アバウトミー #プロフィール更新祭り
どう考えても長い間使っていないもの、今後も使いそうにないもの。
部屋には聞かなくなったCD、一度しか見ていないDVD、古くなった雑誌に、着なくなった洋服。
財布には期限の切れたクーポン券、二度と行かないかも知れない居酒屋のポイントカード。
たとえば嗜好品もそう。
コーヒーに紅茶、それからお酒。他にもいろいろ。
あってもなくても困るものではないのに、なぜかないと寂しいものたち。
不必要な必要？必要な不必要？
毎日は、このようなとるにたりないものもので満ちている。
江国香織さんのエッセイ集。
この人の丹念な言葉遣いがとても好き。
「手の中で石けんのすべる感触には、ほとんど官能的なまでの愛らしさがあると思う」なんて、
お風呂に入っていても考えたことなかった。
マリナさんの記事を読んで考えた。
私のnoteって、何系なんだろう。
改めて考えて、考えて、考えて、･･･まる一日以上過ぎても、まだちょうどいい言葉が見つからない。
でも、強いて言えば。
「とるにたりないものもの」系かな。
もしくは「ファジィ」系。
↑古い曲なの。でも好きなの。
ほとんどの人にとってはどうでもいいことを言葉にしたい。
転んですりむいた膝の傷が痛くて泣いたこと。
セーラー服のリボンのひらひらがかわいかったこと。
淡い恋心ともどかしさ。
入試前夜の眠れない緊張感。
お酒がもたらしたいいこと悪いことあれこれ。
好きな人と手をつないだときのどきどき。
もっと近づいたときの緊張。
朝帰りしたときの気恥ずかしさ。
気持ちが離れてしまったときのさみしさと涙。
大人になって、通勤電車の中で見えた景色。ありふれた日常のひとこま。
忙しさに追われてそのうち忘れてしまうこと。
でもそのときは大切な一瞬だったこと。
とるにたらないものもの。それに名前すらまだつけられない。
だいたい名前もsivなのかsivaなのか。
呼んでくれるひとを混乱させている(笑)
どっちでもいいの。
曖昧、ファジイな私が、ここで今日も書いています。
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