【21/1/7】朝のピックアップ政治ニュース

おはようございます。
今週の実験企画、朝のピックアップ政治ニュースの3日目です。

ニュースチェックをはじめていたら、アメリカから衝撃のニュースが飛び込んできました。

1. 抗議デモのトランプ支持者らが米議会に乱入 議会審議は中断(NHK)

アメリカ大統領選挙は、まず国民が選挙人を選び、選挙人が大統領候補を選ぶという構造にて成立しています。

選挙人の投票結果を最終的に承認する作業が議会にて行われている最中、トランプ支持者がアメリカ議会を取り囲み、最終的には議会に突入しました。

トランプ大統領は、支持者に家に帰るようにとメッセージを出しましたが、そのメッセージの中でさえ、選挙に不正があったことを繰り返し訴えています。

共和党内にも、トランプ大統領に同調して選挙結果を承認しない立場を取る議員が少なくありませんでした。
結果として、議会内で略奪行為も行われており、陰謀論を肯定してきた共和党議員は、代償が重くつきそうです。

2. Jon Ossoff wins in Georgia, ensuring Democrats will control the Senate.(ニューヨーク・タイムズ)

一方で、ジョージア州の上院選挙にて、争われた2議席ともに民主党が当確した旨、各種メディアが報じています。

これにて、上院・下院ともに民主党が多数派となり、議会運営の主導権を握ることとなりました。

3. 新型コロナ 緊急事態宣言 首相の出席、自民拒否 国会事前報告(毎日新聞)

本日午後にも、国会で緊急事態宣言の発令について事前報告が行われる予定です。
衆院・参院ともに、議院運営委員会で西村経済再生担当相が説明を行います。
※配信先
衆議院インターネット中継:15:00~
参議院インターネット中継:16:00~

初回の発令時は、安倍前首相が出席し説明を行いました。野党は、今回も菅首相の出席と報告を求めていましたが、与党は応じず、今回は西村大臣の出席のみとなりました。

なお、特措法第十六条の一項では、政府対策本部の代表は、内閣総理大臣である旨を定めています。

4. 香港、民主派53人逮捕 「予備選での主張、政権転覆容疑」(朝日新聞)

香港の民主派が、次々と香港国家安全維持法違反で逮捕されました。53人が一斉に逮捕され、今までの同罪での逮捕人数を上回りました。

民主派は、昨年に立法会選挙の代表者を決めるために予備選を行っておりましたが、そこでの訴えが国家政権転覆罪に抵触するものとしています。

日本で例えるとするならば、野党の党首選候補者が一斉に逮捕されるようなものであり、中国の締付けが日に日に強まっています。

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