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【推し短歌】推しという名の観劇趣味に寄せる短歌

「しんぞうが どくどく脈打つ その時間
芯から生きてる 客席のわたし」

観劇の2、3時間って、基本的にアドレナリンどばーっと溢れ出している状態で。
とにかく何かしら考えて感じて、五感はフルスロットル。
第一幕でテンションが上がりすぎた結果、幕間は座席で沈み込んでいたり。
カーテンコールで拍手しすぎて手が痛くなってくるんだけれども、感動を伝えるにはこれしかないって必死になったり。
「あー!生きてるな!今めっちゃくちゃ生かされてんな、わたし!」って心の底から感じるんです。湧き上がってくるエネルギーに、自分でびっくりするくらい。
それが舞台に吸収されていって、役者さんたちの原動力に還元されたらいいなあ、なんて考えたりもします。

ちなみに、「しんぞう」という言葉に「心」と「深」をかけたくて、ひらがなにしてみました。
心の奥深くまでわたしを楽しませてくれる劇、ミュージカル。
これからも大好きでいさせてください。

#推し短歌

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