加していただいてます。

遅々とした歩みですが、お2人とも今後とも宜しくお願い致します。
いつもありがとうございます!

チームのdemoreel用の楽曲”INTERFACE”も作っていただいております。

私のラジオ第1回にゲストで出ていただいたりしてもらっております。
この回大好きなんですよね。


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