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【FF16】サウンドトラックDisc2の日本語訳・使用シーン・感想などをまとめました【ネタバレあり】
前回(↓リンク)の続き、FF16サントラのDisc2について、タイトルの日本語訳、使用されているシーン、感想などをまとめてみました。
「日本語訳はこっちのほうがいいんじゃない?」とか載せている情報が間違っている場合はコメントなどでご意見をもらえると嬉しいです。
どうしてもネタバレが含まれてしまうため、未プレイの方などは注意してください。
<Disc2収録曲>
1.Hide, Hideaway
【日本語訳】隠れ家
シドの隠れ家で流れる曲。シドのフレーズが使用されています。
ちなみに、この曲は隠れ家のオーケストリオンで再生できますが、オーケストリオンでは「シドの隠れ家」という曲名になっています。
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2.Lovely, Dark, and Deep – The Greatwood
【日本語訳】美しく、暗く、深い
グレートウッドの道中で流れるBGM。通常時と戦闘時で曲調がシームレスに変わります。
通常時はピアノやストリングスをメインにした森の静けさを感じられるようなイメージ、戦闘中は打楽器が前面に出てきて戦闘の激しさや魔物の生命力などを感じさせるようなイメージです。
タイトルの元ネタは、アメリカ合衆国の詩人・ロバート・フロストによる「雪の降る夕方森に寄って」という詩の一節ではないかと思っています。
<英語原詩>
The woods are lovely, dark and deep,
But I have promises to keep,
And miles to go before I sleep,
And miles to go before I sleep.
<日本語直訳>
森は美しく、暗く、深い。
しかし私には守るべき約束がある
行くべき道のりがある、眠る前に。
行くべき道のりがある、眠る前に。
ちなみに、この曲は隠れ家のオーケストリオンで再生できますが、オーケストリオンでは「森林浴」という曲名になっています。
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3.Too Bloody Quiet
【日本語訳】とても静かだ
メインストーリーでロストウィングにシドと訪れた際のカットシーンおよびその後の探索時に流れる曲。普段なら人がいるはずの村に誰も見当たらず静まり返っている状態から探索が始まります。
また、ロストウィングを出てノルヴァーン砦へ向かう道中にも流れます。
「Bloody」は「とても」という意味のスラングっぽいです。イギリスのほうでよく使われるとか。
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4.The Chase
【日本語訳】追跡
ロストウィングでガブと初めて会い、その後こちらに気づいたウォールード兵をクライヴが追いかける際にかかる曲。
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5.Idylls of the Empire
【日本語訳】皇国牧歌
ロストウィングでのイベントが一段落して、その後クライヴを操作できるようになって以降、ロストウィングで平常時に流れる穏やかなイメージのBGM。
ちなみに、この曲は隠れ家のオーケストリオンで再生できますが、オーケストリオンでは「ザンブレクで憩う」という曲名になっています。
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6.Words to the Wise
【日本語訳】傾聴すべき一言
ノルヴァーン砦潜入直前のカットシーンで流れるBGM。シドがベアラーを保護する目的や風のドミナント・ベネディクタについてクライヴが尋ねるシーン。
「Words to the Wise」とは慣用句で、「もし、あなたが賢い人なら、この警告に耳を傾けるべきだ」という意味で使われるそう。
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7.Domina
【日本語訳】
ノルヴァーン砦攻略直前、ベネディクタの回想シーン(下図参照)で流れる曲。
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8.Before the Storm – Caer Norvent
【日本語訳】嵐の前 - ノルヴァーン砦
ノルヴァーン砦の攻略時に流れる重厚な雰囲気の曲。通常時と戦闘時でアレンジがシームレスに切り替わる仕様。個人的に神曲です。
ちなみに、この曲は隠れ家のオーケストリオンで再生できますが、オーケストリオンでは「開戦前夜」という曲名になっています。「開戦」とはおそらくこの夜が開けたあとのイフリートvsガルーダのことで、「前夜」がこのノルヴァーン砦の攻略イベントということだと思います。
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9.Thunderstorm
【日本語訳】サンダーストーム
ノルヴァーン砦の礼拝堂にて、それぞれ半顕現したシドとベネディクタが戦うカットシーンで流れる曲。
Thunderstorm(サンダーストーム)はラムウの召喚獣アビリティの名前でもあるため、あえて訳しませんでした。
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10.The Shepherd's Lament
【日本語訳】羊飼いの嘆き
ベネディクタ戦後、クライヴに力を吸収されたことにより、ベネディクタがガルーダの力を使えなくなったシーンで流れる曲。一瞬で失意の底に沈むベネディクタは印象的です。
「Shepherd」とは直訳すると「羊飼い」そして「世話係、指導者」という意味もあるそうです。ベネディクタはベアラーのことを「家畜」と呼び、また、ウォールード王国の密偵部隊長を務めていました。「Shepherd」という呼び方はベネディクタを表すのにピッタリなのかもしれません。
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11.A Land in Peril
【日本語訳】危険にさらされた土地
タイトルのとおり、嫌な予感がする不穏な曲。
サントラの収録順的には、ノルヴァーン砦を脱出後のガブと合流するシーンの間のはずなのですが、このときかかるのは少し違う曲です。
他にこの曲が流れるのは、同じくザンブレク領のマクルデュロワ丘陵(ノースリーチの北)などです。
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12.Brothers
【日本語訳】兄弟
ノルヴァーン砦脱出後、ガブと合流したときのカットシーンで流れる曲。グレードウッドやキングスフォールの曲と同じメロディーが使われています。
ガブが、似たようなクライヴの境遇(弟を亡くした)を知り、再び別行動となり別れる際にクライヴのことを「じゃあな、兄弟」と呼ぶ印象的なシーンです。
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13.Downburst
【日本語訳】ダウンバースト
ベネディクタが山賊らに捕らわれそうになる瞬間に入る回想(シドとの出会い)から、その後暴走しガルーダへと顕現するシーンで流れる曲。
ダウンバーストとは気象用語で、「積雲や積乱雲から爆発的に吹き降ろす気流およびこれが地表に衝突して吹き出す破壊的な気流」のことを指します。
ベネディクタのこのときの心情を表しているタイトルです。
また、この曲で使われているメロディーは、このあとの「Against the Wind」(アイ・オブ・ザ・テンペストの移動中の曲)や「Control」(イフリートvsガルーダの曲)でも使われていますので、ベネディクタのフレーズと言えると思います。
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14.Vengeance Found
【日本語訳】復讐が見つかった
「vengeance」とは「復讐」という意味ですが、「revenge」が「自分が被害者の場合の復讐」を指すのに対し、「vengeance」は「自分以外が被害者の場合の復讐」という意味だそう。
「Found」とは逆にクライヴが復讐相手(フード姿の男)のもとにたどり着いた、ということだと思われます。
15.Calling
【日本語訳】呼び声
アイ・オブ・ザ・テンペストに入った直後のカットシーン、クライヴがローブ姿の男の姿を見つけたときにかかる不気味な雰囲気の曲。
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16.Against the Wind – The Eye of the Tempest
【日本語訳】風に逆らって - アイ・オブ・ザ・テンペスト
アイ・オブ・ザ・テンペストでローブ姿の男を追う道中に流れる曲。個人的にはこれぞ祖堅さんらしいアレンジだなと感じる一曲。かなり好き。
メインはベネディクタのフレーズだと思いますが、その裏でプレリュードが入っています。
移動中にいきなりガルーダが驚かせに来るので初見だと結構ビビります。
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17.Control
【日本語訳】制御
クライヴがイフリートに顕現したあと、ガルーダとの戦いで流れる曲。これが、イフリートを初めて操作するバトルです。
このバトルではクライヴ、ガルーダどちらも暴走しているので、「(Out of)Control」(制御不能)といったところでしょうか。
後半のコーラスがかなりアツい。
この曲ではベネディクタのフレーズが使われています。
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18.Fanfare
【日本語訳】ファンファーレ
ボスバトルで勝利したときにかかるFFおなじみのファンファーレ。祖堅さんらしくコーラスが使われています。
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19.Fall from Grace
【日本語訳】堕落
暴走が止まらないイフリート(クライヴ)を鎮めるため、シドがラムウに顕現するシーンで流れる曲。圧倒的な力で一瞬のうちにイフリートをねじ伏せます。
シドのメロディーが使われています。
「Fall from Grace」は慣用的なフレーズで「ばかなことをして嫌われる、神の恩寵を失う」といった意味があるようです。
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20.A Pendant Darkly
【日本語訳】光を失ったペンダント
気を失ったクライヴの横に落ちていたペンダント。シドがそれを拾い、すでに息絶えていたベネディクタの元へとそっと置くとても悲しいシーンで流れる曲です。
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21.The Battle of Belenus Tor
【日本語訳】ベレヌスの丘の戦い
ベレヌスの丘での戦い(ベレヌス戦役)のカットシーンで流れる曲。バハムート(ディオン)とオーディン(バルナバス)の戦いのため、それぞれのメロディーが交互に使われたアレンジになっています。
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最後に
いかがでしたでしょうか。Disc3の記事も作成中です。
前回同様、宣伝ですが、YouTubeで「ゲーム風景写真家 ポラ」として活動していて、最近はFF16を中心に動画を投稿しています。
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