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『まなの本棚』

芦田愛菜ちゃんが自身の好きな本を紹介している本。

まず驚くのはそのジャンルの広さ。

古典から児童文学、図鑑等、とにかくたくさんの本を読んでいる。

知的好奇心が旺盛で、様々なものに興味を持つ姿に感心してしまう。

文章は堅苦しくなく、書評と言うよりは読書感想文に近い形でとても読みやすい。

好きな本を友達と語り合うことの楽しさ等、芸能人•子役と言うより1人の本好きの女の子としてのエピソードが多く、良い意味で普通の子なのだと感じた。

山中伸弥教授、辻村深月先生との対談も良かった。

私が私がと我を出すのではなく、しっかりと話を聞く姿勢の対談はとても読みやすく心地良い。

以前、天皇陛下即位の祝辞が話題になったが、自分の気持ちを自分の言葉で語ることが出来る人なのだと思う。

成長した彼女の文章も読んでみたいと感じた。


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