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【詩】ミルキーウェイ

「死んでしまった方が楽かもしれないよ。」

そう微笑みながら僕の左の頬を
左手の甲で撫でるその娘の瞳は灰色に輝き

その焦点は
僕の左脳と右脳の間をかい潜り
ミルキーウェイの方へと
突き抜けようとしていた。


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