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他者を受け入れる

パートナーシップに限らずあらゆる人間関係において他者を受け入れることが重要である。

Twitterで性の悩みを見るたびにお互いをそのまま受け入れるって難しいことだなって思うのです。どちらかが変わるべき? 「今」の貴方のままで受け入れられるべきでは無いかと思うのです。

「他者を受け入れる」とは、他の人々の違いや独自性を認識し、それを理解し、批判や偏見を持たずに接することを意味します。

1. 異なる価値観や意見を尊重する:すべての人々が同じ考えや価値観を持つわけではないと理解し、それを尊重すること。当たり前なのですが自分とは違う環境で育った他人だと認識する。自分の当たり前は相手に当てはまるとは限らない。

2. 偏見や先入観を持たない:他者の背景、信念、習慣などに基づいて無意識のうちに形成される先入観を持たないように意識的な努力をすること。先入観ほど恐ろしいものは無いです。だってそれは無意識なのですから。

3. コミュニケーションの重要性を理解する:他者の考えや感じることを理解するために、積極的にコミュニケーションをとること。察しろ、感じ取れは無理なんです。私たちには共通の言語がありますからお話ししてお互いを知りましょう。些細なことから。

4. 共感する:他者の感情や状況を理解し、その人の立場に立って感じること。感情の受け止め方も人それぞれ。私がどのように感じたか?貴方は?お互い違って大丈夫。どこに違いがあるのか知ることから始めないと共感も出来ない。

5. 批判的な態度やジャッジメントを控える:自分の価値観や信念を他者に押し付けるのではなく、異なる視点を受け入れること。一度否定的な態度を取られると、「拒否されたこと」の印象が強く残り意見を言えなくなります。違う事は当たり前だという認識でまずは話を聞いてみる。

他者を受け入れるって本当に難しい事なんです。
しかしながら女性は物理的に男性を受け入れている分「受容」することにはなれているのかも知れません。例えそれが苦痛であっても。本来なら受容することは、より良い関係を築き、社会的な調和を促進するために非常に重要であり、そして個人の成長や自己啓発にも繋がります。

受け入れることが大事なんだって事は良く分かりますよね!でも受け入れる側にもそれ相応の心構えが必要だなってお気づきになりましたか?

言うのは簡単ですが「受け入れる」ためにはどうしたら良いか?まだまだ難しいですよね。

受け入れる側の人間性を育てることは、一日や二日で達成できるものではありません。日常生活の中で意識的にこれらのことを心がけることで、徐々に他者を受け入れる深い人間性を育てることが出来てくる。まさに訓練であり継続が必要です。

1. 自己認識を深める:
これは自分の内面を探るプロセスです。自分の強み、弱点、信念、価値観、偏見や恐れなどの感情を理解することが含まれます。これにより、自分の行動や判断がどのような要因に基づいているのかを明確にし、他者との関係性をより健全に築くことができます。
相手を受け入れられない人は「自分」を受け入れられない人が多いです。自分の弱さを見せたく無い、知られたく無い、認めたく無い。これを見つめ直すこと。

幼少期の自分を今の貴方が抱きしめて「貴方は貴方のままで大丈夫」と言ってあげてください。


2. 継続的な学び:
これは終わりのない探求心を持つことを意味します。新しい知識やスキルを習得すること、さまざまな文化や背景に触れることで、人々の多様性を理解し、尊重することができます。
自分の知っているもの、同じ毎日では「新しいこと」受け入れるのが難しくなります。人間は安定、安心を求めてしまうが新しい風に触れることで閃き、発見に出逢えます。


3. 感謝の気持ちを持つ:
日々の生活の中で起こる小さな出来事や人々の善意に感謝することで、ポジティブなマインドセットを育てることができます。これは、他者との関係をより前向きに捉える手助けとなります。今、こうやってスマホを眺めることが出来るのも、ご飯を食べられるのも、隣に誰かといることが出来るのも全て感謝しなければならないです。 当たり前が当たり前では無い。
「今」に感謝です。


4. リスニングスキルを磨く:
真剣に相手の話を聞き、その意見や感情を理解する能力は、信頼関係の構築や対人関係の向上に不可欠です。これは単に言葉を聞くだけでなく、相手の言葉の背後にある意味や感情を理解することを指します。

貴方に話をする事も勇気を持ってやっと行動に移したのかも知れない。信頼してお話ししてくれているのでしょう。言葉だけでなく感情も一緒に受け止めてみることが大切です。共感しようとする。そのことに相手は安心感を得ます。


5. 自己反省の習慣を持つ:
定期的に自分の行動や考えを振り返り、それを評価することで、自己成長の機会を増やすことができます。これにより、自分の行動や考えにおける偏見や先入観を認識し、それを改善することができます。

決して慢心することなく、いつでも謙虚に他者と向かい合う。毎日トライアンドエラーです。間違っても次に活かせば良い。間違わない人は居ない。自分を自分以外の人々も。


6. 困難や挫折を経験する:
人生の困難や挫折を経験することは、個人の成熟や共感の発展に寄与します。他者の困難や感情を理解するための共感の基盤となる。
生きていれば困難なことなど沢山ある。そこで腐っている場合では無い。どう這い上がるか、笑い飛ばせるくらいに肝が太くなれば多少のことは受け入れられる。

私も日々修行中の身ではありますが、毎日沢山の人と関わる中でトライアンドエラーを繰り返しています。「他者を受け入れる」ということは実は「自分を受け入れる」事でもある。

相手は鏡

目の前の大事な人は私の一部なのかも知れない。

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