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キャリアも波に乗れ!

こんにちは。前回の記事にも少しありましたが、キャリアコンサルタントなので、キャリアの理論について、今回は少し触れたいと思います!

有名でご存知の方もいるかも多いかと思いますが、

「計画された偶発性」 - Planned Happenstance -

という言葉があります。

クランボルツ教授の有名な理論で、「その幸運は偶然でないんです!」という著書も出されています。

人のキャリアは予想もしていない偶然な出来事によって構成されている

その偶然の出来事を起こすために、5つの要素が大事

(1)「好奇心」 ―― たえず新しい学習の機会を模索し続けること
(2)「持続性」 ―― 失敗に屈せず、努力し続けること
(3)「楽観性」 ―― 新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること
(4)「柔軟性」 ―― こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること
(5)「冒険心」 ―― 結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと
(参考:『その幸運は偶然ではないんです!』ジョン・D・クランボルツ、A.S.レヴィン著 花田光世ら訳 ダイヤモンド社 2005)

働き方の哲学(村山昇氏著/ディスカヴァー社 2018)ではキャリアを築くことを山登りに例え、従来のような目標を明確に持ち登頂を目指すことを「登山型キャリア」だと表現し、計画された偶発性のような考え方を「トレック型キャリア」と称されていました。

(金井壽宏教授のキャリアドリフトも近いものだと思っています)

色々と近いメタファーはあるのですが、私はキャリアコンサルタント仲間の話を聞いた時に「波乗り」と表現していたことが個人的に一番しっくり来ました。

波に乗るには、

波が来ていることに気づかなければいけないし、

その波を引き寄せる運も必要だし、

その波が来た時に乗るためのスキルも必要な場合もあるし、

波に乗れちゃった時に、また違う景色が見えるのかも!

という感覚です。

私は上京してからの4年間、とにかく波が来て流れに乗る、という日々でした。

気づけば、登頂を目指していた時よりも、波乗りしてたどり着いたことの方が、最初に目指していた場所に近くなっているかも、と。

心がけていたことは、「自分らしくない行動」をする。

自分の固定概念の枠は「計画された偶発性」の5つの要素を持っていたのだと思います。

私の「自分の外側にある活動」については追々書いて行こうと思いますが、今もしキャリアに行き詰まりを感じているなら、少し取り入れて見て欲しい要素です!

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