あなたの席は他にあるんじゃないですか？

「あなたの席は他にあるんじゃないですか？」

ドラマ『ミワさんなりすます』でのセリフです。

主人公のミワさんが、子どもの頃、椅子取りゲームが苦手だったと話をします。
椅子取りゲームの椅子を自分の居場所や役割に重ねて、自分に相応しい場所を上手く見つけられなくて…という話をした時に、俳優の八海（やつみ）氏に言われます。

それは必死でしがみつかないといけない席なのか。
あなたに相応しい席は他にあるんじゃないか、と。

ミワさんは映画オタクで、映画好きを知られて憧れの八海氏と2人で会って話をする機会に恵まれます。
好きなことはとことん好きでいると、いつか実になったり自分を救ってくれたりします。

そんな映画大好きなミワさんに相応しい席は必ずあると信じたいです。

誰しも、その人にとって相応しい場所はあると思います。

もし目の前には見つからなくても、身近な選択肢がすべてではないと思います。
見えていない選択肢もあります。
選択肢はたくさんあるはずです。


誰もが、その人らしく生きられる場所を見つけられるといいなと思います。