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【ポケカ投資#5】旧裏・旧弾ポケモンカード投資のデメリットを真剣に考えてみた結果...

皆さま、お久しぶりです。
Pokemania(ポケマニア)と申します。
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久しぶりの記事になりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。コレクターの私はイソイソとカード収集をしておりましたが、気づけば旧裏の初版をまとめた最初のnote記事が、まさかの『77 いいね💛』まで膨れ上がっていることに最近まで気付かず、この場を借りて皆様に御礼申し上げさせていただきます。



さて、本題であり、問題のポケカ投資に関して、私は前回の記事にこう記しておりました。

▶ 2023年8月に投稿:ポケカ投資 #4
はっきり言っておきますが下落したポケカ価値は2023年6月頃の価格帯にはしばらくは戻らない

2023年6月からあと3か月で1年が経過する現在の評価ですが、
ね?もうあの価格帯にはしばらく戻らないんですよ。

「価格が下がっている今が仕込み時」
「ポケモンカードClassicは必ず価値が上がる」
「○○は今は安いけど将来性があるから集めるべき」

ポケカ投資#4のこの記事を投稿してから現在までこのようなツイートをたくさん見かけては、そのたびに(笑)と思っていましたし、ポケモンカードClassicなんて、みんながみんな投資すべきといっておいて、PSA10はいまだに値下がり続ける始末は何とだらしのないこと。
ポケモンカードClassicなんて需要を考えれば『典型的なコレクション観賞用』ですから価値の大幅増加なんて望める訳もなく、これをポケカ投資のポートフォリオに組み込むべきと発言していた方は低級の極みだと思います。何の根拠を以ってそんなに価値が上がると思ったんですかね?抽選だから?デザインが旧裏と同じだから?25thと同じ金縁デザインだから?私にはよく分からないですが、もう少し投資を勉強したほうがいいと思いました。視点がミクロすぎます。

一方で、この低迷期間においても高値で売買されており、値下がりもほとんどなく、何なら更に相場価格が吊り上がった『旧裏・旧弾』のポケモンカード達をポケカ投資の対象としていた方は、おめでとうございます
特に、以下の記事の『ポケモンカード投資対象リスト』に沿って資金投入された方は完全に高みの見物と思います。もうどのタイミングで売っても利益が出ると思いますし、資金に困っていなければこのままHold(=投資用語。売らないでそのまま持ち続けること)で問題ありません。資金に余裕がある方は、さらに仕入れても全く問題ないと思います。今は円安の影響でこのリスト内のカードが海外に流れてしまっていますが、その影響で日本国内でも価格が上がっていますし、何ならeBayで海外コレクターに向けて売ることができれば上質かつ納得のいく価格で売買できる状況と思います。

こちらの記事も、たくさんの『いいね💛』ありがとうございます。



さて、基本はメリットばかりの『旧裏・旧弾ポケカ投資』ですが、あえてデメリットを考えてみました。ただし、あくまでこれまでの『ポケカ投資#1,#2,#3,#4』の記事に沿ったことを前提として考えていますので、まだ未読の方はそちらを先にお読みいただければと思います。


旧裏・旧弾ポケカ投資のデメリット

【その1:ヒマ】

ヒマです。基本ヒマ。
『ポケモンカード投資対象リスト』のポケモンカードに絞って資金投入を前提にしていますので、そうなると対象のカードは市場に大量に溢れかえっている訳でもなく、まず購入頻度はかなり低いと思います。コレクターの私のペースで月に0枚~2枚くらいですので、もう少し積極的に資金投入するポケカ投資家であることを考えても、月に5~10枚程度がおおよその購入頻度ではないでしょうか。そうすると、探す範囲のカードも絞られますから、ポケモンカードのお店も頻繁に回る必要はなくなりますし、ネットでも週に1~2回、確認する程度の時間しかかかりませんから、ヒマです。
忙しい時と言ったら、ヤフオクで『絶対に落札したい』カードをリミットギリギリで粘るときくらいではないでしょうか。

投資はヒマでいいんです。むしろ、ヒマが正解の行動。
アメリカ(?)の調査で、投資で一番儲かった人は『死んだ人』、二番目に儲かった人は『投資したことを忘れた人』という有名な話があります。利益を上げる最善手は何もしないこと。故に、ポケモンカード投資においては、『間違いないカード』を『買ってHold』で将来的な資産になる確率が最も高いということです。で、その『間違いないカード』が、上記の『ポケモンカード投資対象リスト』というワケ。

「仕込んだ○○が値上がりしました!」
「次は○○と○○が暴騰するハズ!」
というようにTwitter(現X)でアピールの忙しい自称・ポケカ投資家の方は、対して儲かっていないと思います。皆さんは小銭を拾いに行くのではなく、将来の資産を築いていきましょう。

『ヒマはデメリットではなくない?』と思われた方。
察してください。大したデメリットが思いつかないんです。

【その2:カード単価が高め】

『ポケモンカード投資対象リスト』はある程度対象を絞っていますので、カード単価は高めになっています。ただ、これもデメリットではない側面もあって、すでに大衆的に高い価値が付いているということですから資産価値としては安定しやすく、投資対象としては重要な付加価値なのかなと思います。
自称・ポケカ投資家の「○○の相場が5倍になった!」は一見すごいように見えますが、逆に言ってしまえばそのポケモンカードの資産価値がまだ定まっておらず、今回はたまたま5倍に膨れ上がりましたが、5分の1に価値が下がることも当然含んでいますので、私から言わせてもらえればそれは『ポケカ投資』ではなくて『ポケカギャンブル』です。で、相場価値が5倍になった後が重要で、その価格帯でキープできていますか?キープできておらず価値が下がったポケモンカードであれば、その自称・ポケカ投資家は売り抜けタイミングも案内してくれましたか?記事の最初にも記載しましたが、一度価格が上がったポケモンカードが、下がった後に再度その価格帯に戻ることはレアケースです。5倍に上がったカードの利確タイミングを誤った投資家、案内できていない投資家は二流、三流です。

【その3:外国人に狙われ始めた】

もうたいしたデメリットが思いつかないのですが、絞り出したのがコレ。今までは外国人の主要取引先はeBayか、バイヤーを介したメルカリ、ヤフオクだったのですが、海外旅行客が復活した影響で、店舗に直接買い付けしている外国人の多いこと。主流はアメリカ人と中国人で、円安をいいことに日本人が躊躇する価格帯のカードでも大量購入して希少カードの多くが海外に流れてしまっています。この挙動でカード価値の相場は上がるのですが、これにはデメリットがあって、主要な流通経路の日本国内での流動性が下がりますから、『価値は付くけれども売買が成立しない』現象が起きます。株式でいうと出来高不足に近いイメージで信用残が大量に残っている状況に近しいと考えていいと思いますので、きっかけ一つで一気に相場価格が急落する可能性も秘めています。
ただ、この場合、一番被害を受けるのは、自称・ポケカ投資家が推奨しているような大量流通・売買しやすい低価格帯のポケモンカードや価格帯は高いけれども流通数もそれなりに多いポケモンカードがまずは筆頭で、私の『ポケモンカード投資対象リスト』の価値下落はこれに比べるとはるかに限定的と考えています。これは論理的に考えれば至極真っ当なことで、ポケモンカード界隈全体の市場価値が下がってまずはすぐに現金化するのであれば、あまり資産価値のない大量流通している最近のポケモンカードになります。一方で、『ポケモンカード投資対象リスト』のポケモンカードは資産価値がこれらより相対的に高いため現金化されるにしても終盤、または相場が悪化しても現金化されない可能性が大量流通品と比較して遥かに高く、これは大きな強みだなと。ポケモンカード市場から資金が抜けて状況が悪化したとして、すぐにかいりきリザードンやPSA10おたんじょうびピカチュウ(なったわけvol.6)売りますか? PSA10初版ミニスカートと、PSA10ガンバリーリエ、どちらかを先に現金化するとしたら、間違いなく後者ですよね?という考え方です。
最悪、円安を利用して外国人に高値で売ることができますし、100万円の女の子カードよりも、旧裏PSA10の50万円のカードのほうが資産価値(額面だけでなく総合的)が高いと思います。

最後に

上記の通り【ヒマ】なので目新しいこともなく中身の無いnote記事になってしまいましたが、一番の目的は多くの読者の方に読んでいただいて、多くの『いいね💛』をくれたことの御礼を言いたかったためですので、改めて御礼をさせていただければと思います。
(よろしければ、この記事にも『いいね💛』お願いします!)

『ポケモンカード投資対象リスト』の記事は課金制ですので、課金者を優遇するため詳細には書きませんが、ポケモンカード界隈全体から資金が抜けている今、けっこういい価格帯でリスト内のポケモンカードが売られているのをちらほら見かけますので、個人的に仕込みチャンスの時期かなと思っています。私も資金は限られていますし、そもそも投資家ではなくてコレクターですから積極的な資金投入は控えていますが、それでも最近は今まで以上にリスト記載のカードを購入できています(私は観賞用ですので手放しませんよ)。

それと、ここまでお読みになってくださった方のために、次にポケモンカード全体の価格帯が上昇するタイミング(=ポケモンカード界隈に投資資金が流入するタイミング)の予測をお伝えしておきますと、一番早くて2025年末頃から上昇が始まってもおかしくないかなと考えています。勘のいい方はお気付きと思いますが、2026年4月でポケモンカード30周年ですね。これに先立って『先行投入』として2025年から価格上昇を始めるのであれば、30周年の前の2026年3月頃が価格ピークになるのかなという予測が1点目。もし2025年末からの上昇(=先行投資的な上昇の挙動)が無ければ、30周年から少し経った2026年5~6月ごろに瞬間的なピークを付ける可能性が高そうです。これは2022年のパターンと似ていて、例えば25th anniversary リザードン PSA10が瞬間的に12万円を付けたような挙動に似てくるかなと思っていて、こちらのパターンのほうが売り抜けの難易度は高いと思います。

あくまで参考の一つとして、ご認識いただければと思います。

では、また逢う日まで。
よいポケモンカードライフをお過ごしください。
Pokemania

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