Nikon BR-2A•BR-3 アダプターリングであそぶ
こんにちは、ポラックです。
カメラやレンズの沼の住人の病気が落ち着いた時に手を出すのがアクセサリー。
Nikonからは結構いろんなアクセサリーがあるようで、今回はBR-2AとBR-3を購入してみた。
これはリバースアダプターとか呼ばれていて、レンズを逆付けすることでマクロレンズよりも寄って撮影できるというものだ。
箱にはマクロアダプターリングと書かれている。
これがAF NIKKOR 50mm F1.8を普通に付けた状態。
BR-2AとBR-3を使ってレンズを逆に付けるとこうなる。
これがBR-2A。
レンズのフィルター部のネジをはめ込むと、反対側がマウントになっていて逆向きでレンズを装着することができる。
こちらがBR-3。
BR-2Aだけでも逆付けして写真を撮ることはできるが、レンズの後玉が剥き出しになる。
レンズの後玉はデリケートゾーンなので。
BR-3を後玉側に装置してプロテクトフィルターで後玉を保護する。
するとこんな感じの見た目になる。
なかなかカッコいい。
ちなみにBR-2AではなくBR-2という旧モデルもある。
電子接点のあるボディはBR-2Aを使わないと故障の原因となるらしい。
BR-3も古いものはシルバーで、F刻印のものもある。
こちらはF刻印のないモデル。
Nikon F2にNIKKOR-S Auto 50mm F1.4。
こんな場合は旧モデルのシルバーの方が似合う。
もちろんフィルターもシルバーで合わせる。
こういう遊びもなかなか面白い。
どのくらい寄れるか
先ずは私の普段からよく使うブツ撮り用のレンズ「AF Micro-NIKKOR 55mm F2.8」。
このなんともいえないルックスも去ることながら、このレンズは「Ai Micro-NIKKOR 55mm F2.8s」と同じ光学系でも等倍で撮影できるレンズ。
先ずはマイクロニッコールで普通にタムキューを撮る。
今度はマイクロニッコールでギリギリまで寄って撮影するとここまで大きく撮れる。
ちなみにアダプターリングを使うと露出計は動かない。
そしてこちらは
「NIKKOR-H Auto 28mm F3.5」での撮影。
解放でピント合わせをしてF11で撮影。
アダプターリングを使うとここまで大きく撮影できた。(もちろんどちらもクロップ無し)
マニュアルを読んでみると28mmだと大体2倍くらいで撮れるようです。
ちなみにアダプターリングで逆付けするとピントの調整をレンズではできない。
カメラの位置を動かしてピントを合わせる。
ズームレンズを使うとピント調整ができる。
これほどのマクロ撮影となると被写界深度が極薄なので、外での花の撮影なんかでは微風でもピントがズレそうです。
マクロレンズいらない?
ちなみにこのリングは2つで大体2,000円〜3,000円くらいで手に入ると思います。
たまにマクロレンズを買うより安いみたいなことが書かれているのを見ますが、私はマクロレンズとはまた別ものかと思います。
マクロレンズはその描写性能を活かした一般撮影やブツ撮り、そしてマクロ撮影ができるので私は好きです。
この方法は撮影倍率を上げることに特化した方法かと思います。
そろそろ梅雨が明ける頃なので早く外でも試してみたいものです。
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