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フィルムカメラ 「NIkon FE」 ロゴの墨入れをやってみた
こんにちは、ポラックです。
フィルムカメラを大事にするあまり、布などを使って拭き拭きしてあげた時に。。。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29412075/picture_pc_bc7507430ac43ed100061355b343df53.jpeg?width=800)
ロゴの塗装が布に引っ掛かって取れちゃった。
なんてことないですか。
私は「Nikon FE」と「Nikomat FTn」でやってしまったことがある。
このロゴが取れていると大分残念。
今回はフィルムカメラのロゴの修理をしてみることに。
「墨入れ」というらしい
このロゴに塗料を入れることを「墨入れ」というらしい。
フィルムカメラのロゴや文字盤などの、彫られている文字部分に色を入れることを調べていると見つけることができた。
他にもプラモデルのパーツの境目に沿って塗料を流してあげることで、雰囲気や質感を表現する方法としてもこの「墨入れ」ということが為されているんだそう。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29412787/picture_pc_2f80dcf9bc5ba825d11300ece466403b.jpeg?width=800)
こんな文字盤とかボディにある記号なんかも墨入れしてあるってことですね。
使う塗料はなにが良いのか?
なんの塗料を使っているのか調べた結果、カメラの墨入れには「エナメル塗料」を使っているという方が多かったので。
タミヤのエナメル塗料のフラットブラックを購入してみた。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29413250/picture_pc_33b47cf12649febe0578fd55779b051a.jpeg?width=800)
他にも墨入れ用と書かれたものもあったが、とりあえず今回は試しに安いこの塗料で良いかなと。
早速墨入れをしてみた
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29413439/picture_pc_5f1e45a3811c91fccdb0922997b34423.jpeg?width=800)
勝手に蓋の裏側に筆が付いていると勘違いして筆を買い忘れました。
なので爪楊枝に塗料をつけてロゴの溝に流し込んでみることに。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29413552/picture_pc_eb707da672bcf5c7d084a1cf9abce414.jpeg?width=800)
少量をとったつもりがけっこう塗料が余っておもいっきりはみ出した。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29413658/picture_pc_c54a1f569852392493e195d786c8948f.jpeg?width=800)
気にせず「n」にも塗料を流し込む。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29413708/picture_pc_3d963261738f525c1eb1a05151dde3fc.jpeg?width=800)
ちょっと盛りすぎたのでティッシュで吸ってみるといい感じに。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29413763/picture_pc_fba9cc472757ea9470a7cf8e46203dbd.jpeg?width=800)
3分くらい待ってから割り箸ではみ出した部分を削ってみる。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29413823/picture_pc_31c278ae4f90e8748e5af3480a386817.jpeg?width=800)
溝に割り箸が入りそうなので、割り箸を平らに削ってやってみるとけっこう綺麗にとれました。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29413900/picture_pc_b18b4b1189a66f2a14f97f6e14a89c5b.jpeg?width=800)
クオリティはともかく思ったよりも簡単に出来た。
乾燥時間
どうやらエナメル塗料は乾燥に時間がかかるらしい。
指で触っても大丈夫になるまで約2時間。
表面が硬化するまで1日。
完全に乾燥するまで1週間だそうです。
とりあえずほっときました。
1週間後
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29414104/picture_pc_f2451fe2c4524dcad024e4dcc9afefb5.jpeg?width=800)
500円でこのクオリティならいいでしょう。
用意するのは爪楊枝と割り箸とティッシュだけ。
補足情報
ネットやTwitterでもらったアドバイスによると、エナメル塗料よりもラッカー塗料の方が塗膜が強いので良いということ。
ラッカー塗料は下地を痛めるそうだが金属のフィルムカメラなら問題なさそうだし。
エナメルの方が伸びが良いそうなので、塗りやすさでいうとエナメルか。
ロゴ部分は窪んでいるので塗膜の強さをそこまで強くなくても大丈夫そう。
だからカメラの墨入れは多くのかたがエナメル塗料を使っているのかもしれない。
ハンブロール社のエナメル塗料が良いらしい。
ちょっと取り扱いが難しそうなので、手軽に済ませたい場合は今回のエナメル塗料で充分かと思います。
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