見出し画像

DESIGN FASHION EDUCATION

D F E

公教育において、必要だと思う3項目
DESIGN FASHION EDUCATION
デザインやファッションはある意味特殊とされているクリエイティブ領域です。
しかし人は生きながらにして、アーティストであると言われるように
全ての人において影響のあることであり、意識的だろうが無意識的だろうが絶対に関わっている事柄です。
言うなれば、社会生活を送っている人は全員、デザイン、ファッションの影響を受けているということです。
本人としては無関心であったとしてもです。
それはとても自然的で、まるでどこにどんな大きさの石を何個置くかで流れが変わるかということのようです。

JUST STONES

DESIGN

集団で学ぶということは、よくデザインされた環境でなければいけないと考えています。そして、それはどこまでも隙間なく描いていくようなデザイン行為とは真逆で余白をより気持ちよくかつ最大限に可能性を広げとっていくデザイン行為でなければならないと思います。
それは、教育とは何か?より良い学びとは何か?という問いに答えを求めていく行為でもあります。

FASHION

ファッションというと皆さんはどんなことを思い浮かべますか?
モデルさん?流行りのお洋服?パリを代表とするショーコレクション?自己表現?
趣味?奇抜な髪型?上質な素材?
様々なことが想像されると思います。どれも間違いではありません。
では、そのファッションを皆さんは毎日率先して関わっていますか?
アパレル店員さんや、ファッションスタイリスト、ファッションデザイナーなどファッション業界に身を置く方々はじしんを持って「もちろん」と仰るかもしれません。では、まなびの場に目線を移して考えてみましょう。
まなびの場でファッションって・・・?・・・と思うかもしれません。
長くなってしまいそうなので、続きは次回に。その代わりに私の体験を話したいと思います。DFEのヒントになることを願って。

DON'T USE PLASTIC BAGS
DON'T USE PLASTIC HUNGERS

ロンドンで修士号を取得する際のこと
自分がどの教室のどこにいたのかもはっきりと覚えているようなレクチャーがいくつかあります。
そのうちの1つのオリエンテーションでのことです。
DON'T USE PLASTIC BAGS
DON'T USE PLASTIC HUNGERS
この2センテンスの後、ディレクターは云々言うのだが、これは教育指針を示した最たるもので、明確なコンセプトで裏付けされた価値のあるものを作っていく人材を育てているという誇りと拘りをディレクターが私たち学生に伝えた印象に残る時間でした。
当時のロンドンはethical fashion forumの第一回を開催したということ背景も相まって、強烈に耳に残っています。
ちなみに、日本の大学で教鞭をとった時に、このフレーズを使ったところ反発を受けたこともしっかりと記憶に残っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?