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【全文無料】親子ポケカ 初CL横浜(ジュニア) 5-2完走の記録

9/10に横浜で開催されたポケモンカードのチャンピオンズリーグ(CL)に、息子(小3)が抽選で参加することができました。
僕もマスターで抽選に参加したのですが、しっかり落選しました。
結果としては、5-2で完走でき、初参加にしては十分すぎる結果だと思います。(甘すぎでしょうか)

ポケカを始めて9ヶ月。息子が本格的にやるようになったのは春からなので、プレーヤーとしては半年程度というところでしょう。

はじめは好きなポケモンで戦いたいというエンジョイ勢で、
自分なりに考えてデッキを組んで、盛大に事故ってジムバトルいきたくなくなる、みたいなこともよくあり、僕はガチ勢なので、そうかそうか、となだめているような感じでした。

ひょんなことから、僕もまじめにやってみたい、と突然に始まり、
本人とのすり合わせの中で、パオジアンの動きが自分には一番合いそうだ、ということが本人の中で明確になってからは、凄まじいスピードで上達していきました。

ジュニアのトレリで優勝し、吉祥寺のジムバトルでも2回優勝。
という中で、今回始めてのCL参戦となりました。

僕にとって、息子とのポケカは
・親子の絆を育むもの
・子どもにとっての自己実現の場
・質の高い教育(趣味も兼ねる)

だと思って、取り組んでいて、一生やってほしいとか、てっぺん取るぞみたいなテンションではやっていません。

僕自身は実力はないけれど、てっぺん取るぞの気概でやってます。
自分自身でやるのと、親として息子とやる、のは、また違う難しさと達成感がありました。
今回は初CL参加&完走の備忘録として、自分が感じてきたことを書いておきたいと思います。
親子でポケカを始めたい方や同じようにCLに参加されているような方々にとって、なにか参考になれば嬉しく思います。

1.勝ち負けを受け入れる

カードゲームに限らず、子どもとゲームをしていて、一番むずかしいのはこの勝ち負けだと思います。

ここを乗り越えないと先がないくらい大事なことです。

わざと負けてあげれば、多分気分を損ねることもないでしょうし、楽だと思いますが、一生勝ち続けるというのはできません。

息子は勝負事に勝つことには比較的こだわりがあるので、
僕自身は「我が子が負けを受け入れる」にはどうすればいいか、に頭を悩ませ
・負けた時の感情のダウンを小さくできるようにする
・負けた時の悔しい感情の矛先を次の戦いに向ける
に特に気をつけてきました。

負けの感情をコントロールするには、一つは場馴れすることだと思います。
ジムバトルやトレリに親子で行けば、勝負を一緒に体験できますし、その中で強い人に勝つことも負けることもたくさんあります。連戦するので、全敗ということはなかなかないです。
そして、どうだった?勝った!負けた・・・みたいな感情表現を、親子一緒にしてきました。負けても次がある、父も負けた、俺も頑張る、みたいな会話をずっとしています。

また、家で2人で対戦する時は、負ければ悔しいなぁ、もう一回やろう!と僕が何度言ったかわかりません。(弱いだけですが)

なので、負けた→悔しい、ということは今でも本人はそう感じているんだろうと思いますが、泣いてしまうようなことはほとんどなくなりました。

負けてばかりだとつまらなくなりますが、それはそれでいいと思います。
他のゲームをやってリフレッシュする時もあるし、うちの場合はそういう時は新デッキを考えてみようぜ、という遊びを大体やってます。

今回のCLでも、2戦目でサーナイト相手に負けてしまい、崩れるか?と心配しましたが、
自分のプレミはなかったし、あそこはお祈りだったからしょうがない
と割り切れる姿を見た時、この子はすごいなぁ、と思いました。
(親バカ)

2.楽しさを散りばめる(ゲーミフィケーション)

正直なところ、ポケモンカードはそれなりにお金がかかる趣味だと思っています。
もちろん、かけずにやる方法もあるけれど、それでCL目指せるかと言われるとまぁまぁ難しいんじゃないかなと。

CLともなれば、朝から夕方までぶっ通しで7戦し、上位にあがればそこからまだ闘うというそういう世界です。
疲労を通り越して、ランナーズハイみたいな状態にさえなる。

当日どうするかという以前に、そこに至るまで、ポケモンカードを楽しいと感じ続けていることがとても大事だと思っています。

好きでなければ、つらいことには耐えれない。

なので、僕はどんどん楽しくなるように、サプライ系も安いものが中心ですが、かけるようにしています。

好きなスリーブやボックス、カードも安いものなら、SRなどにしていく。
ジムバトルで優勝できたら、とか、そういう風に少しずつ階段をあげながら、実現可能性も視野に入れて、ゲーム感覚でゲットできるようにしてきました。(これは賛否両論ありそう)

そういう風に、都度楽しい、と思えるような仕掛けをもっておくことが大事かなと思います。

おかげさまで、少しずつ息子のパオジアンデッキにはARやSRが増えました。
それは息子の努力の証です。

3.いつだってやめていい&やるなら環境デッキ

勝負にこだわるのか、エンジョイで行くのか。

これは厳密には両方が存在しているんですが、大きな方向性としてどっちなんだ、というのは常に共有をしてきました。

僕は好きなポケモンで戦いたい。

始めのころはそう言うので、特に無理強いをするでもなく、僕と息子のデッキには常に大きな戦力差がありました。

時にスタートデッキバトルを一緒にやったりもするものの、
父はこういうスタンスだよ、というのは変わらずに示しました。

ただ、時々、自分自身がデッキを作るのが趣味なので、
僕のもっているデッキを持たせて、勝負したりなんかをしながら、
ガチデッキってどんなかなというのは、常に匂わせてきました。

それでも、握ってみようかな→ジムバトルいってみる→勝つ/負ける
を繰り返し、エンジョイとガチを行ったり来たりもしてました。

いつやめたっていいぜ、父はやめないけどw
というスタンスでまち続けたという感じですね。
僕は息子が大好きで、息子とポケカしていたいから。

ただ、エンジョイデッキでガチ勢に挑む、ということは許しませんでした。
環境デッキは、猛者プレーヤーたちが検証に検証を重ねた上で出来上がっており、もはやエビデンスレベルで構築されています。

なので、なんとなく素人が思いつきで作ったところで勝てるはずもなく、
しかもガチでやるということは再現性の問題になってきます。

偶然の1勝にはあまり価値がなく、どれだけ勝率を上げるか、という戦いになります。

なので、そこだけは譲らず、やるなら環境デッキでやろう、と伝えました。

ただ、常にエンジョイな気持ちはもっていたいので、大体いつもデッキ組途中の変なデッキをお互いにもってます。
今だと、息子はバンギラスexを組み途中で、僕はハッサムを組み途中で、
そのデッキでお互いに対戦して、うわー!とか言ってます。(これはこれで楽しい)

4.動画を見る(レベル上げ)

今は本当にうまい人達の動画がとても簡単に見られる時代です。
僕はサーニーゴチャンネルのメンバーシップなのですが、この動画はもちろん、はるnさん、Tier4チャンネル、ポケカスターズさん、だんのうらさん、などなど、いろんな動画を一緒に見ます。
とりっぴぃさんの動画見て、一緒に爆笑したりもします。

動画の中にはエンジョイなものもあるので、そこは多少の吟味をします。
大会の前などは、この人のこの動画見ておくとよいよー、などと言って、教えてあげるようにしています。
そうでないと、あまり参考にならないものを信じ込んでしまうリスクもあるので、その点は「一緒に見る」感覚でいます。

5.大会に一緒に行き、コミュニティに関わる

ジムバトルやトレリなどのイベントに、息子が行ける時は僕と一緒に今はいっています。

そうすることで、いろいろな人との対戦・体験ができます。
また、僕もよくそうしたイベントにいきますので、馴染みの方もかなり増えてきました。
そのコミュニティに息子が関わることでいろんなアドバイスをしてくださるようになりました。

プレイミスを指摘してくれたり、マナーが悪い時は注意してくれたり、そういう関わりが増えてきたことで、息子は格段にプレーヤーとしてのレベルが上ったように思います。

関わってくださった多くのプレーヤーの方々に心から感謝します。

対戦マナーやジャッジへのコミュニケーションなど、しっかりとした対応をCL当日もできたことが何よりの誉です。

6.お前は俺の宝物

これは単に僕の口癖というだけですが、お前は俺の宝物だぜ、と伝えています。冗談なしに、多分毎日言ってるかもしれません。。(キモ)

勝っても負けても、ポケカやってもやらなくても、心からお前が大好きで、お前を応援しているぜ、ということを伝えています。

いつまでもこんな感じではいてくれないだろうけど、息子と過ごせる日々が僕にとっては最高の時間です。

さぁ、次はどんな旅路になるだろうか。
2敗したのが悔しい、と言っていた息子はきっと次もCLを目指すのだと思いますが、一緒に環境考察をしたり、自分に合うデッキタイプを見つけたりしながら、また英気を養っていきたいと思います。

そして、僕もCL出られるように頑張ります。

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