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コーカサスから中東へのバイク旅行 (その77)

23/10/13〜18   (その1)

8時起床
熟睡できた後の気怠い充実感
安い宿が見つかったおかげで、最低3泊はするつもりだし、体を休めるのにもいいタイミングだし3泊と言わず、もっと連泊してのんびり町歩きも良いつもりになっていた
ここをイラクはずっと以前から来たいと思っていた国
自分が海外旅行するようになったのは、確か96年位だけどイラクは1990年の湾岸戦争以来、旅行者が気軽に入れる国ではなくなっていたがようやくイラクも旅行客を受け入れることができるようになるまで落ち着いてきた

泊まっている宿は街の中心部のアルビルフォートのすぐそばで、宿を出ると砦横のバザールと10メートルも離れていない
宿を出ると目の前にはチャイハネがあり、沢山のクルド人たちが朝食を取ったりお茶を楽しんでいる
今は早朝なのでそれほど多くないが、夕方から夜にかけては通行人でかなり混み合う
フォートとバザールの間の道を北に進めば5分もかからず、大きな噴水のある公園SharPark があり日中5分水も吹き出していないが、夕方からは噴水も稼働するので、夕暮れの公園はのんびりと過ごすのに、もってこいの場所だ
よく知った懐かしいアジア的な喧騒の中にも、行き交う人々は落ち着きがあり穏やかだ
イラクの前のトルコもアジアと言えばアジアなのだが、ちょっと違うんだよね
そう昔読んだ深夜特急?だったかどうか忘れたがアジアから来るとヨーロッパを感じヨーロッパから来ると味を感じるちょっと不思議なハイブリット文化の国がトルコ

公園沿いの水、タバコ屋が集まる一角でサンドイッチの朝食をとる
トルコのドネルケバブのようだがちょっと違っていてやや小ぶりのパン、形はジョージアのパンのように目玉のような形をしているパンに切れ目を入れて、そこに自分の選んだ好きなメインの具材を入れてもらい、後はバイキング形式で10種類位の野菜やピクルスを好きなだけ詰め込めるシステム
メインの具材は、大体どこも3種類ぐらいあって、牛か羊の肉を炒め煮して味付けしたものか鶏肉の料理かレバー系の内臓の料理の3品目
自分が選んだのは、レバー鶏の料理で値段は1500ディナール=1USD
他にもサンドイッチを頼むと必ず1つは入れてくれる小さいリング状に揚げたコロッケだけ挟んでもらったり、ゆで卵を挟んでもらうだけなら1000ディナールもしない
他にも塩やレモン、入ってるボトルのパッケージにハンバーガーが印刷されているのでそれ用なのかちょっと薄めの中濃ソースのようなソースを好みでかけて食べる
1つで充分満足できる子値段は格安味もトルコのドネルケバブよりもこちらの方が自分好みだ
これから数日間のあるビル滞在中、ほぼメインでこればかり食べていた
ちなみに、トルコで出国間際にひいた。風邪を無理矢理1日で直して移動を続けた成果。いまだに風邪を引きずっていて、鼻づまりや朝起きたときの痰が絡むのが治っていない
味覚もバカになっていて、半分ぐらいしか味を感じない
なので、トルコよりもイラクの方が好みなのは錯覚かもしれないので、トルコの皆さん気を悪くしないでください😘

日中は暑いので、部屋でごろごろネットをしたり、喉が渇いて買い物に出たりとのんびり過ごす
うん
やはり沈没生活は最高だ

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