「自己紹介」

はじめまして、この度は私の日常の一端を綴ることなりました。
とはいえど、何を書いていいのか分からない…
まずは、皆さんこれまでの人生で通ってきた自己紹介をしようと思う。
これまで幾度となく自己紹介をしてきましたが、コミュ障の私にはいつもハードルが高い、そこで大学生の時の自己紹介を綴ります。


忘れもしない、大学の学科合宿の初夜、学科のパリピ先輩🤟😎🤟が唐突に約80人を前に誕生日順で自己紹介をするというのだ。


見渡す限りのパリピ集団😎、部屋の隅に集まる🤓、他とは違うといった澄んだ顔でいる🥸かく言う私も数人の友達と🥸である。


🤟😎🤟「こんなときに爪痕残せるやつがカッコいい!」


そんなことを言われたが最後、「何かをやらねば」と私は使命に駆られた。ただ、凡庸な私の脳は何一つ面白いことを思いついてはくれやしない。

しかし時は進み、一発ギャグで黄色い歓声を受ける😎、何もしないで落胆の声を出させた🤓、よくわからないことで困惑の声を挙げさせる🥸。

私の前に自己紹介をしたのは小中高同じの女子だった。親友と言っても過言でもない。高校の時から比較的仲の良かった彼女は顔もいいことからウケは良かった。

私も一安心だ。と思った矢先、ついに時が来た。もう21時というのに私の脳は、眠っているのか小1時間なにも出てこないのだ。たぶん、空っぽである。考えろ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ!


🥸「みなさん始めまして、セバスチャンたつやです。誕生日は9月10日です。得意なことはスポーツ、好きなことはスポーツ観戦、読書です。一発ギャグとかではないんですが、最近あったお話をします。私は免許を最近取りまして、バイトを始めようかなーなんて思っていてですね。某ピザ屋があるじゃないですか?面接を受けるだけでピザが1枚無料で貰えるというのですから普通ならピザ欲しさで行くじゃないですか?そしたらですよ、即日採用されてしまってですね、なんか自分が優秀なんじゃないかって思えて、気分が上がってピザを1枚無料でもらったやつをマックで食べました。」


これはキマった、私のキャラは変なやつキャラで確定だ。これは個性がありウケるだろう。
しかし、私の思いとは裏腹に一瞬の静寂と微かな拍手である。なにかおかしい、絶対おかしいと隣にいた親友を見ると、なんと「無表情」である😐😐。
高校の時、一緒にテスト勉強して他愛もない話で笑ってくれた彼女も一緒に下校して笑顔を見せてくれた彼女はもういない。彼女は死んだのだ。


ふとするとみんなの自己紹介は終わっていた。グループは二分化され😎と🤓だけになっていた。
深夜の集いという如何にも不純そうな会が開かれた、彼女は参加し、私は逆張りで参加せず友達と部屋で7並べ。

今どき小学生でもやらないわ。


多少の脚色はありましたが、駄文にお付き合いありがとうございました。セバスチャンたつや24歳施工管理、これからの人生を彩るために日記を綴ります。

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