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何でもない子が気になる子になる

気になる子が増えているようです。

それって社会の環境のせいかも、と思うことも多いです。

物や情報が溢れて刺激が多い
ちゃんとしなければいけない
みんな同じを求められる
正解を求める
そんな風潮が昔よりも強くなっていると感じます。

その風潮に合わない人が気になる子になったり、生きづらさが生じる人が増えたりしているのかもしれないと思うことがあります。

環境や周りの大人の価値観なども影響してきます。
子育てに関する情報も多いです。
その社会の風潮に合わせなくてはいけないと大人が思っていると、子どもがそこから外れると気になります。

元気があっていい、できなくてもいい、自由でいい、無理しなくていい、人と違ってもいい。
そんな風に世間体や常識、人の目を気にせず、ある程度よしとするならば気にならなくなることもあると思います。

気になる子は、どこでどんな問題があるのかを考えてみることが必要だと思います。
どこで、どんな状況で。
なぜそれが問題になるのか、なぜそれを問題だと感じるのか。
誰が思っているのか。

家では気にならないけど学校で気になるのならば、学校での価値観や環境が合わないのかもしれません。
親が気になるなら親の価値観が影響しているのかもしれません。

例えば、衝動性。ついあちこち行ってしまう、触ってしまう場合。
どこでなのか、どんな状況でなのか、どこでもいつでもなのか。
じっくり見ていくと、特定の場所だったり、好きなものがある所だったり、気持ちが不安定な時、手持ち無沙汰な時など、改善ができる場合もあります。

刺激の多い現代で、刺激を我慢することがどれだけ大変か。
大人の感覚で考えていてはいけないと思います。
私も幼児の頃からあちこち行きたくなって迷子になっていました。今もすぐに人とはぐれます(笑)
そんな風に、大人になったら自由に行けるけど、子どもは楽しくないのに我慢しないといけない時間が多いです。
楽しめるようにしてあげるとか、ごほうび時間を用意して見通しを持たせてあげるとか、工夫次第で我慢できることもあります。

そもそも、好奇心を持っていることはいいことだと思います。
周りの大人がそれに付き合ってあげられるといいなと思います。

子ども自身の特性だけでなく、周りの大人の価値観や環境を一度見てみてもいいのかなと思います。

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