検察庁法改正案 審議の行方は?【5/15は国会から目が離せない】

こんばんは。noteにも進出してきました。
政治VTuberのみーちゃんです。

先日動画でお話した、検察庁法改正案。
明日、森法務大臣が参加の上で、検察庁法改正案が内閣委員会で審議されることとなりました。
現在の状況と、今後の見通しについて記載します。

(1)法案審議の流れ

現在、法案は衆議院で審議中です。

今回の法案は衆議院先議(衆議院で先に審議すること)なので、
衆議院で可決されたのち、参議院で審議され、参議院でも可決されれば法案が成立となります。

ですので、与党側がまず目指しているのは、衆議院での可決。
そのためには、下記の2つが順番に必要となります。
① 衆議院 内閣委員会での可決
② 衆議院 本会議での可決

現在は、衆議院の内閣委員会での審議が行われているので、
まずは、①の採決がいつ行われるのか、これが焦点になります。

もちろん、本当は審議がしっかりできたあとに採決するのが「当たり前」のはずなのですが、
議論をせず、さっさと採決しようという動きが与党側にあるようです。
一部報道では、①の委員会での採決は明日にも行われるとの情報もあり、
緊迫した状態が続いていくと考えられます。

検察官定年延長、15日にも委員会採決(共同通信社)
https://this.kiji.is/633606252098684001

(2) 明日の内閣委員会

下記ツイートは、明日の内閣委員会での質疑スケジュールです。

昨日の中断した質疑の続きと、
森法務大臣参加で1時間の質疑が行われます。

みーちゃんとして注目しているのは、大きく2点です。

1つ目は、森法務大臣の答弁内容そのもの。

昨日の内閣委員会では、「定年延長の基準がまだ決まっていない」ことを武田大臣が明らかにし、
基準を示してからの議論を求めた野党が退席する事態となりました。

森法務大臣が出席し、その点について、
そして今回の法案全体について、どこまで説明をできるのかが注目です。

2つ目は、採決があるかどうかです。

質問スケジュールの最後は、4分間の質疑を予定している足立議員です。
足立議員が終了したタイミングで、内閣委員会で「強行採決」が行われる可能性があります。

時は遡り、2017年。共謀罪法案のときです。
審議不十分の意見が飛び交う中、委員会での強行採決が行われました。

強行採決に至る直前に質疑をしていたのが、維新の丸山ほだか議員(当時)。
「委員長、もういいでしょう」と採決を促し、そのまま強行採決となりました。
(参考: https://digital.asahi.com/articles/ASK5M52RSK5MUTIL02D.html

法務大臣参加での質疑はたったの1時間のみ。
議論もせず強行採決はあってはなりません。

でも、今の状況なら充分ありうると思っています。
森大臣はどう答えるのか、そして、採決はあるのか。

昼間ではありますが、明日は国会から目が離せません。

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