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オーセンティック・ライフキャリア講座【第2期】がはじまりました

こんにちは。きりこです。会社員としてフルタイムではたらきながら、自由七科で学び、研究員としてPolarisの事業に関わっています。

オーセンティック・ライフキャリア講座ー自分に根差した価値観を取り戻す【第2期】がはじまりました。Polaris新入りの私は、受講生として絶賛参加中。今日は、初回講座の様子をレポートします。

どんな人たちが集っているのか?

2期の参加者は全員女性です。一見「ワーママ」「バリキャリ」「(専業、兼業)主婦」でひとくくりにされそうな人たちですが、大企業フルタイムワーカー、転勤族、乳児育児中、地方都市の公共事業サポートなど、そのバックグラウンドは実に様々。場所も、東京、大阪、長野など全国各地からの参加で「今日長野はいいお天気です。そっちはどう?」など、オンラインならではの気軽さと心地よさの中でスタートしました。

なにを学んでいるのか?

講座は、社会学視点のインプット(講義)対話やワークリアクションシートの提出で構成されています。初回はPolarisの創業者であり講師の市川望美さんが大学院で学んだことをもとに「選択とは何か」「社会構成主義から見る社会と私たちの関係性」といったことを学び、感じたことについてメンバーと対話をし、解釈の共有を行います。様々なバックグラウンド、置かれた状況によっても語られることは様々で豊かな気づきの時間が生まれました。

「うつくしい」とためわらずに言えるもの

最後のワークでは「うつくしい、とあなたがためらわずに言えるものはなんですか?」という問いについて解を共有しました。この講座の探求テーマである”オーセンティシティ"(まがいものではない、本物のこと)にも通じる問いであり、講座を経て、自身の感覚に立ち返った今感じることを確認できる問いでもありました。私の解は「葛藤している人」。矛盾と葛藤の中で生きている人がうつくしいと感じる自分がいるのは大きな発見でした。みなさんの今の解はなんですか?

「オーセンティシティ」の向こうにあるもの

企業に属している私は、日々組織の向かうベクトルや置かれた役割と、自分の価値観のすり合わせをしています。仲間に問うこともあるし、上司はそのサポーターであるべきだ、と(時に見えぬ何かに)刃を向けている時もあります。そこには、仕事は自己表現のひとつであり、それが明るく認められる組織に属したいという想いがあるから。大企業に属する個々人こそが「オーセンティシティ=根源的な自分らしさ」に向き合うならば、それは社会を変えるインパクトになるんじゃないか、ならば、私は自分の価値観にどんどん揺さぶりをかけていこう、そんな想いを新たにした時間でした。

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講座の余韻たるや

終わったあとは、リアクションシートで客観的、主観的な振り返りを書きおろします。この時間がなんかとてもいい。振り返りも含めて経過し、早速”この話の裏側にある社会構造にはどんなものがありそうか?”と捉える変化が起きていて、驚いています(マジか、行き詰まると視野が狭くて有名な私なのに)。講座の仲間とは、Facebookページで余韻を共有しながら、またそれぞれの日常に戻っていく、そしてまたこの講座に棚卸しにくる(山本学長はそれを”ピットインする”と呼ぶ)を繰り返し、全5回に渡って探求を続けていきます。初回を終えてやってみたいことは「日々の不自由さに敏感になること」。なぜ不自由さを感じるのか、本当は自分はどう在りたいのか、を考えてみたいと思います。

募集中の講座

現在自由七科では以下の座談会の参加者を募集しています。

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はたらくをアートする「自由七科」
自由に生きるための知恵に出会うリベラルアーツ・ラボ
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非営利型株式会社Polarisが運営する学びと探究の場。
変化の時代の中で多様な人とつながりながら自由に生きること、その人がその人らしくあること、仕事とその人がより近づき、自分が心地よいと思える暮らしかたや働き方を実現するための学びや探究を行うラボです。


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