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音楽始めるんよ

絶望しとった3年前
とある音楽に出会って、歌に癒され人に癒され
やっと本来の自分を取り戻してきたように思う

厳密には4年前に出来事が起こり、それから人生で初めて自分を見失った。
それまで生きてきた40数年は常に前向きな人間だったはずなんじゃけど、もう人生終わってもいいのかもなぁなんて考えとった。

音楽ってすごいなって思う。

物心ついた頃
家にアコギがあり、おふくろがよく弾き語りしてた。
おふくろはフォーク世代。気持ちよく弾き語りしていた。
ギターに興味を持ち始め、小学校4年生頃にドレミファソラシドが弾けるようになって喜んどった。
それから中学生になると、周りはBOØWY。もう解散して1,2年の頃だった。
布袋さんがかっこよくて、こんな風に弾けるようになりたいなぁと思うようになった。

当時新聞配達のアルバイトをしていて、中1、2で月に3万くらいの小遣いがあるので、お金には不自由なかった。
通信販売で初心者ギターセットという商品があり、フェンダーのストラトのセットを購入。
バンドスコアを買い、一生懸命練習してラジカセから流れる音楽に合わせて弾く。時々親父に「うるさい!」と怒られながら日々練習してた。
中3のときには新聞配達をやめており、年齢をごまかしてアルバイトをしまくった夏休みの手取りは15万を超えていた。
ちょっといいアンプやエフェクターを買った。

夜中に「ミュージックトマト」という番組があり、そこでJUN SKY WALKER(S)を知る。衝撃を受けてしまい、「声がなくなるまで」というギターを覚えた。
中学校の同級生でバンドやろうぜ!ってなったけど、彼らと実現することはなかった。そのときにギターのパートは奪われ、ベースをやることになったため、ベースを買って練習しまくった。BOØWY⇒ジュンスカ⇒ブルーハーツ⇒Xという変遷。

そして中学を卒業し、高校に入ると同級生でバンドを組んでは、土曜日に市内中心部のスタジオに行き練習をしてた。その時はBOØWYだったかな。
バンドやろうぜ世代で、コンテストとかあったのでそれにも出たけど、そこで拾われるわけもなく。

高校の先輩からLAUGHIN' NOSEやろうぜ!と誘われてベースで参加。
高校の文化祭でもやった。

その後、バンドもやめ仕事を始めて、ギターもベースもケースにしまい、埃をかぶっていた。そのときのギターは友達の親父さんからもらったSGだった。
早くから結婚し、女房から「弾いてー」「歌ってー」とよく言われたが歌が下手すぎたのと、そのとき初めて弾き語りをやろうと藤井フミヤのTrueLoveを練習するも、歌とギターがチグハグ。
弾き語りなんかできるかーーー!となり、ギターもベースも生活苦により、お金に変えてた。

それから25年。
ある音楽に出会い、ギターが弾きたくなった。
家にはなぜかアコギが1本あり、それで弾いてみた。歌ってみた。

昔バンド時代に「コーラスはいいから」と言われるくらい歌が下手で、弾き語りもチグハグだったのだけど、なんとなーく弾けるようになっとった。

でも人前で出来るレベルではない。

それでも恥ずかしげもなく、Youtubeにアップしてみたり。

そこから今日までの2年ちょっと。上達はしていないが、これから少しずつでも練習して、還暦なるくらいまでには本通りで弾き語りデビューできるくらいになりたいなぁと思い始めた。

これからどんな練習したか、何を弾いたか、何を歌ったか。
等々忘備録代わりに気が向いたときに記録を残すことにするんよ。

50前にして音楽始めます。

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