見出し画像

2022年 退職、そして青梅への移住

まるで大きな決断をしましたという様なタイトル。

実際は結構いい加減な流れの中でゆらゆら揺れながらなる様になったという感じでしょうか。

退職

昨年の今頃はまだ外資系金融機関に席を置いていた。
「外資系金融機関」というとまたバリバリなビジネスマン的なイメージだかもしれないが、実際は地獄と天国が隣り合わせの保険営業マン。
月収が250万を超えたこともあれば10万以下の月もあった。
優績者は賞賛され落ちこぼれは容赦なくクビになる。そんな業界では5年以上続く人は7%ほどと言われている。
そんな業界に7年身を置き最もウンザリしたのは否応なき競争。
走りたくなくても走らざるを得ないあの感覚。

いつしか会社側との軋轢が生じてフェイドアウトする様に退職したのが4月。

青梅への移住

そもそも流行り病の流行で会社への出勤が激減したのが2年前。
昨年に至っては10日も出勤していない。
出勤しなくて良いもんだからカメラに自転車に没頭。笑
そりゃ仕事からもフェードアウトするわ。

高校を卒業して静岡から東京に出てきて以来、引っ越しを繰り返しながらも住み続けてきた荻窪という街だったが。

なんとなく気に入って離れようと思ったことはなかった。そんな中登山で訪れる奥多摩やサイクリングで走る飯能市やときがわ町の自然には惹かれていた。

いつかこんなところで暮らしてみたいなぁなんて。定年後は田舎暮らし〜なんてテレビなんかでたまに見る。

いや、今でしょ今!
そんなことを考え出した1年ほど前から奥さんを洗脳説得してようやくOKが出たのが夏前。
青梅市の一軒家に絞って物件を探し一月半ほどで条件を満たす物件への引っ越しができた。

登山好きサイクリストが青梅に移住したら?

声を大にして言いたい。
最高!

登山にしてもサイクリングにしても都心スタートでやるのと青梅市スタートでは全然違う。

我が家はなんだかんだで数ヶ月に一度ほどしか行かなかった山歩きを引っ越し後は毎週している。
山歩きした後は温泉へ入り食事をして帰る。
これが当たり前になった。

サイクリングは輪行などすることなく交通量の少ない道を走り始め峠まで数分。
林道を散策したりと常に自然を満喫しながら走ることができる。

是非オススメしたい!

出来るだけ若いうちに

気に入らない会社を辞めるとか、登山やサイクリングに最適な暮らしをするとかっていうのは人それぞれの価値観で重要ではないけど。

ただ自分がしたくないことをやめたり、やりたいことをやるなら「いつかは」なんて考えずに早くやる方が良い。

いつかはエジプトのピラミッドを見てみたい。

なんて私も以前言っていたが行こうと決めて1ヶ月半後にはエジプトにいた。ほぼ勢い。

そしてその年の暮れにはコロナ禍となった。
エジプトをクルーズ客船で回るツアー客は皆定年後の人たちで、皆さんに新婚旅行かと聞かれて「いや、ただの旅行ですよ」というと不思議がられたのが印象的だった。
そんな経験からも早めに行っておいて良かったと思う。

会社員を辞めたり「ほど田舎」暮らしには責任やデメリットもあるけど、なにより自分で決めて生きるのは心地いい。

なんとなくやりたいなぁなんて思ってることをヌルッと実行していく。
来年もそんな年にしていきたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?