【工業高校生の花形就職】企業内訓練生(学園生)とは
(更新:2021年10月30日)
こんにちは、ぽこです。
工業高校を卒業して、現在は大学の工学部で学んでいます。
工業高校からの花形の就職先として企業内訓練生(学園生)があります。
私も工業高校時代、学園生の進路を考えていました。
学園生とは何かについて紹介したいと思います。
■学園生とは
職業能力開発促進法に基づき厚労省が認可した企業内教育施設機関で、自社社員やグループ会社社員が訓練生として教育を受ける新入社員のことです。
主に生産現場で活躍するリーダーの養成を目的とし、通常の高卒就職者とは異なる教育カリキュラム(多くの企業では1年間)を受けます。
学園卒業後は、生産現場の他、保全・生産技術・品質保証・技術開発・技能五輪・学園指導員などに配属されることが多いです。
学生でなく、企業の社員です。だから、学園在学中も給料が出ます。
ちなみに、工業高校卒からでなく、中学卒業後に入社することのできる学園も存在します。この場合、3年掛けて高卒資格のための勉強と並行して、社員教育を受けます。
■学園がある主な企業
私が知っている、学園を有している企業は以下です。
(参考程度にご覧ください)
トヨタ自動車
アイシン
豊田自動織機
豊田紡織
豊田合成
愛知製鋼
JATEKT
東海理化電機製作所
愛知製鋼
アラコ
デンソー
浜名湖電装
三菱電機
三菱重工
三菱電機ビルテクノサービス
富士機工
日本車輌
キヤノン
など
■学園と大学
高校で成績が良い生徒は学園生にしようか大学進学をしようか迷っていると思います。
お給料のことを考えたら、学園生が良いと思います。大卒で大企業に入ることはとても難しいです。
学園生の場合、大卒で中小企業に入るよりも高いお給料をもらえる可能性が高いです。しかしながら、学園生は主に生産関係職として働くことになります。
対して大卒は品質・生産管理や設計・開発職などに携わることができます。また、教員になるなどの道もあります。ほかにも、大学では、高校では出会えなかった新たな仲間や先生に出会えることも魅力的です。
自身のキャリアプランを考え選択すると良いと思います。
■参考
学園について詳しく知りたい方は、以下のページが参考になると思います。
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