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初めての野鳥スナップ! MFレンズで悪戦苦闘…

こんにちは、ポラックです。

今回は写真初心者の私が、
野鳥写真に初めて挑戦してみました。

野鳥写真には今まで興味を持ったことがなかったんですが、
YouTubeでいつも見ているまきりなさんのチャンネルを見て影響されちゃいました。

そこで昨日
せっかくジャンクで買った300mmもあるし野鳥写真でもやってみよう。

とカメラバッグに望遠レンズを詰め込んで行って来ました。

公園到着

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D610+Ai NIKKOR 300mm F4.5: ISO200 F4.5 1/1000sec

先ずはその日のベストショット!
梅とメジロ

正直に言うとこれは数百枚撮った中の1枚です…

私は野鳥写真を舐めてました野鳥を撮るのがこんなに難しいものだとは知りませんでした。

このメジロは梅がたくさん生えているところに、3.4羽が飛んで来ていたところでひたすら連写しまくって撮った写真です。

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D610+Ai NIKKOR 300mm F4.5: ISO200 F4.5 1/1000sec

マニュアルフォーカスレンズでピントを合わせようとしても、
あまりに鳥の動きが早いのでピントが鳥なのか枝なのか自分でもよくわからない。笑

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D610+Ai NIKKOR 300mm F4.5: ISO200 F4.5 1/1000sec

ピントを合わせをしながらひらすらシャッターを切るさまは、まるで射撃をしているみたいです。
(射撃はしたことないけど…)

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D610+Ai NIKKOR 300mm F4.5: ISO200 F4.5 1/1000sec

こんな風に写真が撮れていたことは、
自分でも驚きです。

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D610+Ai NIKKOR 300mm F4.5: ISO200 F4.5 1/1250sec

飛んでる!
早いシャッタースピードが必要ですね。


先輩たちとの出会い

私が写真を撮っていると、
この公園の常連と思われるカメラマンさんが、新参者の私に声を掛けてきてくれて色々と話しを聞かせてくれました。
恥ずかしながらこの鳥の名前すら知らなかったので

これなんて鳥ですか?
「メジロだよー、ほら目の周りが白いでしょ。梅とメジロは今しか撮れないからね〜」

(おお、これがメジロ!)
(確かに今しか撮れない!)
といちいち感動している私でした。

AFレンズは常識⁉︎

よく見ると常連の皆さんは最新と思われる、
AFの巨大なレンズを装着してらっしゃる…

なんだか古いMF望遠を着けているのがちょっと恥ずかしく感じて

やっぱりAFじゃないと野鳥は難しいですか?
「結構大変だよー。でもMFの方が良いこともあるよ、ピントが自分の思うところに合うから。」
「昔はみんなマニュアルでやってたしね〜。」

確かに昔はマニュアルしか無かった!
よし!
マニュアルでも大丈夫だ!
いや、逆にマニュアルの方がカッコいい!
(無理やり自分に言い聞かせる)


こんな都会にオオタカがいる⁉︎

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D610+Ai NIKKOR 300mm F4.5: ISO200 F4.5 1/500sec

この公園で「大鷹」の写真が撮れるのだと教えてくれました。

オオタカ⁈

それがどんなに貴重な事かもわからず「へぇ〜」くらいに思い

カワセミってこの辺にいるんですか?
「あっちの池にいるよ。」

と教えてくれたので私はそっちへ…
(私はカワセミが撮りたかったんです。)


池のほうへ移動

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D610+Ai NIKKOR 300mm F4.5: ISO400 F4.5 1/500sec

公園内を移動していると鳥の鳴き声がたくさん聞こえます。

普段は気にしたことの無かった鳥の鳴き声を探して木の上を見上げても、なかなか鳥の姿を見つけることすらできません。

草むらにいたところを発見し撮った写真。
後で調べると「ムクドリ」という鳥でした。
被写界深度がわかり易い写真です。

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D610+Ai NIKKOR 300mm F4.5: ISO400 F4.5 1/500sec

この写真はもっとシャッタースピードが早い方が良かったです。
飛んできた鳥がブレてます。

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D610+Ai NIKKOR 300mm F4.5: ISO200 F4.5 1/500sec

この鳥は「シジュウカラ」。
かなり動きが早かったです。
もはや木の上にいる時はほとんど撮れませんでした。

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D610+Ai NIKKOR 300mm F4.5: ISO3200 F4.5 1/400sec

この鳥は「ツグミ」。
周りの落ち葉に馴染んでます。


川のほとりへ

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D610+Ai NIKKOR 300mm F4.5: ISO640 F4.5 1/500sec

この鳥は「キセキレイ」。

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D610+Ai NIKKOR 300mm F4.5: ISO200 F4.5 1/500sec

スピード感出てます?笑

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D610+Ai NIKKOR 300mm F4.5: ISO2000 F4.5 1/250sec

こちらは「サンショウクイ」のメス?


大きな木のしたへ

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D610+Ai NIKKOR 300mm F4.5: ISO640 F4.5 1/320sec

カワセミを諦めて先ほどの先輩たちのところへ戻ると「大鷹」が戻ってきたらしく、
皆さん並んで三脚にカメラをセットして構えてらっしゃいました。

私も真似して三脚を出してセット。

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D610+Ai NIKKOR 300mm F4.5: ISO640 F4.5 1/320sec

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D610+Ai NIKKOR 300mm F4.5: ISO640 F4.5 1/320sec

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D610+Ai NIKKOR 300mm F4.5: ISO3200 F4.5 1/320sec

みんなで飛び立つのをまだかまだかと待つこと小一時間。
だんだん暗くなってきてシャッタースピードを稼げなくなってきます。

先輩がシャッタースピードを最低でも1/1600くらいまで上げた方が良いと教えてくれました。

私のレンズとボディの性能だと1/320くらいで限界かな。
(この辺が野鳥写真のむずかしいところ。
ノイズをとるかブレをとるか。)


野鳥写真で悪戦苦闘の感想

初めて野鳥写真を撮ってみて、
ハマる人の気持ちが少し分かった気がします。

面白いです。

普段撮っているスナップとはまた
違った観点で写真と向き合うことが出来ました。

なんとなくスポーツっぽいなとも思いました。

普通のスナップよりも、
機材の性能に頼る部分が大きいです。

明るいレンズと高感度なセンサー、早いシャッタースピードが求められます。

この経験は初めてでした。

普段の昼間の撮影で50mmなどのレンズだと、
最低でも1/60secくらいまでシャッタースピードを落とせます。

シャッタースピードより絞りや構図に意識が向きます。
ISOは100で固定です。

野鳥撮影は鳥の動きを止めて撮りたいときは、
シャッタースピードが1/1000sec以上が必要です。

止まっている鳥だとしても、
300mmの望遠レンズの時点で1/320secくらいは必要です。
(手ぶれ補正があれば違うんでしょうけど。)

私の開放F値4.5のレンズだと、
少し暗くなるとISOが3200を超えてしまいました。

被写体に対しては、
構図というよりも枝の位置や太陽の角度などを優先して撮るべきで、
慣れてきたら構図なども考えられるかなと思います。


今回は野鳥写真の面白さを知ることが出来、
そこにいた先輩方との出会いもあり、
新たな写真の楽しさを感じた1日でした。

まだまだ初心者なので、色んなジャンルに挑戦して「自分の撮りたい写真」に近づけたらなと思います。

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