Tomita Yoshmitsu

2022年から会社員を辞めてフリーランスのアニメ撮影・映像制作に転向。 アニメ業界で会…

Tomita Yoshmitsu

2022年から会社員を辞めてフリーランスのアニメ撮影・映像制作に転向。 アニメ業界で会社員しながらインディーアニメ制作チームINTERFACEDOGS主催。 すったもんだでチームを法人化することに!? ※お仕事の経歴 http://twpf.jp/tekuteku_info

最近の記事

2024年1発目の言葉‐ご挨拶‐

●はじめに 「継続は力なり」というのはありきたりなフレーズではあるが確かにその通りでもあるという体験を自分はいくつかしている。その逆もしかりで、すっかりnoteの更新が止まってしまっていると積み重ねられてない表現というのはなんといい加減で曖昧なものだろうかと自分の怠慢みたいなものにがっかりすることになる。そんな話から始めてしまうが今年もnoteで書きたいことはたくさんある。昨年に私が代表を務める合同会社INTERFACEDOGSが制作した2本目のMVの話を書きたいなんておも

    • えとせとら230912

      ■日常 身体のことをもう一度考えてみる 身体を再構成してみる ということで 色々診断してもらい、いわゆるパーソナルジム的なところに通うことにした。  去年から会社を辞めて色々不摂生を直したいと決心し運動したりタバコをやめたりしていたものの、コロナになったり、思いっきり体質を変えた影響もあるのか結果的にかなり体重をおとしたものの、体調不良でまた不摂生な生活に戻ってしまっていた。朝のランニングと夜の散歩なんかもして割とストイックに続けていたのだが、これも突然の帯状疱疹のためで中断

      • えとせとら230903

        引き続き日常的なトピックスを散文的に書いていこう。  ●映像表現探訪2 前回の記事でも触れた、作画における”素朴さ”についてだったり、一部のアニメーターさんたちの意見で目にする「ただただアクションを描くのではなく、そこにちゃんと並走する意図や意義を入れたい」という話を見て色々考えてみる。 その意見自体はもっともであるし、その方達の差す”ただのアクション”というものが何なのかは人によっても見解は違うかもしれないが、感覚的には言いたいことはわからいでもない。思考停止で記号的にな

        • えとせとら230831

          学生の頃は何も考えずに無邪気に書きなぐっていた、ブログ、自作サイトの日記。いつの間にか”周囲からどうみられるのか?”という羞恥心と乙女心に目覚めてしまい少女はそっとブラウザを閉じるのだった。 ここ2年くらい散文的に色々書くのになぜか抵抗がなくなった。ということで、作品の宣伝、仕事のお知らせ、何かしら主題のある記事以外も淡々と量産してみようと思う。 ●表現に愛されるのか?愛すのか 表現に愛されるために戦った1年半 立派なモノをアウトプットしなければならない。 赤裸々に言うと

        2024年1発目の言葉‐ご挨拶‐

          長瀬有花 LIVE "Eureka"に行ってきた

          ●はじめに 長瀬有花さんはリアルとバーチャルを行き来する”だつりょく系アーティスト”として活動されているミュージシャンだ。 先日恵比寿LIQUIDROOMで行われたはじめての有観客liveに足を運んで、すっかり心を鷲掴みにされてしまった。 実のところ、出会いは本当に最近で、それにもかかわらずliveに足を運んでみようと思ったのにはひとつ理由がある。 それは長瀬有花というアーティストの表現ひとつひとつにたくさんの豊かな”楽しみ”が溢れていたからだろう。 ●インターネットを”

          長瀬有花 LIVE "Eureka"に行ってきた

          おとのこと Chouchouさんの新曲

          作曲家・コンポーザーのarabesqueさん、そしてvocalのJulietさん(デザイン全般をディレクションされているときもあります)からなる音楽ユニットChouchouさんの新作が配信された。 Chouchouさんとの出会いは2016年。私は偶然にもネットで発見した素敵な音に触れ、思い切って彼らに”是非自作「てくてく日和」の劇半をお願いしたい”とお声がけしたのが出会いだった。チームのReelの音楽であったり、他作品にも参加していただき、我々チームにとっても、私個人にとって

          おとのこと Chouchouさんの新曲

          お仕事の話:『SKYSONAR』について

          合同会社INTERFACEDOGS初のお仕事として制作させていただいたミュージックビデオが7月15日に公開された。 cover株式会社様そしてホロライブ所属のVTUBER 不知火フレア様のご依頼で「SKYSONAR」という楽曲のアニメーションMVを制作させていただいた。何よりも素敵な音楽なので、たくさんの方に聴いていただけるきっかけになればと思う。 内容に関しては、本当に私の方からは説明するのはそもそも違うと思うし、野暮なのかなと思うので観ていただいた方の感じるままに解釈

          お仕事の話:『SKYSONAR』について

          すきなこと①

          物語が好きだ。フィクション(嘘)が好きだ。作り物の世界が好きだ。 きっとそこにはひとにぎりの”真実”とたくさんの”欲望”があるからだ。 音楽が好きだ。本が好きだ。映像が好きだ。絵画が好きだ。舞台が好きだ。写真が好きだ。 そのどれもがいつも自分に”物語”と”快楽”を供給してくれるからだ。 映画が好きだ。アニメーションが好きだ。ミュージックビデオが好きだ、映像そのものが大好きだ。 観るのも好きだし、作るのも好きだ。 幼い頃から映画好きの祖父に連れられてたくさんの映画を観た。

          作品のはなし:むかしといまのはなし

          おはようございます、こんにちは、こんばんは この記事では私を代表とする合同会社INTERFACEDOGSがまだ法人化する前の話を少しお話ししたい。 ●ことはじまり INTERFACEDOGSは私が京都で大学生だったころに立ち上げた自主制作でアニメを作る集団だった。京都中の大学の掲示板にスタッフ募集の貼り紙をして、最終的に別の美術大学の日本画コースにいた学生2人、自分の大学の後輩でデザイン科にいた後輩ひとりと一緒にアニメーションを作ったのがことのはじまりだ。 作画部分・一部

          作品のはなし:むかしといまのはなし

          改めてはじめてみる 何度目かのご挨拶

          ●はじめに おはようございます・こんにちは・こんばんは 富田喜允と申します。 思えば常々、SNSでの情報の共有やつながりとは違うネットの楽しみ方、表現方法はないモノかと考えて、色々文章での表現を試しては消して、また初めては消しての繰り返しでした。 (まるで様々な世界線を旅するかのように生まれては消えていくのです) 自分の活動を熱心に語ってみたり、精神状況をメモするメンタルケア的なものもはじめてみたりとやっておりました。 多くは語らず、でもSNSの手短で端的な情報発信とは違う

          改めてはじめてみる 何度目かのご挨拶