「自分を変える1つの習慣」~95%がやらずに、なにも変わらない理由
こんにちは、Kです。
今日は、最近読んだ『自分を変える1つの習慣』(ロリー・バーデン著)という本について書いていきます。
この本は、自分を変え、より良い人生を送るための本で、定価は1,500円ですが、2倍以上の金額で中古本が売られている人気の良書です。
人は誰でも、自分を変えたいとか、生活を良くしたい、幸せになりたい、と思っています。
でも、なかなか思うようにはいきません。
なぜ、うまくいかないのか?
この本を読み、1つでも実践してみると、結果が違ってくるかもしれません。
私も、第3章について、やろうと決め、実行しているところです。
「1つの習慣」とは?
階段とエスカレーター
1つの習慣とは、思うような人生を歩むためには、「ちょっとキツイが、正しい道を選択し続ける習慣」をすることです。これを「階段を使う道」だといっています。
著者によれば、95%の人は、エスカレーター(努力せずに目的地へ自動的に上がれる装置)に乗っていて、それゆえに悪い方向に導かれています。
「1つの習慣」には、7つの法則がある
エスカレーターを使うのをやめて、階段を利用する習慣には、7つの法則があります。
1.犠牲~パラドックスの法則・・・小さな選択の積み重ねこそが成功を呼ぶ
2.決意~先行投資の法則・・・今いる場所で全力を出し続ける
3.集中~拡大の法則・・・思考の集中をコントロールする
4.言葉~創造の法則・・・思考現実化する言葉の使い方
5.計画~収穫の法則・・・大切なタイミングに2倍の努力をする
6.信念~長期的視点の法則・・・長い目で見れば失敗はプラスに変わる
7.行動~振子の法則・・・何をなすべきかを知っている。行動に移さないだけ
これら1つ1つは、それぞれ1冊の本になるくらいの中身の濃い内容になっています。
特に気になった第3章。「ミスターM」とは?
私が気になった第3章について、書きます。
3.集中~拡大の法則・・・思考の集中をコントロールする
ここでは、「何を考えているか?」を常にコントロールしよう、と書かれています。
私たちは常に自動思考をしています。
1日に、5万回とも10万回とも言われるほど、勝手にいろいろ考えが浮かびます。
著者は、この自動思考を「ミスターM」と呼び、ミスターMの好きなようにさせておくと、自然にネガティブな方向に流れていってしまい、前向きな行動をやめることになってしまう、と言っています。
「そんなこと、今更やっても無駄。どうせうまくいきっこない」
「自分は、やっぱりできない」
などと、なにかを決心して頑張っても、この自分のなかの自分がささいて、やる気をなくしてしまったこと、やめたこと、私には何度もありました。
つまりは、ネガティブな考えが浮かんだら、即刻否定し、自分で自分を励ますことが必要で、とても大事なことだというのです。
私は、早速、毎日「ミスターM」の否定的な言葉を前向きな言葉に変えることにしました。
思えば、朝起きたとき、
「あ~眠い。今日も仕事か・・・」と思ったら、
「今日は良い日になる!」と思い直しています。
初めてから、気分が良く、いつもは嫌な作業も苦痛なくできています。
今まで自分で自分を嫌な気持ちに追い込んでいたのだと確信しました。
その後、この本の中に自動思考を研究した「シャド・ヘルムステッカー」という人の書籍が掲載されていたので、2冊読んでみました。
77%がネガティブにプログラミングされている脳
私たちは成人になるまで、学校や家庭でほめられることよりは、叱られたり、命令されることのほうが多かったですね。
著者は、それが全部脳に蓄積され、プログラムとして脳が機能していると書いています。
77%はネガティブなプログラムなので、自動思考もネガティブ。
そして、これをそのままにしていると、さらに脳にインプットされ、自分が失敗する道を作っているのだそうです。
自動思考を変えるには?
自動思考を変え、ネガティブなプログラムを徐々に前向きなプログラムに変える方法も掲載されています。
3つの方法があり、
①自動思考を監視する
②ネガティブなことを考えたり、言ったりするたびにすぐに前向きな表現に言い換える
③お手本を聞く(本に掲載されている自動思考のお手本を、何か作業をしているときなどに毎日聞く)
どれも、「階段を利用する習慣」ですね。
「大切だとはわかっているが、できればしたくないこと」の1つだと思います。
しかし、私は3ヶ月続けてみようと思います!
『自分を変える1つの習慣』のなかの言葉を最後に書いておきます。
よかったら、参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありごとうございました。
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