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舞台 ガールフレンド(仮)感想

※この記事は2018年7月23日にブロマガに投稿した記事の内容をnote向けに一部編集したものになります。

舞台 ガールフレンド(仮) 行ってきました!

ちなみに観覧した回は21日と22日の昼の部。
元々は21日のみだったのですがとても楽しかったので翌日も行っちゃいました。
千秋楽も観たかったのですがさすがに飛行機の関係もあったし当日券もあるか分からないので断念。
あにてれで有料配信あるみたいなのでそっちを楽しみにしよう!

さて、終わってしまうとあっけないものの思えば長かったような短かったような舞台。
前の記事の最後でも触れましたが約半年前、舞台化が発表された際は期待半分不安半分で
さらに演者が=LOVEというアイドルグループだと聞いた時は多少憤りがなかったといえば嘘になるかと思います。
イコラブファンの皆様には申し訳ないのですが舞台化の報で初めて知ったグループだったのでそれがより不安として大きかった部分もあります。

とはいえガールフレンド(仮)、腹をくくって観に行くと決めたからには行く。
それにここまででもやっぱり楽しみだったしね。

さて、本編のお話の前に会場である品川プリンスホテルのクラブエックスですがこちらは
2F席含めても収容人数大体500人弱、観劇中それほど2Fにお客さんが入っているようには見受けられなかったので400人弱といったところでしょうか。
それもステージを中心に円形に席が配置された会場だったため5thライブ以上に演者との距離が近く一貫した「近さ」を押し出したものであると強く感じました。
実際演者の皆さんの細かな表情やしぐさまで見えるほど近かったですからね。隅々まで楽しめる近さでありました。

さて、肝心の本編ですがオープニングの「Now On Stage!!」で既に心をつかまれたといっていいでしょう。
正直なところ、ガルフレの楽曲もほとんど使わないのではないかと思っていただけにイコラブの皆様が歌いいながら踊ってくださりこの時点で大変うれしさで感極まってしまいました。
このほかにも初恋AtoZなどガールフレンド(仮)の楽曲が数曲披露されるシーンもありここだけを指してカバーライブとしても物凄く楽しいものだったといえます。
ちょっとコールしたかったよ。

ストーリー自体はと言うと聖櫻学園にやってきた転校生「一ノ瀬友恵」を巡り聖櫻学園文化祭、「桜花祭」を舞台に友情とドタバタコメディの青春話と言ったところでしょうか。
ややご都合で押し切りすぎる部分は散見されましたが基本的には筋自体はアニメやいつものゲーム本編の1エピソードと変わらないお話であったのかなと思います。

さて、しかしながらここでやはり気になるのは各キャラのゲームとの差異などを中心に
私的に感じた部分部分をキャラごとに書き連ねてみようかと思います。

椎名心実 演:髙松瞳
超人。元々の物腰の柔らかさ周りを気に掛ける気さくさを持ち越しながらやや引っ込み思案な部分が薄れ、行動力のあるキャラクターとなったため周囲に無限の慈愛を振りまき優しさの皮を被った善性エゴイストモンスターと化した。コミュニケーションにパワーがある。
ある部分において劇場版アイドルマスターの天海春香に近い存在。

クロエ・ルメール 演:齊藤なぎさ
かわいい。特徴的なしゃべり方としぐさの再現度は高いものの一ノ瀬と椎名をメインに据えるストーリーのため物語の推進力としての位置ではなくなったが彼女の一言が入ることでシーンのテンポがよくなる感がある。

朝比奈桃子 演:齋藤樹愛羅
めちゃんこかわいい。クロエと並びキャラクターとしての再現度は非常に高く特に「あやや~」のイントネーションは完璧と言っていい。台詞のないシーンでは風町といちゃいちゃしてるのでなかなか目が離せない。

風町陽歌 演:野口衣織
リアル枠。台詞そのものは結構原作のテイストがあるものの演技の方向性としてか原作のふわふわした味は薄れた点と序盤においてともすれば性格の悪いキャラクターとして取られかねないシーンもあり、そういう点でリアリティのある女子高生キャラだったのではないかといえる。

村上文緒 演:大谷映美里
ほかの媒体と比べるとちょっと見せ場が少なめ。ただ、その分キャラクターとしては原作に近く思慮深い部分や巻き込まれるタイプ。歌声が名塚さんのそれに近い声域なのでキャラクター的なシンクロと言う意味ではかなり高い。
体幹トレーニングのシーンで見える膝裏の筋肉が結構しっかりしてるのがポイント。

望月エレナ 演:大場花菜
原田さん憑依しないでください!
キャラクターとしてまともな言動が増えた為か変態性はやや抑えられているものの抑えられていながらカメラを持っっているときの盛り上がりなどハイテンションなキャラ。舞台上でのアドリブが一番楽しそう。また、喋り方も似せる方向になっているためシンクロ性はかなり高い。富士山!高尾山!エベレスト!

櫻井明音 演:諸橋沙夏
放送部ということで全体をかき回す役回りとして登場。
本筋に強く絡むわけではないがその立ち位置故ある種の狂言回しや観客へのコール&レスポンスとしての機能を担う。

押井知 演:佐竹のん乃
櫻井とともに放送部として活躍。
櫻井がまっとうにインタビューをして回るキャラクターなのに対し少しふざける面が強いためコール部分ではアドリブが光るキャラクターでもある。
櫻井と押井のデュエットはCDにしてくれ~~~

天都かなた 演:音嶋莉沙
椎名以上に原作からのキャラクター改変が大きい。
基本的な大体の言動は原作での天都会長のそれなのだが喋り方からおっとりした雰囲気が一切なくなったのでかなりアクティブな印象を受ける形となった。
ゲームだと「りさちゃ~ん」となるところが「りさちゃーん!」になってる感じ。
また、かなり勢いよくお茶を飲む、座ったまま足をブラブラする、ものを食べながら喋る・歩くとお行儀の悪さの目立つ部分もある。
あと自分が確認する限りいつも左足のニーソが若干ズレ落ちてる。
キャラ崩壊激しいのだが…これはこれでかわいいので憎めない。好き。

鴫野睦 演:瀧脇笙古
クール。生徒会メインの話ではないためかわいいもの好きなどの面は薄く、ごく一部のあるシーンを除いて抜けている面はない。
ダンスのキレが他のメンバーより良い。
衣装の関係上足の露出度が高いので筋肉の動きが観察できるのが楽しい。

篠宮りさ 演:山本杏奈
舞台オリジナルキャラクターの一ノ瀬のクラスメイト設定の為ちょっと出番が多い。
椎名の次に一ノ瀬を気にかけ彼女のために会長の無茶な提案にも賛同するなどどちらかと言うと人情派な面の演出が強い。

一ノ瀬友恵 演:佐々木舞香
舞台オリジナル。転校を繰り返しており聖櫻学園にも桜花祭までしかいられない。
引っ込み思案でありすぐに引っ越すからと友人も作らないようなタイプではあるものの友人と遊んだり勉強するといったことに興味はかなりある様子。
そんな一ノ瀬のためにと櫻井が手を伸ばすが……


ちょっと毛色の違う部分も少なからずありましたがそれ以上にそれそのものの魅力を見せてくれた舞台で会ったことは間違いないのではないかと思います。

後半のミニライブなども非常に楽しかったのでまた何かの機会で舞台があればまた見に行きたいものかと思います。
現状まだ次はわかりませんが次のリアルイベントも非常に楽しみです。

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