見出し画像

「違いがわかる男」になりたい…Vol.5 デジタル一眼レフの名機 「Nikon D40」 CCDの色彩

どうもポラックです。

画像34

今なお熱狂的な信者がいるとかいないとか⁉︎

CCDセンサー搭載のデジタル一眼レフ
Nikon D40」を手に入れた。

CCD機の中でもD40は名機なんて話しをよく見かける。

画像2

以前からCCD機が気になりD70

画像3

D200も購入。

画像4

フルサイズのCMOSセンサーを搭載したD610と比べてみると、確かにCMOSとCCDでは色も含めて違いを感じる。

それでネットでCCDセンサーの記事を読んでみると必ず出るのがD40についての話し。

D70よりもD40の方がこってりとした色合いだとか、D40は名機で皆が手放さなかったから中古市場で当初あまり見つからなかったとか。

エントリーモデルのその下のファミリーモデルのはずだけど。

ボディ内にモーターないからAF-Sレンズしか使えないし。

画像5

と敬遠していたけどたまたま⁉︎最近「AF-S NIKKOR 50mm F1.8 G」を手に入れた。

それでとうとうD40も購入。

軽量コンパクト

画像6

肝心の写りの前にD40を手に入れて感じたのは「可愛いやつ」ってこと。

軽くて小さい!

レンズがデカく見える。

画像8

D70もそこまで大きくないので、いかにD40が小さいかがわかる。

AF-Sレンズの静かなAFとD40の静かなシャッター音での撮影は街中でもストレスがない。

個人的にはD200のパチン!というシャッター音がす好きだけど、D40のソフトなシャッター音はスナップにはもってこい。

フィルム機のF80とかU2なんかのシャッター音と似ている。

画像7

それにD70では不可能だがD40は非Aiレンズがそのまま装着できる。(露出計は動かず)

そして案外似合う。

おそらくそんなところも名機と云われる理由の一つかもしれない。(他にも高感度でノイズが少ないとか)

比較検証

画像9

じゃあ肝心の写りはどうなのよ?ってことで。

やはりこってりとした色合いだとか彩度だとかいっても、その他に使っているカメラだとかその前になにを見たのかによって変わるんじゃない?

人の感覚はそのくらい曖昧なものでもあるし、逆に微細な違いにも気づくほど優れたものでもあるけど。

だからこそ同じ条件で撮影したものを並べて比べてみると面白い。

比較検証

画像10

ということで1枚目。

どうでしょう?

結構違いますねぇ。

ちなみにD40はどれだと思います?

正解は上のカメラの写真と同じ並び。

①左上 D70 2004年
②右上 D200 2005年
③左下 D40 2006年
④右下 D610 2013年

と発売順に並べてみました。

上の写真だと明らかにD40は濃いですね。

ちなみに露出が微妙に違うだけでも色味は結構変わってきます。

今回は全ての写真で「Ai Micro-NIKKOR 55mm F2.8s」を使用し、「ISO・F値・SS」も全く同じにして撮影してます。

画像11

並べかたで見え方も変わりますが、やはりD40が濃いのがわかります。

画像12

2枚目も同じ並びですが今回はどうでしょう?

さっきと違う結果な気がします。

画像13

D200が1番濃いというか暗いというか締まって見えるというか。(この日は晴天で雲で陰った記憶はない。)

D40は1番彩度低めな感じ。

被写体によって変わるのか?

画像14

3枚目はどうだろう。

画像15

D40はやや黄色っぽい。

なんか違うけどかなり微妙。

画像16

これはどうだろう。

D610の赤が明るく見える。

画像17

なんとなーく1番濃いのはD70な気が。

特に滑り台の赤。

画像18

次は錆びた青い柵。

んー。。。

画像19

D610とD200の青が綺麗に出ているのに対してD40はやや黄色味がかかってるような気が。

くすんだ微妙な青でこれはこれでいい感じにも見えるけど。

画像20

ポストの赤はD40が濃い。

画像21

その他も確かに違うけどなんとも微妙。

画像22

滑り台の黄色はCCD機は全体的に濃い。

画像23

これはD70が1番濃いというかアンダーでD610が1番明るい。

日が落ちることを考慮しても撮影の順番は610→70→40→200。

やはりセンサーの違い。

画像24

空を撮るとD40の違いが如実に現れますね。

色味が他の機種と違います。

D610は全体的に他の機種と全然違います。

検証結果

(以下の画像はD40撮って出し)

画像25

とまあこの様な感じで結果としては
「ハッキリとD40だけがこってりと見えるものもあれば、それほど違いが分からない、もしくは他の機種の方が濃く見えるようなものもあった。という感じでしょうか。

画像26

確かに違いはあるけど、思っていたほど機種ごとやCCD機とCMOS機の違いは感じなかった。というかもっと違うと思ってたけどな〜

画像27

D40の色彩についての意見をよく見るのはなぜか?を考えた時に私が思ったことは。

画像28

液晶画面の画像の違い

D40で撮った時に確認のために液晶画面をみると「なにこの色!」となることが多い。

画像29

液晶画面で見た時は本当にこってりとした色合いの画像に見える。
(転送して確認すると液晶画面で見た時よりもあっさりに見える。

D70やD200でもこれは割と同じことを思うんですが、なんせ液晶が小さいのでわかりづらい。

D610の液晶になるとすごくクリアーな画像が見える。(最新機種は更に液晶綺麗ですね。)

画像30

D40の液晶画面はD70やD200に比べて大きく見やすい。

その上こってりとした画像が写っている。

そのことがD40の写真がこってりと云われる理由の一つではないかと。笑

画像31

確かにシチュエーションによっては明らかに他の機種よりもこってりとした写真が撮れるのも事実です。

そしていずれにしてもD40はCCDの名機であることに異存はないでしょう

先日スナップで撮影した写真を見ても良い色出てるなぁと感じるし、なんといっても軽量・コンパクトボディで使いやすいのと夕方以降に感度を上げて撮った写真もノイズが少ない。

個人的にはかなりお気に入りの機種。

CCD機は本当にオススメ

画像32

ついでにD200やD70で撮れる写真も良い色だと思うし、D200なんかはボディの質感やシャッター音がすごく良い。

画像33

この頃のCCDセンサーの一眼レフは既にデジタル機としてほぼ完成している。

画像34

そしてそんなカメラが今や5,000円〜高くても2万円はしない値段で手に入る。

なにも高いお金を出さなくても充分に写真が楽しむことはできる。(いや最新機種や高級機もほしい)

*それにしても撮影毎に4台のボディにレンズを付け替えて同じ画角で撮るのが大変過ぎた。。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?