やめることを決めた日

私は諦める事にした
こんな風に頑張ればできそうな事を
自分からやめよう　と決めて発表する事は初めてかもしれない

昨年春　私は大学に入り直した
心理学がずっと学びたかったからだ
大学に入った時は自分が学びたい事
ずっと知りたかった事が学べる喜びで
とてもワクワクしてた

実際大学の講義や　教科書は楽しくて
元々は興味がなかった科目も新しい発見があったりして今でもとても楽しい

そんな中　私がやめると決めたのは
認定心理士を取得すること
認定心理士が取りたい訳でも　今の仕事に役立つ事でもなかったけど
ついつい資格は持って他方がいいかなと思って履修を決めた

でも私は本当に数字やグラフが苦手　

なかなかやめる決意ができなかったのは
負けをみとめたくなかったからかな。負けるもなにも誰とも競ってないし　自分の苦手分野は痛いほど知っていたのに。

χ二乗、検定、偏差、

見るのも考えるのももうやめよう
興味があった学びが辛くなってる
実際　年の初めに今年何を手放そうかと思ったとき　真っ先に思い浮かんできたのが心理学実験だった

実験もなし　認定心理士もなし
それでも学ぶ事には絶対価値があるってわかってる
自分が知りたい事
今の自分に必要な事を
ひとつひとつ丁寧にやる
資格をとらなくても
ネットでたくさんの興味深い文献が検索できるし、こんな事知りたいのは私だけかな　と思っていても先行研究はあったりする

来年どうするか決めていないけど
今年履修した実験以外の科目を
存分に楽しもう
だって私は心理学をずっと学びたかったんだから