【ポケカカード考察その4】各環境デッキへのメタカード一覧|こう
みなさんこんにちは!ポケモンカードシニアプレイヤーのこうです。
CL福岡のガチグマコントロールを見て感動しました。ガチグマで6-0はえげつない。(最終10-4の75位だそう。こういうデッキビルダーになりたい)
今回は、自分自身シティリーグが近づいて来たということで、各環境デッキへの対策としてのメタカードをまとめたいと思います。
これからシティリーグに出る方も、そうでない方も、この記事をデッキ作りの参考にして頂けると幸いです。
このデッキが苦手!などあったら、そこだけ読んでいただいても構いません。
僕の記事史上最長の、約14000字の記事です。僕の文章力の稚拙さもあり、読みづらいかもですが、最後までご覧頂けると幸いです。
3/2追記、イダイナキバLOのメタカードの情報が足りてなかったので追記。
約15000字になりました。
3/21 クリムゾンヘイズの情報公開があったので新カードを追記。また、カビゴンLOの所にミカルゲ、ゲンガーを追記。
約16000字になりました。
そもそもメタカードとは?
ここは、初心者さん向けの説明になります。ポケカ歴が長い方、知っているよーという方は読み飛ばして頂いて問題ないです!
メタカードとは、簡単に言うと「特定のデッキのみに対して刺さる、1〜2枚程だけ入れる対策カード」の事です。
もともと「メタ」というのはデュエマや遊戯王の用語で、「環境」という意味だったようです。そこから派生して、「環境デッキ」という意味になり、それがさらに派生して、特定のデッキに対する対策、ということになったようです。
ポケカにおける顕著な例としては、少し前の話になりますが、ミュウVMAXデッキに対するドラピオンVやミカルゲなどでしょう。
ミュウVMAXデッキは、場にたくさんフュージョンポケモンを並べることでゲノセクトVの特性「フュージョンシステム」で大量ドローをしていき、必要パーツを集めて戦うデッキで、その器用さ、奥深さから発売からレギュ落ちまで、ずっと環境に居続け、多くの愛好家がいたデッキです。
そのあまりの強さから、ポケカ公式は
1年ほどあとのパック「ロストアビス」で、かなり露骨なメタカードを出します。
それこそが「ドラピオンV」です。
特性「ワイルドスタイル」で、フュージョンポケモンを大量に並べるミュウVMAXデッキに対しては、0エネで威力190のワザを使うことができ、さらにミュウVMAXは悪弱点のため、威力2倍で380と、サイド3のポケモンをいとも簡単に倒すことができました。
しかし、それでもミュウは依然環境に残り続け、多くのデッキを苦しめました。
そこで、ポケカ公式は半年ほど後の新弾「スノーハザード」で追い打ちと言わんばかりに新たなメタカードを出します。
それこそが「ミカルゲ」です。
特性「しっこくのわざわい」で、ゲノセクトVの特性を止める事ができました。
これで、ミュウはかなりのダメージを受けるも、まだまだ環境に残り続けます。
なんと、こんな状況でありながら2023年、JCS(日本大会)での優勝はミュウ、WCS(世界大会)での優勝もミュウです。
その後、悪リザードンexの登場により、さすがに厳しくなりますが、アギルダー入りミュウなども登場、最後まで環境前線を走り抜け、レギュ落ちしていきました。
長くなりましたが、ここから現在の環境デッキに対するメタカードの紹介です。
環境デッキへのメタカード
こちらが現在の環境。
Tier3までのデッキに対するメタカードを書いていきます。
おすすめ度は適当。「どんなデッキにも入るか」よりも入れれる前提で、「使ったときにどれほど刺さるか」を基準にして5段階で評価しています。
それではご覧ください。
🔴悪リザードンへのメタカード
高火力高HPで、エネ加速を持つ悪リザードンexがあまりに強く、現在圧倒的Tier1のデッキ。
そんな悪リザードンデッキの対策は、
①草弱点をついて悪リザをワンパン!
②殴れない状態にする
こういったものがあります。
それぞれ、紹介していきます。
①草弱点をつく
草タイプで、ダメージ170以上が出せれば悪リザードンをワンパンできます。
🔴テツノイサハex
おすすめ度:★★★★★
現状、この中で最も使われているメタカードです。
特性「ラピットバーニア」で、手札からテツノイサハexをベンチに出した際、バトル場と入れ替えつつ場のエネルギーを好きなだけ自身につける事ができます。
技の威力は草草無で180ダメージと、弱点をついて悪リザードンをワンパンできます。
草エネルギーが入るアルギラ、ロスギラなどのデッキに入っています。
🔴カイロス
おすすめ度:★★★★☆
ワザ「がむしゃらなげ」で、サイドが負けているなら、草草無の3エネで180ダメージと、弱点込みで悪リザードンをワンパンできるラインに届きます。サイド1ポケモンなのが素晴らしい。
ロスバレ、レジギガスなど、3エネ加速が簡単なデッキに採用されることがあります。
🔴シェイミV
おすすめ度:★★★☆☆
ワザ「リベンジバースト」で、サイドが3枚取られていれば草無の2エネで180ダメージと、悪リザードンをワンパンできます。要求エネが軽いのがいい点です。
かつてはアルセウスやロスバレ、ロスギラなどに入っていたこともありましたが現在はテツノイサハexにその座を取って代わられてしまいました。
エネ要求が軽く、ミラージュゲート一回で起動できたりするのはgood。
🔴テツノイサハ
おすすめ度:★★☆☆☆
あと!あと10あれば強かった…
げんきのはちまきなり何なりつけて頑張るしかないです。
偉いポイントは草が1つだから使いやすい点。
🔴エクスレッグ
おすすめ度:★☆☆☆☆
草1エネで条件を満たせば130ダメージが出せます。ここにマキシマムベルトをつければ180ダメージで弱点込みでリザードンをワンパンできます。
シティ準優勝のハッサムに入っていたので一応書きました。
マキシマムベルト、草エネあるいはルミナスエネを採用しているデッキには検討してもいいかもしれません。
🔴ミノマダム
おすすめ度:★☆☆☆☆
かつては「げんえいへんげ」のゾロアークと組まれることが多かったこのミノマダム。トラッシュに16枚以上ポケモンがあればダブルターボエネルギーをつけていてもリザードンをワンパンできます。
トラッシュにたくさんポケモンを落とすだんけつのつばさデッキなんかとは相性いいかも?
こんなところが、草弱点をついて倒すやり方の主なポケモンです。
②殴れない状態にする
特殊な状態などにより、悪リザードンが殴れなくなれば(殴っても意味がなくなれば)有利を取れます。
🔴アローラロコンVSTAR
おすすめ度:★★★★★
ワザ「スノーミラージュ」により、次の番特性を持つポケモンからワザのダメージを受けなくなります。リザードンデッキに入っているアタッカーは全て特性持ちですので、ヒトカゲの「ひをはく」などでちまちまやるしかなくなり、リザードン側はほぼ無理といって良い状況になります。
要求エネは水無無なので、アルセウスグレンアルマに入れるとルミナスエネルギーで運用できます。その他、水エネルギーが入るデッキには検討してみてもいいかもしれません。
🔴ワザマシンデヴォリューション
おすすめ度:★★★★☆
これはアローラロコンVSTARとは違ったアプローチになります。それが、「退化させてふしぎなあめを枯らし、殴れなくする」というやり方です。
ワザマシンデヴォリューションのワザ「デヴォリューション」は、相手の場の進化しているポケモンから進化カードを1枚剥がして退化させる、という効果をしています。
これでふしぎなあめで進化したリザードンはヒトカゲに戻り、再度ふしぎなあめが必要となります。
最近では特性「フレアヴェール」を持っているリザードが増えて、デヴォリューションの通りが悪く、またビーダル型が増えたので★4としました。
どのデッキにも入る万能な対策札です。
🔴ミミッキュ
おすすめ度:★★☆☆☆
リザードンデッキに採用されているアタッカーの大半はルール持ちですので、特性「しんぴのまもり」でex、Vを無効化できるのは非常に刺さります。しかし、リザードの「かえん」やかがやくリザードンの「かえんばく」などで倒されてしまいます。アローラロコンVSTARとは違い、あくまで一時的な時間稼ぎなんだ、と思っておきましょう。
わりとどんなデッキにも入れられます。
こんなところが、殴れなくするやり方の主なところです。
以上、悪リザードンへのメタカードの紹介でした!
🔴ルギアへのメタカード
チラチーノの登場により突如として復権し、現在では、リザードンについで結果を残すようになったルギアデッキ。アーケオスの「プライマルターボ」による特殊エネルギーの加速が強力です。
そんなルギアデッキの対策は、
①エネを枯渇させる
②ルギアVSTARを非エクで倒す
③「アッセンブルスター」を使わせない
こんなところです。
それぞれ、紹介していきます。
①エネを枯渇させる
🔴改造ハンマー
おすすめ度:★★★☆☆
対ルギアに関しては、完全にクラッシュハンマーの上位互換であるこのカード。
ルギアのメインドローソースはギフトエネルギーですが、それを割ってドローを潰したり、チラチーノに貯めているエネルギーを壊して打点アップを避けたり、なんてことができます。
ただ、ルギアにはたくさんのエネルギーが入ってるので2〜3個割ったところで…という感じもありますね。
🔴ピーニャ
おすすめ度:★★☆☆☆
相手の場のポケモンについている特殊エネルギーを、それぞれ1枚づつトラッシュします。これで相手が溜めていたエネをトラッシュさせ、山のエネをどんどん減らしていくことで最終的にエネを枯渇させることができます。
しかし、現状環境に特殊エネルギーを入れるデッキがルギア、アルギラくらいであること、サポートの割にトラッシュできて2〜3枚でしかないことを考え、★2としました。
🔴クラッシュハンマー
おすすめ度:★★☆☆☆
コインを投げ、表なら相手ポケモンについているエネをトラッシュします。
グッズなのはいい点ですが、コインゲーであるため3〜4枚程入れなければならない点を考慮し、ピーニャと同じく★2としました。リザードンやアルギラにも強いのはいいところ。
この方法はこんなところ。
見ての通り、そこまで強い対策がないです。
この対策方法最強の「イベルタル(はかいのさけび)」がレギュ落ちしてしまったのが痛い。いたら間違いなく★5にしています。
②ルギアVSTARを非エクで倒す
非エクで倒すことで、返しでサイドを1枚しか取られずにすみます。
🔴レントラー
おすすめ度:★★★★☆
特性「みなぎるせんこう」により、サイドが負けていれば手札から直接ベンチに出せます。
サイドが負けているので、リバーサルエネルギーが発動、手張り一回でワザ「ワイルドボルト」が使えます。
ダメージも180と、ルギアを弱点こみで軽々倒せるラインです。
リバーサルを使うデッキには入れるといいと思います。
サイドが負けていなければいけないことを考え、★4としました。
🔴ライチュウ(まちぶせスパーク)
おすすめ度:★★★☆☆
無色1エネのワザ「まちぶせスパーク」で、相手がVSTARパワーを使っていたなら140ダメージと、弱点をついてちょうどルギアVSTARをワンパンできます。
進化前のピカチュウは特性「ピカダッシュ」を持つものがおすすめです。
進化しなければいけない点を考慮し、★3としました。
ほかにも、リバーサルエネルギー1枚で起動でき、ダメージ140以上を出せる雷進化ポケモンは大勢いますが、ライチュウ、レントラーには劣るため紹介はしないでおきます。
③「アッセンブルスター」を使わせない
とある方法により、アッセンブルスターが使えなくなります。
🔴プテラVSTAR
おすすめ度:★★★★★
VSTARパワー「エンシェントスター」により、プテラVSTARが倒されるまでプテラVSTARは「互いの場のVポケモンの特性はすべてなくなる」という特性を持ちます。
これによりルギアVSTARの特性「アッセンブルスター」も使えなくなります。そのため、アーケオスの展開ができなくなり、あとは殴ってれば勝てる、というわけです。
先攻を取る必要があるのが少し弱いですが、後攻でもサポートの「セイジ」を使えば「エンシェントスター」が使えます。
入れるデッキはかなり選びます。
🔴テツノイバラex
おすすめ度:★★★★★
特性の「イニシャライズ」で、お互いの場のルール持ちの特性を消すことができます。
これでルギアの「アッセンブルスター」を封じることができます。
また、雷タイプ、かつワザが140なのでルギアVSTARワンパンできます。
バトル場に出すだけでいいのが楽でいいですね。
今後のルギアにはハバタクカミが必須になるかと思います。
🔴ハバタクカミ
おすすめ度:★☆☆☆☆
ルギアデッキは基本、スタートはルギアVですので、特性「あんやのはばたき」によって特性を消し、「アッセンブルスター」を使わせない、ということが可能です。
しかし、ルギア以外でスタートしたり、ジェットエネルギーでチラーミィなんかに出てこられるとだめな点を考慮して★1としました。
わりと何にでも入れられます。
以上、ルギアへのメタカードの紹介でした!
🔴パオジアンへのメタカード
セグレイブの「きょくていおん」によるエネ加速とパオジアンexのワザ「ヘイルブレード」による青天井火力やテツノカイナ、かがやくゲッコウガなどの豊富なサブアタッカーが強力なパオジアン。
そんなパオジアンデッキの対策は、
・スーパーエネルギー回収を使わせない
これにつきます。
それでは紹介していきます。
スーパーエネルギー回収を使わせない
どんどんエネルギーをトラッシュするパオジアンデッキが継続的に戦い続けられる理由、それこそが「スーパーエネルギー回収」です。
手札を2枚トラッシュするかわりにエネをトラッシュから4枚も回収できるこのカードにより、パオジアンやかがやくゲッコウガなどを毎ターン使える訳です。
ですから、それを使わせなければいいのです。
それでは紹介していきます。
🔴リククラゲ
おすすめ度:★★★★★
特性「ねんきんコロニー」により、トラッシュにあるカードが特性やトレーナーズで手札に加えられなくなります。
ピンポイントでスーパーエネルギー回収をメタっている、と言って差し支えないこのポケモン。ちなみに一応ポケストップもメタっています。一度トラッシュに落として回収する、という手順のため。
去年の四天王戦でみやししさんが悪リザードンを使い、苦手なパオジアンデッキを対策するためにこのカードを入れていました。見事四天王になってましたね。
わりとどんなデッキにも入ります。
青天井が苦手な耐久系デッキには入れる価値あり。
🔴ビワ
おすすめ度:★★★★☆
相手の手札を見て、その中にあるグッズを2枚トラッシュできます。これによりスーパーエネルギー回収を落とし、使わせないようにします。
サポートであるため、サポート権が余りがちなデッキには入れてもいいかもしれません。
コントロールには必須の1枚です。パオジアン以外にも強いのがいいポイント。
以上、パオジアンへのメタカードの紹介でした!
🔴古代バレットへのメタカード
「古代」の非エクであるトドロクツキ、コライドンなどで中打点を出し続けて戦う現環境で最も強い非エクデッキ。
そんな古代バレットの対策は、
①ワザを無効化
②必要エネを増やす
こんなところです。
それぞれ、紹介していきます。
①ワザを無効化
採用されているポケモンが「全員たね」というこのデッキの特徴を利用します。
🔴オンバーンex
おすすめ度:★★★★★
上技「おんみつひこう」で次の番たねポケモンからワザのダメージを受けなくなります。これにより、たねポケモンしか採用されていない古代バレットは、ほぼ詰みと言って良い状況になります。
ルギアVSTARなどに採用されているのを見かけます。ダブルターボを採用いる、あるいは2エネ加速が簡単で、古代バレットが苦手なデッキには採用を検討してみて下さい。
②要求エネを増やす
毎ターン、オーリム博士+手張りでエネ要求を満たしているデッキですので、要求エネを増やすのは相当刺さります。
🔴ポケモンリーグ本部
おすすめ度:★★★★☆
お互いの場のたねポケモンの要求エネを無色1つ分多くします。これで相手のテンポを遅らせることができます。
進化ポケモン主体で、古代バレットを苦手としているデッキには採用を検討してみて下さい。入れるなら2枚以上入れないと効果は薄いです。
以上、古代バレットへのメタカードの紹介でした!
🔴アルギラへのメタカード
安定感を高めつつ、エネ加速もできる
アルセウスVSTARと、高火力を出せるギラティナVSTARが主体となった、簡単で安定しており、初心者にも回しやすいのに強い、奥が深いデッキです。
そんなアルギラデッキの対策は、
①エネ破壊
②ワザを無効化
こんなところです。すでに他のところで書いたカードは、性能紹介をしないでおきます。
それではご覧ください。
①エネ破壊
このデッキは、最初のアルセウス育成をダブルターボ+基本エネルギーの手張り2回で賄っています。ですので、1ターン目にエネ破壊ができれば相手のテンポを遅らせることができます。
🔴クラッシュハンマー
おすすめ度:★★★☆☆
性能はルギアのところで紹介したので紹介なし。
コインゲーにはなりますが、グッズでエネを破壊できます。
また、超エネを無限に割り続けることで超エネが切れてギラティナが起動できなくなる、なんてこともあります。
🔴サカキのカリスマ
おすすめ度:★★★☆☆
サポートですが、確実に相手のバトルポケモンのエネを割りつつ、自身のバトルポケモンにもエネ加速できるというなかなかに強いカードです。
ただ、後1/先2でこのサポートを打つ余裕があるか…がネックです。
🔴改造ハンマー
おすすめ度:★★☆☆☆
相手が1ターン目に張ったダブルターボエネルギーをトラッシュしてテンポをロスさせることができます。
ただ、相手が1ターン目に基本エネルギーを張っていたりするとだめなので★2としました。
②ワザを無効化
殴ってくるのがアルセウスVSTARかギラティナVSTAR、稀にテツノイサハex、というだけなのを利用します。
🔴ミミッキュ
おすすめ度:★★☆☆☆
V,exからワザのダメージを受けないので完封できる…かと思いきや、アルギラにはギラティナVの下ワザ「ひきさく」があります。
効果を貫通できるため、ミミッキュが突破されてしまいます。
それでも、時間を稼ぐことはできます。
以上、アルギラへのメタカードの紹介でした!
🔴ロストバレットへのメタカード
ロストゾーンを7枚貯めると使える「ミラージュゲート」を軸に、多彩なアタッカーを使い分けて戦う、上級者向けのデッキです。
そんなロストバレットデッキの対策は、
①キュワワーを使わせない
②ミラージュゲートを使わせない
こちらになります。
それそれ紹介していきます。
①キュワワーを使わせない
ロストバレットがロストゾーンを貯めるために使うメインのポケモンが「キュワワー」です。
キュワワーの特性「はなえらび」で、山札の上2枚を見て片方を手札に、もう片方をロストゾーンに置く事が出来ます。これと「アクロマの実験」でロストゾーンをためていき、ウッウ、ミラージュゲート、ヤミラミなどの強いカードを使うわけです。ということは、キュワワーの特性さえ使わせなければ良いわけです。
🔴ハバタクカミ
おすすめ度:★★★★★
特性「あんやのはばたき」によって、相手バトルポケモンの特性をなくすことが出来ます。これでキュワワーの「はなえらび」を封じられます。
さらに偉いのは、無色3つで使えるワザ「たたりとばす」で、バトル場に90ダメージと、ダブルターボをつけてもキュワワーを倒す火力を持ちつつ、さらにベンチポケモンにもダメカンを自由に2つ乗せることが出来ます。
ワザが無色のみで使えるのでどんなデッキにも入れやすいのが強いポイント。
特にサーナイトexデッキなんかには結構入りがちですね。
🔴クレッフィ
おすすめ度:★★★☆☆
特性「いたずらロック」で相手の場のたねポケモンの特性を全てなくすことが出来ます。
ハバタクカミとの差別化としては、ベンチでも使えるかがやくゲッコウガの特性「かくしふだ」も封じられるという点、逆に劣っているのはワザが弱く時間稼ぎにしかならない点です。
時間稼ぎしかできないのが辛く、そのうちアクロマの実験だけでロストゾーンを貯めきられたりしてしまうのが少し弱いので★3としました。
ベンチから攻撃できるフーディンexデッキならこちらのほうがいいと思います。
②ミラージュゲートを使わせない
🔴ビワ
おすすめ度:★★★★☆
パオジアンのところでも紹介した通り、相手の手札のグッズ2枚をトラッシュできるサポートです。
これをいい感じのタイミング(これの見極めがむずい!)で使えると、相手が次のターンに使おうとしていたミラージュゲートを落とせたりして強力です。
サポート権が余ったりしがちなデッキには入れてみるのを検討すると良いかと思います。
以上、ロストバレットへのメタカードの紹介でした!
🔴サーフゴーへのメタカード
手札からエネルギーを捨てることで青天井火力が出せるサーフゴーexと、パルキアVSTAR&かがやくゲッコウガを組み合わせたり、ハッサムを組み合わせたりして戦うデッキです。
そんなサーフゴーデッキの対策は、
①ワザを無効化
②スーパーエネルギー回収を使わせない
これらになります。
それぞれ紹介していきます。
①ワザを無効化
これから話すのは、サーフゴーパルキアのみの対策であり、サーフゴーハッサムには通用しません。
サーフゴーパルキアは、サーフゴーex、パルキアVSTAR、かがやくゲッコウガの3種のアタッカーがメインです。
アタッカーの種類が少ない、ここに弱点があります。
🔴アローラロコンVSTAR
おすすめ度:★★★★★
サーフゴーパルキアのアタッカーは、
全て特性を持っています。
そのため、ロコンは厳しいです。
一応プライムキャッチャー+ボスの指令で突破はできたり、パルキアVで突破できたりしますが、前者は単騎にすれば関係ないですし、その札を揃えるまで無双できれば十分、という感じ、後者はスターポータルを使わせる上、2パンしないといけないのに「次の番、このポケモンはワザが使えない」という制限があり、一度入れ替えないといけないので大分きついでしょう。
CL福岡まさかの準優勝でしたが、環境的にアローラロコンVSTARが刺さっているため、当然といえば当然でした。
🔴ミミッキュ
かがやくゲッコウガ以外のアタッカーはこれでなんとかなります。(連続コイン投げコレクレーで4回連続表が出ることはないものとする)
スターポータルを使ったあとに出すといい感じで詰ませられます。
どんなデッキにも入れやすいです。
②スーパーエネルギー回収を使わせない
こちらはサーフゴーハッサムにも刺さります。
サーフゴーexは手札からエネルギーをトラッシュして火力を上げていくため、継続的に高火力を出すためにはスーパーエネルギー回収が必須です。
そんなスーパーエネルギー回収をメタれれば、サーフゴーexデッキは突破できます。
パオジアンで書いたのと全く同じです。
書くのが大変になってきたのでコピペします()
🔴リククラゲ
おすすめ度:★★★★★
特性「ねんきんコロニー」により、トラッシュにあるカードが特性やトレーナーズで手札に加えられなくなります。
ピンポイントでスーパーエネルギー回収をメタっている、と言って差し支えないこのポケモン。ちなみに一応ポケストップもメタっています。一度トラッシュに落として回収する、という手順のため。
わりとどんなデッキにも入ります。青天井が苦手な耐久系デッキには入れる価値あり。
🔴ビワ
おすすめ度:★★★★☆
相手の手札を見て、その中にあるグッズを2枚トラッシュできます。これによりスーパーエネルギー回収を落とし、使わせないようにします。
サポートであるため、サポート権が余りがちなデッキには入れてもいいかもしれません。
コントロールには必須の1枚です。スーパーエネルギー回収以外も落とせるのも強いポイント。
以上、サーフゴーへのメタカードの紹介でした!
🔴カビゴンLOへのメタカード
カビゴンの特性「とおせんぼ」で、相手を逃げられなくして詰ませ、最終的に相手の山札をゼロにして勝つ、害悪系のデッキ。嫌われがちですよね。
このデッキに関しては、メタというよりプレイングによるところが大きく、ポケカSTARSさんがプレイングに関して詳しい対策動画を最近上げられていたので紹介しておきます。
ただ、たしかに明確なメタカード、と言えるものが四つあるのでそちらを紹介します。
🔴ゲンガー
おすすめ度:★★★★★
こいつ立てられれば勝てます。
特性の「ナイトゲート」によって毎ターンポケモン入れ替えができるので、縛られても問題なくなります。
二進化なのがきつい所。
🔴ミカルゲ
おすすめ度:★★★★☆
ロトムV、ピジョットV…カビゴンLOは、Vの特性を中心に回ってます。ですのでこいつの刺さりがエグい。
ロトムVが止まるとカビゴンLOは手札が整わないのできついです。
縛られたら「ぱっときえる」ができるのも強いポイントです。
🔴メテノ
おすすめ度:★★★★☆
特性「ぶっとびメテオ」により、手貼りした時バトル場に出ることが出来ます。
ワザ「じゅうりょくタックル」は、相手の逃げるエネルギーの数×20ダメージ、というもので、カビゴンは逃げ4なので80ダメージ、メテノは闘タイプなので弱点で160ダメージと、カビゴンを倒すことができます。
もちろん、勇気のお守りなどで耐えることはできますが、いつでも前に出れるので押し切ることが可能でしょう。
ダブルターボエネルギーがついていると倒せないですが、その他の特殊エネルギーあるいは基本エネルギーが十分に入っているデッキなら採用可能です。
ミミッキュが突破できないのだけが懸念事項。
現状時間制限、勝ち負けの判定基準などの懸念からカビゴンLOを握る人はあまりいないため、Tier3に落ち着いていますが、デッキパワーはルギアや悪リザよりも強いですので、当たるのが怖い方は入れとくと精神的に安心です。
🔴ミュウex
おすすめ度:★★★☆☆
カビゴンの強さに、先程から何度も登場している、特性「しんぴのまもり」のミミッキュがおり、こちらはメテノでは突破できないわけです。
ミュウexはカビゴン、ミミッキュどちらもワザ「ゲノムハック」によって倒せるのが強いです。
特性の汎用性が非常に高く、さらに逃げゼロであるため現在でも多くのデッキに採用されています。
メテノよりも汎用的な対策を、という方はこちらがおすすめ。
以上、カビゴンLOへのメタカードの紹介でした!
🔴トドロクツキへのメタカード
後攻1ターン目から、ワザ「くるいえぐる」によって、相手の大型ポケモンを強制気絶させたり、ワザ「カラミティストーム」で小型ポケモンを処理したりなど、スピーディーな戦い方ができるトドロクツキexデッキ。
バトルVIPパスのレギュ落ちが痛く、現在Tier3まで落ちましたが、まだまだ強いです。
そんなトドロクツキデッキの対策は、
・強制気絶を阻止
これにつきます。
それでは紹介していきます。
強制気絶を阻止
トドロクツキの何が強いのか、それは、どんな高耐久ポケモンでも「くるいえぐる」で強制気絶させることができる点にあります。
よって、強制気絶を阻止しつつ高耐久を押しつけられれば、優勢を取ることができます。
🔴リククラゲex
おすすめ度:★★★★★
特性「きんしのまもり」によって、自分の場のエネルギーがついている全てのポケモンをワザの効果から守ってくれます。
「くるいえぐる」の強制気絶はワザの効果、ですのでこれを阻止できます。
リククラゲex自身にもエネをつけて置かないとリククラゲexが「くるいえぐる」されてしまう点には注意。
分岐進化に、先程から何度か出てきている「ねんきんコロニー」のリククラゲがいるのも優秀なポイント。
耐久デッキにはねんきんコロニーリククラゲと合わせて入れるといいかと。
🔴ミストエネルギー
おすすめ度:★★★☆☆
ミストエネルギーがついているポケモンを、ワザの効果から守ってくれます。
リククラゲよりも手軽に入れられるのがいいポイント。
デメリットとしては、これのメタとしてトドロクツキexデッキにシンオウ神殿が入っている場合があることです。
新弾「クリムゾンヘイズ」で改造ハンマーが出たので、少し使いづらくなりました。
リククラゲexと同様、耐久デッキには入れるのを検討するといいと思います。
🔴サーナイトへのメタカード
サーナイトexの特性「サイコエンブレイス」によってトラッシュから自由に超エネを加速し、デメリットである「ダメカンが乗る」と言うことを逆に利用してフワンテ、サケブシッポなどのアタッカーで戦う旧圧倒的Tier1デッキ。
テツノカイナの登場、Eレギュ落ちでTier3まで落ちましたが依然強いです。
そんなサーナイトデッキの対策は、
・道具によるHPアップを逆手に取る
これのみです。
道具によるHPアップを逆手に取る
サーナイトデッキには、エネをたくさんつけることで大ダメージを出せるポケモンが多いですが、たくさんつけると大量のダメカンが乗ってしまいます。
そこで、ダメカンが大量にのっても良いように、HPアップの道具をつけて上限を上げてから限界までつけたりします。
それを利用するわけです。
🔴ロストスイーパー
おすすめ度:★★★★★
これ、ただの汎用カードですね。
自分の手札を1枚ロストして場のスタジアムか道具を1つ選びロストします。
対サーナイトでは、道具剥がすだけでサイド1枚取れたりします。
どんなデッキにも入ります。
🔴パニックマスク
おすすめ度:★★★☆☆
先ほどもいった通り、サーナイトのアタッカーはHPギリギリまでエネ加速します。
そこでこのカード。
HP40以下の相手からワザのダメージを受けなくなります。これを高耐久のポケモンにつけ、倒すためにはダメカンをたくさん乗せないといけないけど、乗せすぎるとそもそもダメージが通らない、という厳しい状況を作れます。
ヒーローマントなどでHPを50以上残されたりするとだめだったり、ロストスイーパーなどで剥がされたりする事が多いので、★3としました。
以上、サーナイトへのメタカードの紹介でした!
🔴イダイナキバLOへのメタカード
古代のサポートを使うことで相手の山札を4枚トラッシュできるイダイナキバ。
ブーストエナジー古代をつけると200という高耐久により、ワンパンしづらいのがとても強いです。
そんなイダイナキバLOの対策は、
①イダイナキバをワンパンし続ける
②サポートを使い続けさせない
③山を掘らせない
④ワザを使わせない
こちらです。
それでは紹介していきます。
①イダイナキバをワンパンし続ける
高耐久による連続ワンパンの難しさが強いわけですが、毎ターントラッシュできるのはたったの4枚であるため、6ターンかけても24枚と、使うのを抑えればLOせずにすみます。つまり、山を掘りすぎず、毎ターンワンパンすれば良いわけです。
🔴ミュウex
おすすめ度:★★★★★
ワザ「ゲノムハック」でイダイナキバの下ワザ「きょだいなキバ」をコピーすると、弱点をついて簡単に倒せます。
その他の対面での汎用性もとても高く、非エクデッキ以外なら採用を検討すべきカードです。
②サポートを使い続けさせない
毎ターンサポートを使う必要があるデッキですので、毎ターン使い続けさせるのを止められれば山札をトラッシュされる速度を落とすことができます。
🔴サンド
おすすめ度:★★★★☆
特性「すあなにかくす」によって、
相手のトラッシュからサポートを戻せなくなります。
これでイダイナキバLOの「ともだちてちょう」を使えなくさせ、毎ターンサポートを使うのを厳しくさせることができます。
1枚で対策になりますので、イダイナキバLOに苦しんでる方は入れるのを検討してみるといいと思います。
③山を掘らせない
山を掘らせないようなカードを採用すればLOを防げます。
🔴ビーダル(あんしんダム)
おすすめ度:★★★★☆
ベンチにいれば、相手のワザ、トレーナーズなどで山が掘れません。
分岐進化に「はたらくまえば」のビーダルがいるので、ビーダルをドローソースにしているデッキには採用を検討して良いかもです。
バトル場に呼ばれると無効なので注意。
🔴パトロールキャップ
おすすめ度:★★★★☆
これをつけているポケモンがバトル場にいるなら相手は山が掘れない、という効果の道具です。
あんしんダムのビーダルにつければ倒されない限り山を掘られません。
汎用性は低め。
④ワザを使わせない
相手にワザを使わせなければLO負けすることもありません。
🔴エルフーンV
おすすめ度:★★★★★
ワザ「おじゃまなわたげ」で、ワザを受けたたねポケモンをワザが使えない状態にさせます。
これでイダイナキバを封じます。
逃げれば効果は消えますが、逃げるのにエネ3枚がいるのでなかなか厳しいものがあります。
またHPがそれなりにあるのでキバでワンパンは不可能です。
そのため、殴り続ければいけます。
汎用性低いのが残念。ルミナスエネ入れるバレット的なデッキには採用を検討してみてもいいかも?
以上、各環境デッキへのメタカードの紹介でした!
おまけ
おまけとして、非エクの敵であるテツノカイナexへのメタを書いていきます。
🔴テツノカイナexへのメタカード
ワザ「ごっつぁんプリファイ」によるサイド追加取りがあまりに強力で、数多くの非エクを苦しめているテツノカイナexですが、そんなテツノカイナexのメタカードを紹介します。
🔴チヲハウハネ
おすすめ度:★★★★★
闘2エネで使えるワザ「ねっしょうどとう」によって、120ダメージを相手に与えつつやけどにします。
テツノカイナexの弱点は闘タイプですので、弱点をついて倒すことができます。
前ロスバレに入っているのを見ました。
古代バレットには入れるべきです。
🔴メテノ+ばつぐんグラス
おすすめ度:★★★★☆
カビゴンLOメタのところで紹介しましたので詳しい紹介は省きます。
ワザ「じゅうりょくタックル」で、
逃げエネ4のテツノカイナには80ダメージ、弱点をついているので160ダメージと、足りないように思われるかもしれません。
しかし、メテノに「ばつぐんグラス」をつけることでテツノカイナをワンパンすることができます。
揃えるのが難しいのが難点。
メテノはカビゴンLOメタにもなるのが良いですね。
🔴フーパex
おすすめ度:★★☆☆☆
悪2エネのワザ「エナジークラッシュ」は、相手の場のポケモンについているエネ枚数×50ダメージ、というワザです。
つまり、相手のテツノカイナに4エネついてれば200ダメージ、闘テラスで弱点をついて400ダメージと、テツノカイナをワンパンすることができます。
テツノカイナを苦手としており、トドロクツキのために悪エネを入れている
赤月/青月ロストに入っているのを見たことがあります。
サイド2ポケモンなのがネック。
以上、おまけのテツノカイナexへのメタカード紹介でした!
終わりに
以上、環境デッキに対するメタカードの紹介でした!
「このデッキに対しては、他にもこんなメタカードがあるよ!」だったり、「このデッキに対するメタカードも知りたい!」などありましたら、コメントして下さい。
初のシティまであと5日。
使うデッキは大体決まりましたが、細かい調整、安定感とデッキパワーのバランスなど、悩むことが多いです。
僕以外にもこんな人は多いと思いますので、この記事がそのような人の参考になれば幸いです!
これからも、カード考察、デッキ紹介記事など投稿していくので、面白かった!という方は、スキやフォローなどしてくださると大変励みになります!
最後までご覧くださり、ありがとうございました!これからもよろしくお願いします!シティトナメ進出目指して頑張るぞ!