ブラック会社との戦い(15)

仕事を終えて応接室に行くと、親子でお出迎えでした

席に着くとお父さんが、経理に聞いただろ！

少し労働時間がオーバーしているけれど、それ以外は

問題ないと、相変わらず意味のわからないことを、

言うので、もう一度労働基準法の違反なので、改善し

て未払いを払って下さいと言うと、君はお金のこと

ばかりだねと言われ、本来支払われて当然のものなの

で、普通のことを主張しているだけですといいました。

会社の主張 労働時間が少しオーバーしてるだけ

お金は払うつもりない 中小企業は全部は守れない

僕の主張 労働基準法を守って下さい

いくら説明しても、全く聞く耳を持たないので

この状態が続くなら納得いかないので、労基に相談

しても良いですかと話すと、予想外の答えを聞かされ

ました。

行くならいけ‼︎ 会社は間違っていないからと

正直ビックリしました。一瞬自分が調べたことが、

違ったのかと思いましたが、我に返りわかりました

といいました。

労基とかに行ったら会社で働けなくなるのは

わかってるだろう‼︎みたいなことを言っていましたが、

行く気持ちは固まっていたので、聞き流しました。

そんな中1番口悪く社員に対して高圧的かつハラスメントの、

中心となる息子さんが、さっきから一言も喋らない

のに、強烈な違和感を感じていて、いつ文句が始まる

かと思っていましたが、結局最後まで黙っていました

黙っていた理由はこんな大ごとの場合はお父さんに

任せるのか、ことの重大さに気がついて、余計なこと

を、言わないと決めたのかはわからないですが、

その時は終始お父さんと僕のやり取りが続いていました。

それから数日後、僕は労基の扉を開けることになりました。

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