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【ポイ活】楽天証券カード積立の投信売却作業を自動化【Python】
始めに
楽天証券カード積立と楽天キャッシュ積立
こんにちは、Co-deck(コーデック)と申します。
このnoteにアクセスしていただいた人は、楽天証券カード積立と楽天キャッシュ積立をもう既にやっている人か、これからやろうと思っている人かと思います。
楽天証券カード積立は、毎月50,000円分の投信積立に1%の楽天ポイント500Pが付きます。積立後、投信を即売りすれば、価格の変動による影響をほとんど受けずに500Pをゲットできます。
楽天キャッシュ積立も同様に、毎月50,000円分の投信積立で0.5%の250Pを獲得できます。
2つともやれば毎月750Pをリスクを抑えてゲットできる素晴らしいポイ活となります。詳しくは以下のえまっち様の記事が分かりやすいです。
ここまで良いところしかない楽天証券カード積立と楽天キャッシュ積立ですが、実は欠点もあります。
それは、圧倒的に管理がめんどくさいことです。
カード積立は、そのアカウントの管理がまず面倒です。ログインのたびにログインIDやパスワードを確認しなければなりません。(今は自動入力機能が発達しているので、そこまで負担に感じることもないですが…)
また、毎回の投信売却作業も面倒です。価格変動を最小限に抑えるには即売りが前提となるのですが、積立日がカード積立(1日or8日)、キャッシュ積立(1日)となっており、売却可能日がどちらも積立から1営業日後となっています。この「1営業日後」がめんどくさくて、毎月休日の配置によって何日に売却可能かが変わってくるので、それを毎回把握しておく必要があります。
複数社カード積立をしている人は、さらに把握しないといけないスケジュールや作業が増えます。
頑張ってポイントを獲得しても、スケジュール確認等でポイ活のことを考えながら生活しないといけないとちょっと損した気分になりますよね。(-_-;)
そこでPythonの勉強がてら、この投信売却作業を自動化してみました。毎日売却可能な投信が無いか確認して、あれば売却してくれます。ディスコードに通知が行くようにしているので、結果を確認するだけで大丈夫です。
noteの値段は300円に設定しており、1か月分の獲得ポイントより安いので、楽天証券カード積立・楽天キャッシュ積立の投信売却作業が面倒だなあと思っている人はご覧いただけると幸いです。
できること・できないこと
楽天証券クレカ積立・楽天キャッシュ積立で定期的に購入される投信を自動で売却することができます。
毎日決まった時刻に、楽天証券に売却可能な投信がないか確認し、その結果をdiscordに通知できます。
証券サイト特有のログインしたら書類の確認を求める表示がでた場合は、コードを実行してもエラーとなります。その場合は手動で書類確認をお願いします。
楽天証券からの出金は、多くの人が楽天銀行とのオートスイープ機能を活用してると思うのでここでは触れないです。また、獲得した楽天ポイントを他のポイントに交換する方法も楽天ポイントは楽天ペイや楽天市場で使えるからここでは触れません。
Pythonの環境設定や必要なライブラリのインストールについては、各自でお願いします。
注意点
このコードは2023年8月時点で動作することを確認していますが、それ以降の動作を保証するものではありません。
購入は自己責任でお願いします。また、必要事項の入力など必要なコードの修正はご自身でお願いします。(コメントをいただいても対応出来かねます。)
毎日のPythonファイルの実行はwindowsのタスクスケジューラを使用しています。
楽天証券クレカ積立の売却自動化手順
JSONファイルに楽天証券のログイン情報を入力
まずは、任意のディレクトリに以下のようにファイルを作成します。
![](https://assets.st-note.com/img/1692810931685-RlLcl3luDz.png?width=800)
各ファイルの中身については、以下のとおりです。
{
"sec_rakuten1": {
"id": "ここにログインIDを入力",
"pass": "ここにログインパスワードを入力",
"url": "https://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/V_ACT_Login.html",
"trade_pass": "ここに取引パスワードを入力"
},
"sec_rakuten2": {
"id": "ここにログインIDを入力",
"pass": "ここにログインパスワードを入力",
"url": "https://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/V_ACT_Login.html",
"trade_pass": "ここに取引パスワードを入力"
}
}
万が一売却のコードをネット上に公開しログイン情報や取引パスワードが流出しないように、JSONファイルを用意しそこに記入しましょう。
ご自身の家族の分も積立設定をしている人のために2人分を想定しています。1人分の時はsec_rakuten1だけにしていただき、逆に3人以上の場合はsec_rakuten3…と追加しましょう。
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